村田諒太、プロ転向...は、まだ完全に決まったわけではないようですね。
連盟からは「引退勧告」が出る、という記事も見ました。
どうやら、AIBAのプロ団体参加問題が絡んでいるような感じです。
これに参加した選手でも五輪参加は認められる、日連も選手の参加を決めたと
少し前に報道されましたが、さらに一歩進んで、これに参加しないと五輪に出られない?
というようなことになるのかも知れません。
アマとプロの垣根が良くも悪くも揺らぎ、連盟もAIBAとの関わり方が難しくなってきた今、
引退か続行かプロ転向か迷った村田に対して、少なくとも表向きは
厳しい態度を見せないといけないのかもしれませんね。
何にせよ、良い形で話が進んで欲しいものです。
もう、一昔前までの、不毛なプロアマ対立みたいなのはご免ですから。
自分は、プロになるならんの話よりもプロで通用するのか、ロンドンオリンピックでの金メダリストならば、現在のプロボクシングでの同階級当たりの世界レベルで戦う力があるのか、が、オリンピック中から気になっていたからです。
本当に金の卵とか宝とか言われる程なのでしょうかね…。
オリンピックの試合見る限り、とても村田には酷に感じます。実際プロのルールで戦ってみないとわからんですが。
今までオリンピックではメダル獲得だけでも夢の話だったところが、金メダル獲得、なんと二人の選手のメダル獲得と信じられない結果が出た大会なんですが、??なんですよね。純粋な気持ちで日本のレベルが上がったと思って良いのか。あまり安易な考えは持ちたくない性格なんで(笑)。
とにかく自分が村田に思うのは、本当にプロでやる気なら、もっと我が道自己中身になるべきだと感じます。アマ関係者など迷惑がかかる方々もいるかもですが、プロアマの溝とか関係なく、屁理屈なルールなんかぶっ壊わすくらいの覚悟と強い心でプロに殴り込む気持ちを見せてもらいたいですね。プロの世界、なんだかんだあっても勝てば済むのですから。ズバリ言えば、辰吉道ですかね!
あまりプロアマの関係の事は詳しくないのですが、村田の動きで日本ボクシング界が大きく良い方向に行ってもらいたいです。
しっかし平気でTBS方式の世界タイトルマッチが行われているボクシング界ですからね…。本物がいてもかたや一般層に説明もつかん変なもんも存在するボクシング界ですからね…。フジテレビが入るなら更に酷な事が広がる事ないでしょうね…。
うちの職場の社長さんなんか今だに井岡が世界五位の選手に勝って、何で世界チャンピオンか、と聞いてきます。どうしても納得させる事ができません(笑)。
最近の村田は、言ってみれば「ジョージ・フォアマン・スタイル」とでもいうべき、一打ずつに重きを置いた攻撃スタイルを採ってきましたが、以前はもう少し普通な感じのボクサーファイターだったように記憶しています。今から色んなスタイルを使い分ける柔軟性があるかどうかがわからないところですが。
突然のメダリスト誕生も、アマチュア側の大幅な体制刷新と、方針転換が実を結んだということで、故無きことではないと見ています。新会長になって、国際大会への選手派遣が増え、プロとの交流(合同練習や人材の行き来)もあり、それらが好結果の一因であることは間違いないでしょう。
実際、高二でインターハイを制し、大学一年時に黒岩守に敗れて全日本準優勝の大橋秀行がプロ転向した際、戦績は50戦前後だったと思いますが、井岡一翔や井上尚弥は、二十歳そこそこでプロ転向した時点で、100戦を越える戦績を持っています。井上のように、U-15大会出身の選手が、五輪出場まで後一勝と迫った事実もあります。こうしたプロアマの良い関係が、今回の村田の件で崩れたりしないように願います。山根会長は村田の件についてあれこれ言う反面、プロ転向のルール作りに言及するなど、プロとの関係を壊したくない意志が垣間見えたりもしますので、希望は十分にあると思っています。
TBSとフジテレビが、どの程度違うのか、似たり寄ったりなのかは、今後の井上や村田のキャリアがそれを証していくのだろう、としか言えません。井岡一翔にしても同じくで、近々、4月末の試合がどうなるのかで、彼への評価はかなり揺らいでくるのでは、という気がします。
いえいえ、ちゃんと調べてから書けばいいものを、という話ですので...ええ加減なことで申し訳ありませんでした。