ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

ムンク展

2008年03月08日 | 一寸そこまで
              十月桜
            満開でしょう?
       でも背が高すぎて上手く取れません

今日から少しずつ暖かくなるそうです。そろそろ花壇の草引きもしなくては、と思っていました。それにはまだ一寸寒いかな~。花壇を見回ると、チューリップの球根が掘り起こされています。やっと根付いた花の苗も蹴散らかされています。がっかりです。野良猫どうにかならないでしょうか?

土が恋しいのだろうと土の上をトイレにする事は半ば諦いるのです。でも私が育てている花を掘り起こされるのは我慢なら無い。敵も然る物私の寝ている間にやって来て、私が起きた時には姿をくらましている。

兵庫県立美術館に「ムンク展」を見に行ってきました。6日に行こうと思っていたのですが、お坊さんの月参りの時間が遅れて、行けなくて今日になりました。

王子動物園の前にあったときは良く行っていたのですが、こちらに越してからは、ご縁が無くて、初めてでした。前の建物よりず~っと良い会館でした。

土曜日なので混むと嫌なので早くに家を出ました。10時10分前に着いてしまいました。それでも次から次と人が来ます。休日なので子供連れも多かったですが、やはり若い女性のグループが目立ちました。「ムンク」だからでしょうか、休日を敬遠してでしょうか我年代の人は少なかったです。

若い女性が多い割りに男性が少なかった。来ていても1人で見入る人の姿が目立った。女性のグループは、一応有名な人なんだからと言う軽い好奇心(私もそう)から誘い合って来ているのであって、男性は本当にムンクの絵が好きで、見に来ているのかな~と言う感じがした。

「ムンクの絵」う~ん解り難い。ムンクは制作した絵は売らないで、すべて自宅に置いていたそうです。画家は絵を売って生活しているものと思っていたのですが、こんな人も居たのですね。パトロンがいたそうですが、生活の面倒も見てもらっていたのだろうか。勿論展覧会の為の貸し出しはしていたようです。

遺言によりムンクの絵は全部オスロ市に寄贈されたようです。絵が散らばらない一つの方法かもしれませんね。其れが出来たという事は幸せな人だったのかも知れませんね。普通は生活の糧でもあるのですから、散るのは仕方の無い事ですもの。

姉は結核で若死にし、妹は強度の鬱病、間に挟まったムンクも陰の人かな?ムンクの絵は癒される事はなく、考える事を強いられているようでしんどかった。

何時もの通り、音声ガイドを借りて説明を聞きながら見たのですが、これが無ければ、何も理解しないままだったろうと思う。108点の展示だそうですが、1時間半掛けて見学した後はぐったりしました。

常設館に下りて、小磯良平や日本の画家の絵を見てやっとほっとした。勿論外国の画家でも解り易い画家は居ます。私はやはり見て優しさ、美しさが感じられるものが良いです。絵を見て苦しむより、癒されたいです。この度の見学は「ムンクの絵」は私には合わなかったという事を知る機会でした。

反面、ムンクの絵を好きな人にはたまらない魅力のある画家なんでしょう。それで無ければ世界的に有名になるはずが無いですね。

70日間の会期を取っているという事は、それだけ人が集まるとふんでいると言う事でしょうね。

帰り道でも、「ムンク展」に向かう人が続いていた。神戸に出て食事をして買い物をして帰ってきた。帰りの電車では暗記するつもりの歌詞カードを握ったまま眠ってしまった。
                      (650回)
コメント
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