ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

柴田トヨさん

2011年06月27日 | 新聞から

        今年最後の我家の「百合」 ニューフェイスです   (11-6-25)



柴田トヨさんが昨日26日に100歳のお誕生日を迎えられました。寝たきりにも
ならず、アルツハイマーとも無縁で、良い日を迎えられました。

「くじけないで」を買い求めて、パソコンを打つ時の目の前にある本立てに置き、
フッと気弱になったとき、「くじけないで」と言う背表紙の文字を読むだけで、大
先輩が掛けてくださる声に「トヨさんから見れば、娘のような年代の私が、そんな
気弱でどうするの!」と自分を叱咤激励し、何となく心が和んでいる私です。

100歳を記念して、9月敬老の日までに「第2集」が出るそうです。9月は私の
誕生月、又自分に買ってあげようと思っています。

「くじけないで」は去年の3月に刊行されて、現在150万部。韓国と台湾でも翻
訳物が発売されているそうです。

産経新聞「朝の歌」の選者の詩人の新川和江さんも「この高齢で、素人のおばあち
ゃまが又詩集を発行するとは驚き、短詩型文学の世界では例がない」と話しておら
れるそうですが、そう言われる新川さんご自信も82歳と言うご高齢で頑張ってお
られるのです。

トヨさんは現在も息子さんとは別居で、一人暮らしだそうですが、やはり息子さん
の来られる週末が待ち遠しいそうです。ヘルパーさんの手は借りておられるよう
ですが、気持ちが確りしておられるから、一人暮らしにも、耐えられていくのでし
ょうね。

お写真のお顔がとても優しい。「幾つになっても女は綺麗にしなくては」と今でも
お化粧を欠かさないとか…。邪魔くさいからと「如何化粧してもしわくちゃやわ」
と何時もスッピンの私は穴があれば入りたい…。

ご本人は「死のうと思ったことが何度もあった私の人生で今が一番幸せです。読
者の皆様の為にも確りと生きていきたい」と言われたとか。「確りと生きたい」言
われることに力がありますね。さすがだわ!

「終わりよければすべて良し」  

ご健康を祈っております。




                 ↓   「白山吹」        (11-4-18)
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