38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ソーセージを、手作り。

2006年02月26日 | 農と暮らしの日記
「午前100%、夕方まで雨」の予報。
これを見越し、耕せるところは昨日のうちにトラクタを一通り入れておいたので、今日はこの半月を内省する殊勝な日としてもよかったのだが、ちょうど加入を検討している生協(愛媛ゆうき生協)主催の「ソーセージ作り」がお隣の新居浜市であると聞いていたので今後の「食」産業を展望するための取材を兼ね(というか食い気が勝り)、久しぶりにJR四国の鈍行に乗車する。

本日の先生は宇和町(西予市)から。
燻製工房、ゆうぼくの里のオカザキさんが、短い時間で楽しく体験できるようにプログラムされたようで、約1時間半で参加者手作りのソーセージが完成。具体的な作業は、挽肉をこね、それを水鉄砲のような道具を使って羊の小腸に搾り出し、適当にひねったものを70℃くらい(だったか)の湯でゆっくりと茹でて殺菌、という簡単なもの。燻製は時間の都合で今回はなかったが、大変おいしくいただいた。

雨は朝のうちに上がってしまった。
「食い気の一日」はもちろん「内省の一日」で日没を待つわけにもいかない状況となり、午後は裏の畑の小さなハウスの建設に本格的に着手。先日掘った穴に左右のパイプを立て、脚立に乗って天の部分でつなぐところまで、なんとか終了する。

逃げる2月もあと二日。
車窓の山里にも春の色が浮かぶ。
コメント
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