ルドベキア
びっしりとこぼれ種が出る
思いっきり間引いたので少し寂しい
蝉の亡骸がコロリと横たわっています。でもあんなにないていたのを思いますと数が少ないです。高い木の上にしがみ付いたままなんでしょうか。
何処かで虫が「チチチチ・・・」と鳴いています。何の虫だろう・・・秋が其処まで来ているのでしょうね。急速に秋がやって来るのでしょうか。
蝉は何の為に生まれて来るのでしょうか?土の中に7年も幼虫で居て、地上に出てからは寿命は2週間程度、それも生む卵が約300個、その卵から成虫になれるのはほんの数個だといいます。と言う事は我家の庭の土中にも来年以降に生まれる予定の卵が成長しつつあるという事ですね。
2週間の間に子孫を残さなければなりません。あの五月蝿いと感じる声は求愛の声なんです。だから雄だけが鳴いて雌はなかないので(唖蝉=オシゼミ)と言うそうです。メスは地中に卵を産み付けた所で息絶えるのでしょうか。
盛んになくのは「クマゼミ」だと思うのです。「クマゼミ」は全国的だと思っていたら関西一円の蝉だそうで、近年関東にも住み始めたそうだ。「蜩」「油蝉」「ミンミンゼミ」「法師蝉」も鳴くのは聞いた事があるのですが、何処で聞いたのか思い出せません。蝉の種類は日本が一番多いそうです。
「クマゼミ」「油蝉」「ミンミンセミ」などは真夏の蝉ですが、「法師セミ」「蜩」は8月半ばから鳴き始める、秋のセミです。秋蝉は夏蝉のように団体で蝉時雨となくのではなく、順番にお行儀良くなくそうです。だから秋の寂しさを感じるのかも知れませんね。
北米には17年蝉と言うのが居るそうです。13年蝉もいる。13年17年の周期を持って大量に発生するので「周期蝉」と呼ばれる。周期ゼミは小枝に産み付けられて、6~10週で孵化し、地上に落ちてから地下にもぐって17年過ごすらしいです。これらは順番に地上にでるのではなく一夜に大部分が一斉に出てくる。たとえ17年に一度といえども時期を同じくして出てくるので、天敵に食われても数が居るので子孫を残す事が出来るのです。その数1m四方に1200匹以上です。2004年がその年に当たったので今度は2021年だ。
松尾芭蕉 「閑かさや 岩にしみいる せみの声」
山形市の山寺で詠まれた。昭和の初めこのせみが何せみかと言う論争が、山形出身の斉藤茂吉と東北帝大教授・小宮豊隆の間で起こったが、茂吉は「閑かさ」を「群蝉(ぐんせん)のなく中の静寂」と捉え「アブラゼミだといい、小宮は「岩にしみ入る」だから「細くて澄んでいて糸筋のように」なくニイニイゼミだと主張。茂吉は「それでは当然過ぎて面白みがない」と言い、小宮も「太くて濁って直線的で息が続かないアブラゼミの声では、誠に具合が悪い」と応じた。結果は茂吉の敗北宣言。理由は芭蕉が山寺を訪れた新暦7月13日はアブラゼミがなくには早いという理由とか。
私は声の調子から行けば「蜩」だと、また団体ではなかないという順番になくという「法師ぜみ」かなとも思ったが、二種類とも秋近くになくのだから時期的に合わない。
それでは蝉は何処でないているのか?岩の端にいるのか、近くに木が在ってそのなき声が岩に向けられ吸い込まれるように感じるのか。
「静かさ」ではなく「閑かさ」を使った状態は?
俳句って奥が深いね。あ~愉しかった学生時代に戻れて・・・
びっしりとこぼれ種が出る
思いっきり間引いたので少し寂しい
蝉の亡骸がコロリと横たわっています。でもあんなにないていたのを思いますと数が少ないです。高い木の上にしがみ付いたままなんでしょうか。
何処かで虫が「チチチチ・・・」と鳴いています。何の虫だろう・・・秋が其処まで来ているのでしょうね。急速に秋がやって来るのでしょうか。
蝉は何の為に生まれて来るのでしょうか?土の中に7年も幼虫で居て、地上に出てからは寿命は2週間程度、それも生む卵が約300個、その卵から成虫になれるのはほんの数個だといいます。と言う事は我家の庭の土中にも来年以降に生まれる予定の卵が成長しつつあるという事ですね。
2週間の間に子孫を残さなければなりません。あの五月蝿いと感じる声は求愛の声なんです。だから雄だけが鳴いて雌はなかないので(唖蝉=オシゼミ)と言うそうです。メスは地中に卵を産み付けた所で息絶えるのでしょうか。
盛んになくのは「クマゼミ」だと思うのです。「クマゼミ」は全国的だと思っていたら関西一円の蝉だそうで、近年関東にも住み始めたそうだ。「蜩」「油蝉」「ミンミンゼミ」「法師蝉」も鳴くのは聞いた事があるのですが、何処で聞いたのか思い出せません。蝉の種類は日本が一番多いそうです。
「クマゼミ」「油蝉」「ミンミンセミ」などは真夏の蝉ですが、「法師セミ」「蜩」は8月半ばから鳴き始める、秋のセミです。秋蝉は夏蝉のように団体で蝉時雨となくのではなく、順番にお行儀良くなくそうです。だから秋の寂しさを感じるのかも知れませんね。
北米には17年蝉と言うのが居るそうです。13年蝉もいる。13年17年の周期を持って大量に発生するので「周期蝉」と呼ばれる。周期ゼミは小枝に産み付けられて、6~10週で孵化し、地上に落ちてから地下にもぐって17年過ごすらしいです。これらは順番に地上にでるのではなく一夜に大部分が一斉に出てくる。たとえ17年に一度といえども時期を同じくして出てくるので、天敵に食われても数が居るので子孫を残す事が出来るのです。その数1m四方に1200匹以上です。2004年がその年に当たったので今度は2021年だ。
松尾芭蕉 「閑かさや 岩にしみいる せみの声」
山形市の山寺で詠まれた。昭和の初めこのせみが何せみかと言う論争が、山形出身の斉藤茂吉と東北帝大教授・小宮豊隆の間で起こったが、茂吉は「閑かさ」を「群蝉(ぐんせん)のなく中の静寂」と捉え「アブラゼミだといい、小宮は「岩にしみ入る」だから「細くて澄んでいて糸筋のように」なくニイニイゼミだと主張。茂吉は「それでは当然過ぎて面白みがない」と言い、小宮も「太くて濁って直線的で息が続かないアブラゼミの声では、誠に具合が悪い」と応じた。結果は茂吉の敗北宣言。理由は芭蕉が山寺を訪れた新暦7月13日はアブラゼミがなくには早いという理由とか。
私は声の調子から行けば「蜩」だと、また団体ではなかないという順番になくという「法師ぜみ」かなとも思ったが、二種類とも秋近くになくのだから時期的に合わない。
それでは蝉は何処でないているのか?岩の端にいるのか、近くに木が在ってそのなき声が岩に向けられ吸い込まれるように感じるのか。
「静かさ」ではなく「閑かさ」を使った状態は?
俳句って奥が深いね。あ~愉しかった学生時代に戻れて・・・