またも情報シャットアウトの月曜日でした。
リナレス、バレロ防衛、松田直樹もルディ・ロペスに勝利。
メキシコの選手が3人も負けて、地元の観衆はさぞや不満だったでしょうが。
リナレスに挑んだガマリエル・ディアスは、岡山と大阪で見ています。
藤原直人、上原誠と闘った時は、リーチと目の良さ、左の巧さが目立つ
技巧派という印象でしたが、今回は自分から出て、右も惜しまず出しました。
ただ、やや膝が硬く腰高で、もうひとつパンチ力がないのは変わっていませんでした。
リナレス、初防衛戦が敵地、相手は指名挑戦者という厳しい試合でしたが、
途中攻められる場面もあったとはいえ、4Rにダウンを奪った右アッパー、
そして8R、フィニッシュブローとなった右ショートのカウンターなどには、
まさに天性を感じました。ベネズエラのみならず、近年の南米全体でも
屈指の逸材と言っていいでしょうね。
ただ、どうも彼のボクシングを見ていると、良くも悪くも
「これって、日本人の理想やなぁ」と思います。
綺麗に構え、型通りに打ち、連打の組み立ても順番通り。
もう少し、リナレス自身の個性を生かすスタイルが見えても良いような気がします。
そのあたりは、今後の課題というか、楽しみにとっておくべきことなのでしょうけど。
松田直樹とロペスの再戦は、放送されたラウンドを見る限りでは、微妙な感じです。
そもそもロペスという選手自体、「元世界王者」という肩書きに相応しい選手かどうか、
大いに疑問があります。ロペスが越本隆志に挑む前、メキシコで公開練習をやった時、
カンクンを中心に闘っていたロペスのことを見たことが無かった記者達からは
「これが本当に、今度世界戦に出る選手なのか。どこかの練習生じゃないのか?」と
疑問の声が上がった、という話があります。
だからというわけではないですが、今回の試合が「世界挑戦者決定戦」と
銘打たれていたのには驚きました。
これ、そんな試合かなぁ、というのが率直な感想です。
最後に、バレロの試合ですが、一言、相手が気の毒でしたね。ミスマッチでした。
リナレス、バレロ防衛、松田直樹もルディ・ロペスに勝利。
メキシコの選手が3人も負けて、地元の観衆はさぞや不満だったでしょうが。
リナレスに挑んだガマリエル・ディアスは、岡山と大阪で見ています。
藤原直人、上原誠と闘った時は、リーチと目の良さ、左の巧さが目立つ
技巧派という印象でしたが、今回は自分から出て、右も惜しまず出しました。
ただ、やや膝が硬く腰高で、もうひとつパンチ力がないのは変わっていませんでした。
リナレス、初防衛戦が敵地、相手は指名挑戦者という厳しい試合でしたが、
途中攻められる場面もあったとはいえ、4Rにダウンを奪った右アッパー、
そして8R、フィニッシュブローとなった右ショートのカウンターなどには、
まさに天性を感じました。ベネズエラのみならず、近年の南米全体でも
屈指の逸材と言っていいでしょうね。
ただ、どうも彼のボクシングを見ていると、良くも悪くも
「これって、日本人の理想やなぁ」と思います。
綺麗に構え、型通りに打ち、連打の組み立ても順番通り。
もう少し、リナレス自身の個性を生かすスタイルが見えても良いような気がします。
そのあたりは、今後の課題というか、楽しみにとっておくべきことなのでしょうけど。
松田直樹とロペスの再戦は、放送されたラウンドを見る限りでは、微妙な感じです。
そもそもロペスという選手自体、「元世界王者」という肩書きに相応しい選手かどうか、
大いに疑問があります。ロペスが越本隆志に挑む前、メキシコで公開練習をやった時、
カンクンを中心に闘っていたロペスのことを見たことが無かった記者達からは
「これが本当に、今度世界戦に出る選手なのか。どこかの練習生じゃないのか?」と
疑問の声が上がった、という話があります。
だからというわけではないですが、今回の試合が「世界挑戦者決定戦」と
銘打たれていたのには驚きました。
これ、そんな試合かなぁ、というのが率直な感想です。
最後に、バレロの試合ですが、一言、相手が気の毒でしたね。ミスマッチでした。