サンマード様式とは17世紀フランスの建築家フランソワ・サンマールが考案したとされる屋根
寄棟家屋の外側の4方向に向けて2段階の勾配をきつくした屋根
天井高を大きくとったり、屋根裏部屋を大きく設置したりできる
大正末期、岸和田城のすぐ近く、五風荘の裏にサンマード民家(十数軒の借家)が建てられました
十数軒のうち何軒かは老朽化のため取り壊されたが現存する建物では今もなお住民が生活しているようです
今では大変貴重な洋風集合住宅であり、大正から昭和にかけて紡績で賑わった頃の岸和田を偲ぶことが出来ます
五風荘
この岸城町には十六軒長屋といわれる建物が残っています
全長120m、大正11年ごろに建てられたそうです
軒先を長く揃える2階建ての和風建築
2軒ごとに共用していた井戸なども現存、いまでも大勢の人たちが住んでいるそうです