晋ちゃんの気ままな散歩道

あっちこっち横道にそれたり休んだりしながら気ままに散歩しています。

あの町この町、針のみち

2017-09-18 17:15:15 | ウオーキング
      
          
          あの郵便ポストの横に石造りの道標が見えます。
          「でんしゃのり」「はりみ」途中で切れています。  


          
          その先にも石造りの道標が見えます。
          
          近づいてみると「はりみち」「でんしゃのりば」とあります。

          大正3年(1914)に南海平野線が開通した際、
          中野駅から中野鍼灸院まで320mの間に、
          7基の道標「はりのみち」が辻の角々に建てられました。

          その後、平野線は廃線になりましたが、
          現在でも2基の道標が残っています。


          
          その角を右に曲がるとこの一帯が「中野鍼灸院」です。                         

                
          
          中野鍼灸院は平安時代の延歴(782~805)頃に出来た。
          「中野降天鍼療院」は(屋号)です。
          平安時代から一子相伝を守り、男児が生まれない時は
          女性も当主として鍼灸術を習得して現在に至っている。
      
          
          
          初代は延歴20年(801)に生まれ、
          弘法大師が布教の途上、当家に宿を借りたお礼として
          当時最も進歩した鍼術とつぼを示す「遂穴偶像」(木造)
          と金針を授与された。
          その木像は今も中野家に伝えられている。


          
          その曲がり角の反対側にお地蔵さんがあり
          近所のおばさんが綺麗に掃除していた。
 
          

          
          針中野駅、近鉄南大阪線の駅。
          大正時代に鍼灸師の中野家第41代目が、
          大阪鉄道の開通に尽力し、そのお礼として
          1923年の開通時鍼灸院の最寄り駅の名前を
          「針中野」にしたと言われている。

      
     
     針中野駅の前に全長730m(東西190m、南北540m)の駒川商店街がある。
     天神橋商店街、千林商店街、十三本一商店会などとともに    
     大阪を代表する商店街である。
     ちょうどお昼、ここで昼食になりました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あの町この町、針中野 | トップ | 加山又造展 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ウオーキング」カテゴリの最新記事