38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

お日待ち、10日ぶりの雨。

2017年01月08日 | 農と暮らしの日記
正月の町内の神事、「お日待ち」に備えられた餅。
一夜明けて、軒数に切り分けたものを、我が家にもいただいた。

餅は計1升の二段重ね。
それを今回は17軒で分けた。一応、等分になるように包丁で切るわけだけど、まあ、かなり大雑把な目分量で。ことしの「お世話人」の2軒のうちの1軒にうちが当たっていたので、僕も二段重ねのうちの1段を切り分けた。2人で相談して、上の段を6つに切り、下を11個に切ることにしたのだけど、そもそもその配分が適当(=適切という意味じゃなくて、アバウトの意味)なので、「気持ちだけ等分」という感じで。

これ、本当に難しい。
ピザのように放射線状に切るのであれば、上下2段の目方を計って、それぞれを何切れにするか決めれば、まあまあうまくいくんだろうけど、例年、半円に切ったものを、あとは魚の骨のように、あとの切り目は背骨に直角に入れていく切り方だったと思うので、そうした。
数学が得意な人はこういうのも得意なんだろうか。

これ、もしかしての話ですが。
もしかして、この2段重ねの餅をスマホで写真撮って、そういうアプリがあったとしたら、「17等分」とか入れたら、どういうふうに切ったら17等分になるかの切れ目を写真に赤線とかで示してくれるような機能って、あるんだろうか。
どうですか?

(いま調べてみたら、ケーキを放射線状に切るのはあった……。あるんですね……。)



2017年、1週が過ぎた土日の記録をまとめて。
土曜は晴れ、夜遅くか翌未明に降り始め、日曜は予報どおりほぼ終日の雨。

土曜、朝ごはんは、大根葉やほうれん草でなんちゃって七草粥。
午前中に2時間ほど、上記のお日待ちの準備で買い物や集会所など。
昼ごはんは、鶏としろ菜・玉葱炒め、昨晩の豚汁。
午後は家の中の仕事、夕方から集会所でお日待ちの準備。薫も台所関係で。
17時半から、お日待ちの神事。18時頃から自治会の総会、18時半頃から懇親会。21時頃に帰宅。



お日待ちや懇親会の参加者が年々減っている感じ。
高齢化するから仕方ないけど、なんとかその速度を緩やかにしておきたいのが正直なところ。といっても、僕(と兄妹も)が実家を離れて実家は親だけになっているから、あちらでは僕自身がそういう原因になっているわけだ。西条あたりだと、実家を離れていても祭りなどでは行き来して、両方の地域に顔を出して役目も果たしている人たちも多く、えらいなあと思う。
せめてもここで、できるだけのことは。



日曜、朝ごはんは、昨晩の懇親会の折詰めの残りなど。
8時頃から集会所で世話人2人で冒頭の餅切り、台所などの片付け仕上げ。各戸を訪ねて餅配りと集金。
10時頃に終わって帰宅、机仕事など。
昼ごはんは、折詰めの最後の残りの煮魚・焼き魚と、豚・玉葱炒めなど。
午後は3時間ほど読書。300ページ以上ある分厚い本なので、斜め読みの一気読みで読了。
晩ごはんは、お好み焼きと焼きそば。



雨は12月29日以来、10日ぶり。
夏と違うから降らなくてもいい雨。降っても思い切り困るというわけでもないけど、かなり降ったから、しばらくはトラクタを使うような仕事にはならない。まあいいか、という多少の猶予がある、1年でもここしかないという貴重な季節といえる。
それにしても、年が明けても暖かい。
コメント
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