38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ダムと洪水、秋雨続く。

2018年09月13日 | 農と暮らしの日記
8月の末に条播きした大根。
2週間とちょっとで、本葉も広がってきた。

が、虫の食害(たぶん)もぼちぼちと。
2条で播いたうちの右の列から食われている。それを見越して厚めに播いたけど、食う側からすれば、密に餌があるほうがうれしいかも。
大根は葉の生育が早いので、うまくいけば虫の勢いに勝つことができるのが。



きょうも雨。
水曜、木曜の記録を。

先週、9/4(火)の台風21号のあと、水木金と雨は降らず、土日が大雨で月曜も降って警報が出て、火水はほぼ曇り。
そして、きょうはまた朝から雨。量はさほどではないけれど、日が暮れるまでしとしとと。
当然、畑の乾く間はない。

台風の前、9/3(月)に播いた人参は労せず発芽が揃った。
やっぱり気温だろうか、7月に1回、8月に2回播いた人参はことごとく発芽が揃わず、この人参がこの秋冬の最初で最後の人参になる。
10月か11月にもう1回、こんどはトンネルで播いて、3月頃から小さいのがうまく採れるといいのだけど。



水曜、畑が乾かず、ほぼ机仕事。
木曜、収穫、出荷、あれこれ育苗の種播き。苗が貯まっていく。

週間予報、10日間予報に傘マークが復活し、この週末、土日までは雨模様。
週明けから曇りや晴れで、次の週末(秋分の日の3連休)あたりにまた傘マーク。
その前の来週の平日に畑が乾かなければ、年内の野菜はかなり厳しくなる。



7月の西日本豪雨で多数の死者が出た愛媛県南予地方。
緊急放流後に市内で洪水が起きた肱川の野村ダムは、最近、増水に備えた空き容量を従来の350万トンから500万トンに増やしたという。
渇水時の生活水や農業用水の確保のために貯めている分を減らし、災害への備えを優先した形だ。

用水と治水のバランスに正解はないのだろう。
今回の空き容量の増で、大雨による満水、放流までの時間(避難するための余裕)はどれくらい増えるのか。

ニュースによると、これまでより15分プラス、ダムの水かさで約2mだそうだ。
1分で10万トン。有効貯水容量は約1,270万トンだから、ものすごい素人的な単純計算で、空っぽの状態(に、できたとして)から満水までは1,270万トン÷10万トン=127分=約2時間?

西条市・加茂川の
黒瀬ダム
の有効貯水容量は3,400万トン。
洪水貯水容量は800万トン。
コメント
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