ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

検査検査の日々でした

2011年06月07日 | 気にかかる

                今年初めて 庭で 「トンボ」 を見ました


先週の月曜日から土曜日まで、病院通いで、検査漬けでした。初めてMRIも受け
ました。何気なく「整形外科」を訪れたのがきっかけでした。

5月30日(月)「整形外科」に行きました。疲れた時に右足を引きずるという事と、
寝ている時に足を曲げて同じ姿をして居るのに気づき、まっすぐする時に痛いとい
う理由でした。只それは一過性のもので、昼の生活に響くということはありません。
只、一時的にせよ、痛むということは、骨に異常があるのではないか、一度レント
ゲンで見てもらおうということになったのです。

腰のレントゲン検査を受けました。その結果、腰骨の3つ目の間接が曲がっている
というのです。レントゲンを見て私にもそれは理解できました。しかし骨に異常が
あるわけではなく、何の手当てもない、痛めばシップを貼るなり、痛み止めを飲む
なりですといわれました。

次に高血圧の関係で内科に廻されました。「納得がいかないなら、木曜日に、脊髄
専門の先生が居られるので、診断を受けられてはいかが」と内科の先生の紹介で、
同じ病院内の脊椎専門の先生を紹介されました。その先生と心配なら「頭のMRI
の検査」を受けてはどうかと予約を入れてくれました。

6月1日(水)MRIは予約が午後4時でした。私が最終かと思っていましたが、
私の後にもう一人女性が居ました。私の前の方も女性でした。

MRIは凄い音だというのは、主人が2度受けに来て、待合室で待っている私の耳
にも届いていましたから知っていました。

耳栓をわたされ「強制ではありませんが、音が大きいので、ど~ぞ」といわれまし
ました。

内科のお医者さんに「閉所恐怖症ではありませんか?」と聞かれましたが「その経
験がないので分かりません」「「狭いところに入るんですが…」と言う会話を思い
出し、もし私が閉所恐怖症でトラウマになるといけないので、確りと目を閉じてお
りました。

「15分ぐらいですから」といわれました。始まってまもなく音が止まり「気分は悪く
ありませんか?大丈夫ですか?」「大丈夫です」「では始めます」テストをしていたの
でしょうか、後は耳元で色んな音が響いて来ました。薄目を開けてみますと、黄色
っぽい光が届きました。

何となくリズミカルに響いてくる音を聞きながら「持ち主の私でさえ見たことのな
い、頭の中をコンピューターがスライスしながら覗いているんだわ」「何処か崩れ
ているだろうか?」「いいえ、きっとまだ確りしているに違いない」とか考えてお
りました。

あまり、頭のそばでガンガンやられたからでしょうか、台から降りる時に、少しふ
らつきましたが、無事終わりました。「ゆっくり着替えてくださいね」と言う先生の声
に送られて、更衣室に行きましたが、早くこの部屋から逃れたいという気持ちでし
た。

6月2日(木)紹介された整形外科の「脊椎専門医」の所にいきました。レントゲ
ンを見て、これくらいの曲がりはたいしたことはありません。75歳と言う年から
見ればたいしたものです」「これは今なったわけではなく20年も30年もかかっ
てなったものですから、これから悪いほうに進行するのもそれくらいの年月が掛か
ります」と言うことは悪化するより、寿命の方が先に尽きると言うことかと、安心
なような、寂しいような複雑な感じでした。

先生は私を歩かせてみたり、屈伸をさせてみたりして「力強いですね」と言われ、
私の顔をじ~っと見つめて「今の腰の状態は年を取るとだれでも、顔にシワが出
来たり、シミが出来たりするのと同じでです」と言われました。所謂お医者さんの
年寄りに対する定番の「加齢によるものです」と言うことでしょう。「MRIの結果も
大丈夫のようですよ」と付け加えました。

6月3日(金)MRI検査結果を聞きにいきました。昨日「大丈夫」と言われてい
たので気が楽でした。

パソコン上に私の頭のスライスされた映像を映し出して、説明してくださいました。
そこには私の頭が上から横からと映し出されていきます。実にくっきりと整ってい
ます「今までに血栓があるとか言う状態もなく、綺麗なものです、何も心配は要り
ません、唯、左の頬に影がありますが、これも悪性ではないと思いますが、年の為
に「耳鼻咽喉科」に行って下さい」と予約を取ってもらい、その足でそちらに…。

1時間以上待たされて、「この影は何も心配いりません。一寸鼻を見ましょう。耳
を見ましょう、喉を見ましょう。今日でおしまいです」と1分か2分でおしまいです。

結局は時々の症状は老化現象であって、何処にも病魔は潜んでいなかったと言
う無罪放免だったのですが、表面上のシワやシミのように体の内部でも自然に
加齢が進んでいると言うことのようです。

6月4日(土) ホームドクターにいきました。こちらは「検便の結果」を聞く為で
す。3日間の(3回)検便は出血はありませんでした。と言うことは、今の所、腸は
大丈夫と言うことのようです。

貧血が出ていると言うので「痔はありませんか?」「ありません」「腸からの出血が
あるといけないので検便してみましょう、1回では見逃すことがあるので3日3回と
って提出してください」と言われたのです。

それから、借りてきたレントゲンを見て「骨は年齢にしては立派なものです。痛み
は筋肉痛でしょう」と筋肉痛に関して色々と説明を受けました。

こんなに色々検査をしますとだんだん本当に自分が重病人のような気がして来まし
た。検査すべては「白」だったのですが、嫌と言うほど加齢による肉体の衰えを知
ることになった1週間でした。


「病は気から」とはよく言ったものです。昔の人は偉い!!


        「星桔梗(アルペンブルー)」 今年は一寸花茎の立ち上がりが少なかった
     
コメント (2)
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