38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

初冬の夜に、無伴奏。

2018年12月19日 | 農と暮らしの日記
夜の木造園舎。
凛とした冬の空気に、ぴたり。



師走も後半に入った週の前半(わかりにくい!)、3日間の記録。
月曜は前日の雨が未明まで。日中も時々小雨。火曜は曇り時々晴れ、水曜は晴れ時々曇り。

月曜、午前中に市内配達、小麦の製粉(中力・全粒粉)仕上がり受け取り。
午後は台所からの排水の掃除。ちょっとさぼりすぎた。来年はもう少しこまめにね。夕方、荷造り。
夜、ラジカセでUSBに録音しておいた昨夜のFM、村上ラジオ第3回を聴く。クリスマスソング特集。

火曜、午前中に机仕事、午後は新居浜方面から西条市街の配達。
図書館に寄り、貸出2冊。

水曜、いつものところで髪を切ってもらい、その足で畑へ。今度は自分が挟みを握って収穫。
午後、少し机仕事してからまた収穫。日暮れて、真と図書館へ。新着から貸出3冊。



水曜の夜は図書館からそのまま、お堀の中にある西条栄光教会へ。
(お堀の中じゃ変だ。お堀の内側、西条高校の隣)

中西弾さんのバイオリン独奏を聴く。
主にバッハの無伴奏ソナタ、パルティータから。

約1時間半、とても贅沢な時間でした。演奏者と企画された方々に感謝。
子どもたちが飯岡小学校時代にお世話になった先生方にもお会いできてよかったです。
ありがとうございました。

それにしても、これほどの内容で1,500円はなんだか申し訳ない感じ。
高校生の真はなんと500円。若い人たちにこういう本物の生の音を聴いてほしい。



会場の西条栄光教会・礼拝堂は1951(昭和26)年に建築されたそうだ。
隣接する牧師館はつい先日、改修工事が終わったばかりで、演奏会の後に皆さんと一緒に見学させていただくことができた。
こういうものを残そうという気持ちこそが、このまちの豊かさか。

設計はともに、当時、倉敷レイヨン営繕部に所属していたという浦辺鎮太郎(1909-1991)。
この会社が工場を建てたことで、西条が得た財産ははかりしれないなあと、あらためて。
冒頭写真の栄光幼稚園・園舎も氏の作品とのこと。



就農以来、お金を払って音楽を聴いたのは初めてかも。
会社員時代もコンサートやライブにはほとんど行ってないけど。
そもそもクラシックはふだんあまり聴かないし。

教会での演奏で思い出すのは、葉山のイエズス孝女会修道院。
たぶん渚もベビーカーに乗っかったまま聴いたのではなかったかな。
鈴木秀美さんのチェロでバッハ無伴奏。
コメント (4)
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