ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

なんばパークスシネマ

2009年01月15日 | 一寸そこまで

               わが家の小型ハボタン 
     初めて種を蒔き育てました 小さいです15センチほどです




             バス停のおじいさんの白系葉ボタン 
            大きくて縮れていて とっても華やかです



昨日、大阪難波にある「なんばパークス」にある「なんばパークスシネマ」に行って来ました。「シネマ歌舞伎」を見に行ったのです。山田洋次監督が、実際に歌舞伎座で歌舞伎の上演中に撮影したものです。この日本にしかない、又その時代のすばらしい役者を残しておこうと撮られたのでしょうか…。

今日の演題は「連獅子」と「らくだ」でした。どちらにも勘三郎さんが出ていました。

私の心に一番残っているのは「緞帳の華やかさ」でした。歌舞伎座は来年建て直されますので、今の歌舞伎座は間もなく消えてしまいます。どの様に建て直されようと歌舞伎の引き幕は昔ながらの黒 柿 萌黄の3色幕に代わりはないでしょうが、
緞帳は変わるのかもしれません。是非今の緞帳を見ておきたいと思っています。

歌舞伎座が建て直されると聞いた時から、絶対いくと決めているのですが、切符が取れるかと言う心配、又取れたとしてもその日に支障が生じないかと言う心配。それなら一幕見席なら当日でいいのだけれど、1~3階のロビーや売店には行けないらしい。それでは楽しみが半減する。どうしてもと言う時は受付で相談すると、幕間以外の時間に入れるらしいが、ロビーや売店はやはり人波あってこそと思うしね~。ロビーの華やかさも味わってみたいし…。

3月の演題が「元禄忠臣蔵」なんだけど、好みの役者さんでないし、見たい場面でもないし、「忠臣蔵」を又するかな?と待つことにします。

シネマ歌舞伎から話がそれてしまいました。「らくだ」は面白かったですよ。「らくだ」を歌舞伎で見たのは初めてです。確か落語からですよね。勘三郎さんの二枚目半振りがとてもよかった。映画ですから、実際の顔の何倍もに写るわけで、表情が良く解ります。テレビの映像では見ていますが、こちらは実像の何分の一です。
映画とは迫力が違います。

「連獅子」は勘三郎が親獅子、勘太郎と七之助の子獅子です。白い毛の親獅子と赤い毛の子獅子の「毛振り」が見事に三人揃って美しい。勿論コツがあるのでしょうけど勘三郎さんあんなに頭を振って大丈夫なのでしょうか? 何だか心配になってしまいました。画面が大きくど迫力だからそう思うのでしょうか。

其れと何時もなら「囃し方」の事は余り関心を払わないのですが、シネマではお顔もアップで写りますし、三味線の一番と二番の方は顔つきがそっくりだから、親子かな~とか余計なことも考えます。

長唄で情景描写がされるのですが、何時もなら言葉としてより、音として聞いているだけなのですが、この度は日本語の字幕が出ますから、語られている言葉が良く解ります。

役者は顔が大きいほうが見栄えがしていいと昔から言われていますが、勘三郎の面は申し分なく立派、勘太郎、七之助は今風に小振りの顔です。

私は勘太郎がお気に入りです。顔は美男子とは言えないですが、踊りは上手いと思いますよ。ピタッと決める時など、手の位置足の位置などの美しさは一番だと思いますが…。違います?

なんばパークスでお昼にお好み焼きが食べたかったのですが、でこぼことアチコチにお店があるので、探しつかれて、蕎麦屋さんに入ってしまいました。この間行った、西宮ガーデンも似たようなものです。こちらは南海の球場後ですしね。

久し振りに心斎橋まで1駅歩いたのですが、この間までポツリポツリと残っていた老舗店も見当たりません。神戸とは又違った、落ち着きのある商店筋は壊滅、何処にでもあるざわついた繁華街になってしまっていました。

「シンブラ」と言う言葉があったくらい心斎橋をブラブラ歩く、老舗(専門店)を覘きに行くのが楽しみだった商店街は、今はない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする