ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

カニと私

2006年11月24日 | 一寸そこまで
         京都府立植物園の銀杏の紅葉
    ご存知でしたか?すっくと天に枝を伸ばしてるのは
   銀杏のオス、枝が垂れてるのは実の重さに耐えたメス
         此処の銀杏はメスの木でした
         柳のように下がっていました

「発表会のご苦労さん」&「早めの忘年会」に行ってきた。女性ですから昼です。忘年会には早いし、昼間だし、団体は私達グループだけだった。

阪急西宮のリムジンバス乗り場が集合場所でした。早く着いたのですが、一向に誰も来ない。椅子に掛けている人に乗り場を聞きました。リムジンバス乗り場は3年も前に場所が変わっていると言う。駅のコンコースに戻ると其処に仲間が居たので、私の聞いた事を説明した。降り口なので此処にいれば来る人にわかるだろうという事になりその場で待った。

無事迎えの小型バス3台に分乗しお店へ。「かに料理」だという。会費が安いので「かにさし」は出ないだろうと思っていたら、なんとあった!正面にちょこっとだけれど。喜んでまず食べた。とろりと甘い。もっともっと食べたいけど、会費が会費だから仕方が無いか。

数年前に「阪急友の会」から城崎の西村屋に「かにフルコース」を食べに行った事がある。交通費共とはいえ一人2万5千円近かったと思う、「かにさし」が食べられると楽しみに行ったのに「かにさし」は出てこなかった。落胆した。だから今日が「かにさし初体験」である。

主人は又違った意味で落胆したようだ。ツアーなので決まった時間に全てを済まさなければならない。「かにフルコース」を食べて「温泉に入る」のである。私はアルコールは飲まないから、早く温泉に行きたい、ノンベ~の主人は折角の美味しいかにでゆっくり飲みたい。「せからしい~」とご不満。

仲居さんが人の食べているのもお構い無しにどんどん片付けていく。やっと最後におみこしを上げた主人も温泉に、アルコール飲んで温泉に入るのって体に良くないよね。でも折角来たんだし、時間が無いので「カラスの行水」。やっぱり少々高くても個人旅行がいいわ。

アルコール飲まないからお茶が欲しい。頼んだが一向に出てこない。他の人が催促すると「今沸かしています」「西宮の水はよっぽど冷たいか、ガスの出が悪いのか」など憎まれ口を利きながら待っていた。やっと出てきた土瓶に蓋が無い「蓋は?」「無いんです」「???」人数が多いので「もっと持ってきて」と頼めば「是一つしかないんです」えぇつ?!。食べ物屋さんに土瓶が無い?

私だってお店が飲み物で料金を稼ぐ事ぐらいは知っています。でもアルコールを飲まない人だっていると思うのです。沸かすのが大変なら缶入りで我慢するから、有料でいいから「欲しい時」にさ~と出てくるようにして欲しい。アルコールを飲まない私達だって喉が乾くんだ。二杯以上は頼めないような雰囲気なんで、二杯目はお猪口のお酒をチビチビやるように、ちびちび飲んだ。

暖かいものは暖かく、「焼きがに」は炭火のコンロの上で焼くようにして、折角美味しく頂いたのに、お茶の一件で点数が下がった。

行くと決まった時、ネットでお店の事を調べたけれど、お茶が無いとは気が付かなかった。運転手の方に聞くと、新しい店かと思っていたら其処で20年も営業しているというのです。それで又吃驚「お茶ください」と頼んだ人いないの?「かに食べる人」はみ~んなアルコール党なの?食事中にジュースを頼む人、あれ蛇道だと思っていたけど、「蟹を食べつつお茶」は変なのかな~。

「私とかに」相性がわるいのかな~。美味しい「かにさし」と哀しい「飲み物」の物語です。
コメント (7)
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