晋ちゃんの気ままな散歩道

あっちこっち横道にそれたり休んだりしながら気ままに散歩しています。

川柳の勉強

2018-04-12 21:22:00 | 読書
                    
                    図書館の新刊書コ-ナ-で見つけた。
               永六輔が「東京やなぎ句会」で詠んでいた句を年代順にあつめたもの。
               昭和44年(1969年)1月から始め平成27(2015年)5月まで続いている。
               川柳作りの参考になるかと思い借りてきた。
  
               昭和44年1月にはじめて読んだ俳句5作、本人が、最初の句は忘れてほしい、
               これ以上ひどい句は作っていない、「ひたすら恥ずかしい」「ひたすらおぞましい」
               と言っているのでここでは出さない。

               2句目「元旦に別ればなしの老夫婦」は、今なら立派な川柳だ。
               全部で2,000句余りを収録しているが、川柳に近いものも多くみられる。

               永六輔といえば中村八大、坂本九でヒットソングの作詞者であった。
               しかし、「俳句を楽しむようになったら作詞が出来なくなっちゃった。」
               俳句は削って、削って、削って作る、作詞は足して、足して、足して作る。
               その切り替えができなくて作詞をやめたと言っている。

               ベストワンの句は
               「寝返りをうてば土筆は目の高さ」
               見事な俳句だ。
               ほかにもいいなと思う句が沢山ある。

               俳句も川柳も数多く詠むことだと思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする