わーい、阪神また勝ったーq(^^)p
...じゃなくて、今日はJCBホールに行ってきました。
ボクシングファンの多大な注目を集めた榎洋之vs粟生隆寛は
ジャッジ三者が揃ってドローという判定を下しました。
判定については、私もほぼ五分と見ました。
会場で見た率直な感想としては、緊迫感のある良い試合でした。
初回、思ったよりも動かず、受けて立つ構えを見せた粟生に対し、
榎は最初から追いかけるイメージだったのでしょうか、
やや意表を突かれた感じに見え、序盤、粟生の右リードと
速い連打で先手を取られ、それが終盤まで響いたような印象でした。
榎は中盤から、サウスポー相手でもいつもと変わらず左ジャブを当て続け、
ポイントを奪い返しにかかりますが、右の攻撃にはほとんどつながらず。
粟生は終盤、榎のジャブに苦しみながらも左アッパーを好打。
試合終了後、両者がコーナーに駆け上がり勝利を主張しましたが...。
ドローの判定を受け、場内はほぼそれに納得していたように思います。
私も同じ思いでした。
繰り返しますが、両者はそれぞれの持ち味を出して、
緊迫感のある試合を見せてくれました。
しかし、ボクシングファンの期待を集め、日本屈指の好カードと言われ、
JCBホールのこけら落としとなる、世界挑戦者決定戦。
こうした「大舞台」「大試合」としての期待に応える試合だったかどうか、
という点では、この試合にやや不足を感じました。
私は試合前に、両者のここ数戦の不調を精算してもらいたい、という
期待をしていました。
その期待は粟生の序盤における、意外な出方、足をそんなに使わずに
榎と正対し、今まで不足を言われた右リードを数多く出して闘う姿によって、
ある程度は実現されたと感じます。
対する榎は、サウスポー相手、しかも粟生相手であっても、
いつも通りに違和感なくジャブを当てていき、こちらもさすがと思わされました。
しかし、やはりこの両者が、近く世界に挑むとしたら、という話になると、
「それはどちらが行っても、クリス・ジョン攻略は難しい」ということで、
試合後の飲み会において、全会一致の結論が出ました。
そういう話とはまた別に、好カード、好試合であったはずなのに、
なんだか唐突にWBAによって承認された「挑戦者決定戦」という看板が、
終わってみれば、ちょっと余計だったような気がします。
さて、両者及び両陣営は、再戦にあまり積極的でないような報道がされています。
しかし、試合後、苦笑い(?)を浮かべていた榎洋之、
悔しさから涙を落とした(ように見えた)粟生隆寛、
共に今回の試合で足りなかったものを得るために、
是非、再戦して、雌雄を決してもらいたいです。
その試合において、勝者が世界挑戦で勝利しうると思わせる何かが
今度こそ見られれば、何よりなのですが...。
...じゃなくて、今日はJCBホールに行ってきました。
ボクシングファンの多大な注目を集めた榎洋之vs粟生隆寛は
ジャッジ三者が揃ってドローという判定を下しました。
判定については、私もほぼ五分と見ました。
会場で見た率直な感想としては、緊迫感のある良い試合でした。
初回、思ったよりも動かず、受けて立つ構えを見せた粟生に対し、
榎は最初から追いかけるイメージだったのでしょうか、
やや意表を突かれた感じに見え、序盤、粟生の右リードと
速い連打で先手を取られ、それが終盤まで響いたような印象でした。
榎は中盤から、サウスポー相手でもいつもと変わらず左ジャブを当て続け、
ポイントを奪い返しにかかりますが、右の攻撃にはほとんどつながらず。
粟生は終盤、榎のジャブに苦しみながらも左アッパーを好打。
試合終了後、両者がコーナーに駆け上がり勝利を主張しましたが...。
ドローの判定を受け、場内はほぼそれに納得していたように思います。
私も同じ思いでした。
繰り返しますが、両者はそれぞれの持ち味を出して、
緊迫感のある試合を見せてくれました。
しかし、ボクシングファンの期待を集め、日本屈指の好カードと言われ、
JCBホールのこけら落としとなる、世界挑戦者決定戦。
こうした「大舞台」「大試合」としての期待に応える試合だったかどうか、
という点では、この試合にやや不足を感じました。
私は試合前に、両者のここ数戦の不調を精算してもらいたい、という
期待をしていました。
その期待は粟生の序盤における、意外な出方、足をそんなに使わずに
榎と正対し、今まで不足を言われた右リードを数多く出して闘う姿によって、
ある程度は実現されたと感じます。
対する榎は、サウスポー相手、しかも粟生相手であっても、
いつも通りに違和感なくジャブを当てていき、こちらもさすがと思わされました。
しかし、やはりこの両者が、近く世界に挑むとしたら、という話になると、
「それはどちらが行っても、クリス・ジョン攻略は難しい」ということで、
試合後の飲み会において、全会一致の結論が出ました。
そういう話とはまた別に、好カード、好試合であったはずなのに、
なんだか唐突にWBAによって承認された「挑戦者決定戦」という看板が、
終わってみれば、ちょっと余計だったような気がします。
さて、両者及び両陣営は、再戦にあまり積極的でないような報道がされています。
しかし、試合後、苦笑い(?)を浮かべていた榎洋之、
悔しさから涙を落とした(ように見えた)粟生隆寛、
共に今回の試合で足りなかったものを得るために、
是非、再戦して、雌雄を決してもらいたいです。
その試合において、勝者が世界挑戦で勝利しうると思わせる何かが
今度こそ見られれば、何よりなのですが...。
緊張感はさすがでしたがお互い見せ場が・・・
あとランキングが上の榎選手が引き分け=防衛
って事で即世界戦でいいんじゃないでしょうか。
再戦は世界戦ででも・・って無理かな??
がんばれー
粟生は、ここ数戦の方向性が見えない闘い方からすれば、良くなっていたと思いますし、榎もあのジャブはさすがだと思いましたが、おっしゃるとおりお互いにもうひとつ足りなかったですね。
再戦しないなら榎の方が挑戦というのは、話としては筋が通っていると私も思います。そもそも粟生がなんで世界4位なのか、私にはさっぱりわかりません。彼は今まで、そんなランクを得るだけの相手と闘ったことは、ただの一度もありませんし。
しかし、榎の現状を考えると、世界挑戦にも明るい展望は見えてきませんね...なんであんなに左「だけ」になってしまうんでしょう。コンディションの問題でしょうか。少なくともこの間の試合展開の中で、あんなに攻められないような理由があったとは思えないんですが。