ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

何を基準の計らい?

2011年06月03日 | 気にかかる

              「白い紫蘭」   今年は沢山咲きました




今日は一日外に出ていたので、疲れてしまいました。国会中継があったのですが、
ビデオを撮っているのですが、まだ見ていません。

東日本大震災で不思議だな~と思っている事があります。避難所などで不自由をさ
せるより、一般家庭にホームステイさせようと言う試みがあるようですが、大阪、
奈良、神奈川などでは受け入れボランティア登録家庭は約2400件あるそうです。
でも実際には神奈川県へ4人だけで、被災地の親は遠距離をためらっているそうで
す。

そんなこと初めからわかっていると思うのです。どんなに不自由でも親子一緒がい
いに決まっています。どういう発想でこんな企画を立てたのでしょうか? 大阪、
奈良なんて、あまりにも遠すぎます。

大阪は「透析」患者の為に「透析器」50台を用意したそうですが、1名の使用者
も無かったそうです。相手は病人です、「透析」が必要な人にとっては受けないと
ならない物とは言えはるばる大阪までこられるとは考えにくいのです。この発想も
どうした理由から? もし本当にしてあげたいというのなら、たとえ10台でもいい、
被災地から通える場所に設置してあげればよかったのではないでしょうか。

被災地は岩手、宮城、福島県の海岸部分だけで、内陸部は被害は無かったわけ
ですからそちらの各県内に設置するという意見は出なかったのでしょうか。

関西は阪神淡路大震災の経験がありますから、被災者受け入れ(空き家)を申し
出る数が多かったようですが、利用者は少ないようです。私だって、家が無くなっ
ても大阪京都奈良ぐらいなら、考えるかも知れませんが、東北にいらっしゃいとい
われても、お気持ちはありがたくとも、二の足を踏むと思いますから、東北の人が
不自由な避難所でも関西まではね~と言う気持ちは良く分かります。

「一般家庭のホームステイ」にしても「透析」にしても、お隣の青森、秋田、新潟あた
りでの受け入れの話が少ないように思いますが、関西で報道されてないだけで、実
際は行われているのでしょうか? この事をず~っと不思議に思っていました。

被災者の身になれば、近場がいいと思いますよ。この度は町ごと避難とかしている
のはいいことだと思います。神戸の時は仮設住宅は抽選だったので、隣近所知らな
い人ばかりという状態だったようで、「孤独死」が多かったのです。住む所だけでは
駄目なんですよね。人と人とのつながりがないと、前向きに生きられないのですよね。

神戸に避難して来られた方にはね、その方達の出身地の情報を細かく、週1回ぐ
らい分厚い報告書をお届けしているようですよ。被災者にとって、個人ではなかな
か情報が得にくいですから、この連絡は、喜んでいただいているのではないでしょ
うか。これぞ、被災経験のある役所だからのサービスだと思います。  




              「紫蘭」   こちらも良く咲きました


コメント
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