さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

応援すべき敗者

2009-01-25 15:29:07 | 関東ボクシング
関西ボクサー依怙贔屓主義を掲げる私ですが、
それでもやはり良いものは良いということで、
帝拳の亀海と並んで、関東の若手ボクサーでお気に入りなのが
新田ジムの黒田雅之です。

軽量級らしからぬスケールの大きなボクシング、
ナックルを強く、良い角度で当てる様、
そして、融通が利かないほどにクリーンなスタイル。
かつての大橋秀行を思い出させます。

昨日は残念ながら前PABA王者リチャード・ガルシアの技巧に
判定を失いましたが、数々の課題を見せて敗れてなお、
彼の持つ魅力を楽しめる試合でありました。

これで3敗目となった黒田ですが、楽な相手にレコードだけ伸ばすような
安易なキャリアを作るボクサーよりも、こういう強敵、難敵との戦いに挑んで、
それを血肉として成長しようとする若いボクサーの姿こそ、
我々ボクシングファンにとって、応援しがいのあるものです。

先に引退した宮田芳憲しかり、そしてこの黒田しかり。
宮田は残念なことに無冠のままリングを去りましたが、
その存在感は怪しげな決定戦でチャンピオンとなったボクサーたちより
ずっと記憶に残るものでした。

もちろん、黒田には出来れば無冠で終わらず、頑張って
価値ある王冠を掴んで欲しいものですが。

それにしてもリチャード・ガルシア、初めて見ましたが
なるほど、評判通りの曲者でした。
ああいう相手に、日本上位の選手がどんどん挑んで行って欲しいものですね。

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