ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

生き急ぐ

2006年04月30日 | 新聞から
             ビオラ
      花一杯の会からお土産としていただいた
     この淡い色が今年の我家のビオラのピカ一だ

・・ホリエモン力失い「自由」得た・・と言う見出しで小さな囲み記事が目に付いた。読み進むうちに彼の話として「拘置所の中ではいろいろ考える時間があった。今思うと、生き急いでいた」と書かれていた。「生き急ぐ」と言う言葉に「あら!同じ・・・」と驚きとも喜びとも付かない気持ちになった。

下記は1月に会を去る時の私のクラブの皆様への挨拶状ですが。図らずもホリエモンさんが同じ言葉「生き急ぐ」を使っていたからです。

「逢うは別れの初め」と申します。お仲間に入れていただいて、七年半、愉しく学びました。まだまだ皆様とお勉強したい気持ちは一杯なのですが、今の私の体調で続ける事が、私にとって「生き急ぐ」事になると思うようになり「転ばぬ先の杖」と退会を決めました。「知るを楽しむ」は小さな旅と読書と言う元の生活に戻したいと思います。私も身体の声に耳を傾けながら、精一杯生活を楽しんで参りますので、あなたも「今」を大切に学ぶ事を楽しんでください。本当に沢山の愉しい思い出をありがとうございました。何時か何処かで 貴女の素敵な笑顔に出会える事を祈りつつ・・・ おげんきで  さようなら


彼は30代で「生き急ぐ」事を感じた。私は70代で始めて感じた。その差は大きい、
これを読んだ時「拘置所暮らし」をプラスにしたと私は感じた。

粉飾決算・・・それ自体は悪い事です。それを通してしか株主は内情を知ることが出来ないのですから。でも、でもですよ。粉飾決算がばれた会社は今までも多々あった。でも頭を下げた社長を見た事はあるが、調べの進まないうちに逮捕って聞いたことない。なのに何故この度はこんなに急いで、大騒ぎになるの?彼が選挙に出たり、放送業界にいり込もうとしたり、目立つ行いが多かったから?ホリエモンさんの味方をするわけではないけれど、私の心が疑問を呈している。

「ライブドア」は株を一般の人が買いやすく小型に分割したために、株主の数がふえ、損益を出した人が多く、保障を求めているとか、これも変よ。株ってそういう物でしょう。誰でも儲けたいと買うのだけど、思うようにならないのも株でしょう?損する事も覚悟で株投資ってするものだと思うのですが、間違ってますか?

株は素人はなけなしのお金でするものではないと思っていますよ。ましてパソコンでの取引、現物を見ない取引なんて一般の人のすることではないと思いますよ。「ライブドア」はその取引が多かったため、株券の手持ちがなく、改めて印刷して、株主の手元に届けるのに何億って費用が掛かるそうですね。

「平等」が声高に叫ばれる世の中だから皆で買って皆で儲けましょうっていうのですか?儲ける人があれば損する人があるのが世の中ですよ。その覚悟なくして株に手を出すなんて、どんな理由があるにせよ株主にも自己責任ありだと思いますよ。

ホリエモンさんは今度の経験を経て「生き急ぐ」事の危うさを感じたでしょう。「まさかの友が真の友」も経験されたでしょう。まだ若い貴方、考える時間を与えられたのですから、人生の踊り場で立ち止まり、ゆっくり出直してください。



コメント (4)
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