前日本フェザー級チャンピオン、丸田陽七太がライト級へとクラスを上げる旨、ブログにて表明しました。
彼のキャリアについて、順を追って語る内容ですが、当初のバンタムからフェザーへと、身体が出来てくる、その都度適切なクラス転向をしてきた選手であることがよくわかります。
しかし阿部麗也戦での敗戦、もちろん阿部の殊勲であると同時に、丸田にも苦しいところが出てきているのは明らかに見えました。
もう一階級上げるかな、と思っていたら二階級ですが、身長が180センチあるとなれば、ライト級でもまだ長身選手の部類でしょうし、無理な印象は無いですね。
それこそ、ようやくアルゲリョと同じくらいになったかな、という感じもするくらいで。
今、AmazonPrime配信の試合で伊藤雅雪、中谷正義を連破した吉野修一郎を頂点に、三代大訓や宇津木秀など、充実した上位陣がいるクラスですし、彼らと闘うところまで、実績作りは当然、転級後の適応のために1~2試合は必要でしょう。
そこを内容、結果共にクリアできれば、充実したクラスに新たなタレント参入、と言えることでしょう。
何しろスタイリッシュで、パワーがあって、男前。
関西リングのみならず、全国区のスターになっておかしくない素養を持ったボクサーです。
今後は階級を上げることで、体格やパワー以外の「質」を問われる割合が増すわけですが、そこをどう乗り越えるか。
ファンとして大いに期待し、見て行きたいですね。
さらに頭クラッシュで視界に異常あった。こりゃ仕方ないですね。ライト級でも頭一つ大きい長身、私も決断支持します。
最近無茶な階級縛りなく、こういう話があるのは良い傾向。
あの誰も届かない距離から入り、すぐに届かない距離に去る丸田くんだけのワールドがまた見たいです
あの試合はまずは天才阿部、遂に戴冠、という面を見るべきものでしょうが、確かに丸田の方も気にかかるところがありましたね。もちろんボクシングに限らず、勝負事って結果が正解となってしまう部分もありますが、ライト級転向、まずは本人と陣営の判断を支持したいですね。無理なコンディションにこだわって、ボクサーとして崩れていったのでは、と見える事例には事欠かないのがこの世界ですからね。