さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

井岡一翔デビュー戦

2009-01-29 23:39:55 | 井岡一翔
4月12日、大阪府立体育館、第一競技場でデビュー戦。
いきなり、メインイベンターとしてリングに上がるとのこと。
相手は日本ランカーとの対戦を模索するも、タイのトンタイレックに決まったようです。
まぁ、デビュー戦ですから、このへんはしょうがないでしょうか。
まずは井岡一翔の才能の片鱗を見られれば良し、というところでしょうね。


プロテストの際には、異例の当日合格発表があり、
その会見では3戦目で日本タイトル挑戦とかいう話もありました。
かつて石原英康がセレス小林に挑むも敗れ、達成ならなかった記録ですね。

これはあくまで個人的な感想ですが...
はっきり言って、もう、こういう話は聞きたくありません。
マスコミ向けのリップサービスに過ぎないのかもしれませんが、
それにしてもあまりに発想が古く、話として狭すぎます。
井岡一翔の才能が、仮に叔父を上回るものだったとしても、
或いは辰吉や名城をも上回るものであったとしても、
こういうボクサーとして闘っていくこと自体とは別の負担を与えないで欲しいです。
もう「浪速のロッキー」がもてはやされていた時代ではありません。
また、誰もが辰吉や名城になれるわけでもないと思います。


さらに言うなら、彼には亀田兄弟のアンチテーゼとなりうるような
キャリアを積んでほしいと思っています。

井岡弘樹の甥ということで、多大な注目を集める彼が、
その時点で対戦を考え得るカテゴリーの中から、常に強敵を相手に闘い、
それらの試合を鮮やかに勝ち上がり、亀田兄弟とは違う、
まっとうなスター選手になることは、昨今、少なからず色眼鏡で見られている
ボクシングというスポーツにとり、大きな意味を持つと思うのです。

...しかしこれ、考えたら、ある意味「最短記録」以上に過大な期待かも知れませんね(^^;)
このへんが毎度毎度、私の阿呆なところなのですが...。
とにかく井岡一翔のデビュー戦、まずは楽しみに待ちたいと思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする