さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

「井上ダブル世界戦」正式発表 ウーバーリvs井上拓真戦も決まる

2019-08-27 02:06:48 | 井上尚弥



ということで、今日、11月7日の試合、正式発表があって、会見も行われました
ノニト・ドネアも来日、会見に登場。
対戦相手の来日というのは、村田関連の試合では何度かありますが、普段はそうそう無いことです。
これも、普通の試合とは一段違うグレードの試合ならでは、と言えましょうか。

記事は色々出ていますが、目を引いたのはこの記事
井上が自分に憧れていた、という話に対するドネアのコメントは、ひとこと、知性を感じます。
長年に渡り闘い続け、心身ともに疲弊し、悪い意味で色々と「切り捨て」てしまっている、そんな風情のベテラン選手もいますが...。
この人、頭涼しいな、ボケてへんな、冴えとるな、という。

ノニト・ドネアの、ボクサーとしての感性は、少なくともまだ若々しいものがある。
それでいて、良い意味で、ベテランとしての含蓄もある。
それが端的に見えたように思います。
この辺、改めてですが、ちょっと怖い、畏るべし、という印象ですね。


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セミではWBCバンタム級王座統一戦、ノルディ・ウーバーリvs井上拓真戦も決まり、こちらも発表。
当日は「井上ダブル世界戦」になります。考えたら凄い兄弟ですわ。いやホンマに。

自分の「型」を持っていて、それをフルラウンド貫き通す頑健さ、揺るぎなさがある。
見ていて魅力的かどうかというと別ですが、敵に回すとなると、非常に手強い。
それがノルディ・ウーバーリへの変わらぬ印象です。

井上拓真の実力は、兄との比較は厳しいにせよ、単品として見て、世界上位を伺うに十分なものがある、とは、今まで試合ぶりを見て、何度も書いてきたことですが、いよいよその真価が問われるときが来た、と思います。
現在、日本のバンタム級では、兄を除けば間違いなくナンバーワンの選手ですし、その選手がタイトルホルダーに挑む一戦として、こちらも要注目ですね。


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この日は平日ということもあり、これ以上のタイトルマッチは組まれないと見るべきなのでしょうね。
土日ならまだしも、平日に3つ以上並べたら、観戦に間に合わない人も出てくるでしょうし、そもそもTVの枠が厳しいですし。

そういえば日曜日、DAZNのライブ配信を見ていたら、全試合終了後「あちら」のDAZNにおける、今後の配信予定の告知がありました。
9月のデビン・ヘイニーやら、ハイメ・ムンギアやらの試合に続いて、10月5日(日本時間6日ですね)はゴロフキンvsデレビヤンチェンコ。
で、その次が11月7日の、ナオヤ・イノウエvsノニト・ドネアでした。


この試合について言及するや否や、コメンタリーの声のトーンが上がりました。
実況の方が “monster naoya inoue,perhaps pound for pound king” と言えば、解説のセルジ・モーラさんですかね、“inoue scary,he scary ”と、感嘆するような声色で応じていました。

“perhaps”は余計や、と思うものの(笑)まあ、PFPキングたりうるかもしれない、と目されているだけでも凄いことです。
実際、言葉の意味、ニュアンスとは別に、ご両人の声は、それまでの試合を語るときよりも、明らかに弾んだものに聞こえました。

まあ、中量級やそれ以上の選手が、良い試合を続けたら、多少順位の変動があったり、媒体によっては大幅に落としたりする、PFPたってそのくらいのものかもなあ、なんて思ってたりもしたんですが...少なくとも放送関係者や、識者の間では、その認知は思う以上に確固たるものがあるらしい、と感じることが出来ました。ちょっと嬉しかったです。

当日、「あちら」のDAZNでも、けっこう広くに見てもらえる感じではあるんでしょうかね。曜日や時間の条件は厳しいものがあるにせよ。
もちろんこちらは、クラシカルに地上波テレビの放送を録画して見るわけですが、なんなら後日配信でいいので、英語実況放送がどんな感じだったか、DAZNで配信してもらえんかなぁ、なんて思った次第です。
まあ、これはそのうち、YouTubeに出回ったりするんでしょうが...。



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ということで、一曲。
BUMP OF CHICKEN「流れ星の正体」。






コメント (7)
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