さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

ラスト10秒

2006-11-01 22:47:09 | 関東ボクシング
首長竜になってスカイAの放送を待っていました、
クレイジー・キムvsハビエル・ママニ戦。
もちろん結果も経過も全部知って見ていたわけですが、
それでもなお、あのラストシーンにはしばし絶句しました。

最近の海外の試合なんか見てると、ラスト10秒、
両手上げて足使って逃げてごまかす奴の方が多数派だったりします。
で、普段それ見て、腰抜けが!とか内心毒づいていたりするのですが。

でも、キムは行きました(もちろん、ダメージもあったのでしょうが)。
それが結果、アダとなりました。
もちろん、とやかく言えることではありませんし、
むしろそれを称えたいくらいですけど。
でも、今回だけは思わず「あほ、行くことないやないかぁ~」と
嘆きたい気分です。
ことほど左様に人の心とは矛盾に満ちたものなのであります(^^;)

でも、キムは立派でした。負けたけど、あっぱれでした。
本人は失意のさなかにあるのでしょうけど、
あんなすごい試合の果てに、あんなすごいドラマを作った
クレイジー・キムというすごいボクサーを、大いに称えたいです。
こんな称えられ方、本人、ちっとも嬉しかないでしょうけども...。

コメント (2)
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