さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

希望

2011-03-14 23:13:44 | 海外ボクシング
何とも言えぬ感情に支配されたまま、週末が過ぎて今日に至りました。

とりあえずこの詩を見つけて、少し心の霧が晴れたような気がしました。

いついかなるときでも紡がれる、時代へのカウンターパンチの如きビートと言葉に、
もうずいぶん長く支えられてきたような気がします。
若い頃、まあいろいろあって、本当に日々を絶望と共に生きていたとき、
彼の次のアルバムを聴くまでは生きていようか、なんてことを
自分に言い聞かせていたことが、恥ずかしながらあったりします。

今回もまた、思わぬ形でその頃と同じような感覚を得ました。
とりあえず、このブログを書こう、と思うに至りました。
今日は結果知らずでエキサイトマッチを見られることだし、と。


そういうことで今、録画を見終えたミゲル・コットvsリカルド・マヨルガ戦、なんですけど。

なんとも言いにくい試合でしたね。
高柳アナが言うほど、スリリングな試合とは全然思わず、格調高い試合とも言えず、
でもすごく見ていて面白くて、でもよくよく見ると、やっぱそんな大した試合でもない...(笑)
なんとも言いにくい、言葉を選びにくい試合でした。

リカルド・マヨルガ、これで引退とのことらしいですが、まあボクサーの、
まして、言っちゃ何ですがこの手のボクサーが言う「引退」なんて、誰も真に受けはしないんですけど、
まあなんというか、長年、どんな選手が相手でも、自分のスタイルというか芸風というか、
そういうものをきっちり見せて、勝ち負けとは別の存在感をアピールし続ける姿、
積極的に好きとは言いませんが嫌いじゃなかったです。どないやねん(笑)

対するコットはというと、勝ったとはいえ万々歳とはいかないんじゃないすか、という感じ、でしょうか。
終始安定、万全、でしたけど、本当にこの試合、この相手に「それだけ」で良かったのかなぁ、というか...。


コメント (5)
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