さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

リゴンドー、改めて脅威

2011-03-20 18:21:37 | 海外ボクシング
 ギジェルモ・リゴンドーvsウィリー・ケイシーのWBA暫定スーパーバンタム級タイトルマッチ、
 本日行われた試合の動画がありました。
 これはタイムリーオンエアはなかったと思いますので紹介させていただきます。消されているかもしれませんが。
 ビタリ・クリチコvsオドラニエル・ソリスは明日WOWOWありますので結果は書きません。

  
 しかしこれ、言葉通りの意味で、どうしようもないですな。
 ことごとくカウンターで来る左アッパーのレバー打ちを完全に外しきれるもんでもないでしょうし、
 さりとて食ったら一発で動けなくなってしまう。反則ですね、こうなると。
 思えば前回パッキャオのセミで対戦して判定まで粘ったリカルド・コルドバが
 いかにグレードの高い選手か、ってことを改めて知らされた感じです。
 
 この挑戦者、全然知りませんでしたが地元じゃかなりの人気のようで、場内の熱狂度は相当なものでした。
 しかし3分と経たないうちに...あんまりといえばあんまりな話ですね、本当に。
 まあボクシングというものは、まして仮にも世界と名のつくタイトルマッチというものは、
 ちったぁ空気読めとか手加減しろとか言う筋合いのものでは断じてないのですが、
 こんなにもあんまりにもあんまりなものを見せられると、そんなことさえちらっと思いましたね。
 
 AIBAワールドカップと五輪を二度ずつ制覇したギジェルモ・リゴンドー、もう30歳ってことですが
 7戦目であのコルドバに勝ってしまう一事をとってもさすがと思っていたものの、この初防衛戦で改めて、脅威を感じました。


 さて、正規王者の下田昭文や、あるいは他の日本人選手が、この選手と拳を交える日が来たりするんでしょうか。
 可能性ゼロとは言いませんが、普通に考えて、おそらくありえないんでしょうね。
 もし実現するならば、結果以前に試合が組まれた時点で拍手喝采ものではありますが...。
 
コメント (4)
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