ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

札幌の中学生の意見の取り上げ方

2006年11月23日 | 気にかかる
             南禅寺の紅葉
        燃えるような紅が人の歓声を誘う

今日は一日骨休め、と言うより図書館の期限の迫った本を読むつもりが、中々はかどらない。本を読む速度が急速に落ちた上に、読み出すとウトウトと寝入ってしまう。ソファーに寝転んで読むからだろうと思うのだが、座って読むのは辛くなって来ている。読みたいのに眠ってしまう自分に腹を立てている。

編み物も捗らないし、一体今日一日何をしていたのだろうかと考える事がある。気功の先生が言われた「眠たい時は眠る事。体が要求しているのですから、その代わり長時間はいりません」この言葉に寄りかかって、よくウツラウツラする。しかし眠さも波があるようで気をつけていると一週間か二週間位ずつ、異常に眠い時と眠くない時が来るようだ。眠っている間に体力を回復しているのだろうと思いたい。

どさんこワイドと言う北海道のテレビ番組(毎日夕方放映)の記事から。
自民・公明党だけの出席で衆議院を通過した「教育基本法」ポイントの一つは、初めて文言になる「愛国心」。賛否が分かれる問題です。

この「教育基本法」改正に反対する、札幌の中学生が安倍総理に「反対の声明文」を送った所「匿名の大人」から「抗議文」が届いた。15歳の「自由な意見」に「脅迫」とも取れる批判でした。

女子生徒たちが自ら勉強して「愛国心を国民に強制するものだ」との結論に至った。そして、この法案に反対する声明文を安倍総理大臣に送った。すると「安倍総理に送った中学生の意見書はなんだ?お前ら、学校で何を教えているのだ」と言う抗議のメールがきた。

彼女達の行動を知った一部の大人が、彼女達に対する脅迫とも取れるメールを匿名で送りつけてきた。(教頭)生徒が自分で関心を持って意見を発表したのは素晴らしい。いろいろな意見を封じ込める残念な反響だ」

この学校では、生徒夫々が意見を書いたカードを送る準備もしている、生徒達が自分で考えて「押し付けだ」と感じた教育基本法改正案。「愛国心の強制」どころか「言論の自由」さえも封殺しようと言う大人の行為に、15歳の心は深く傷付いた。・・・中略・・・15歳の彼女達は自分で考えて、署名もつけて安倍総理に反対の意思を表明した。それに対して大人は「匿名」で彼女達を批判した。余りにも卑劣ではないか。と言うのだ。

現行の教育基本法と改正教育基本法の対比表を読んで見た。現が11条に対し改正が18条と増えているな~と言う事は解るが、夫々については一度や二度読んだだけで意見の言えるものではない。如何様にも解釈のできる言葉を端的を旨として書かれるのが法案と言う文章だろうから。

この報道について私はテレビも見ていないので、是がどのような状態でマスコミに取り上げられたかが解らないが、この匿名の抗議文は文章から読み取って、少女達にと言うよりは少女が学んでいる学校の教師に対しての発言だと思う。それがどうして少女達への「脅迫」と感じるのだろうか?このメールが本当はもっと別の言葉で書かれていると言うなら別だが。

もっと意見を交わす事無く一方的に衆議院を通過させた自民・公明のやり方には憤りを感じてはいるが、それだからといって「少女達の意見」に反対があったからとセンセーショナルな取り上げ方をする事にも問題が無いだろうか?

さ~っと目を通しただけの私はまだ何も言えないが、この頃のニュースの取り上げ方にも問題ありと感じている私は、この報道の仕方に対して疑問を持ち、今一度問題の取り上げ方について考えて欲しいと思う。

コメント (4)
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