ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

2006年04月05日 | 思い出話
              芦屋川のさくら(2)


孫娘をつれて「神戸花鳥園」に行ってきた。
開園されてまだ1ヶ月経っていないが、
私は開園4日目に主人と来たので二度目だ。

鳥に直接触れる事が出来るのである。
又花好きの私には溢れんばかりの花々が
私を呼び寄せる。

主人との時は2時間は居なかったと思うが、
今日は延々5時間である。
孫娘がもし気に入らなければ、神戸空港にでもと
考えていたが、杞憂であった。

私はおじいちゃん子だった。
自分がば~ばと呼ばれる年になっても
懐かしく思い出す。

私は四六時中おじいちゃんと一緒だった。
男の子が私を泣かそうものなら、
おじいちゃんは、その子を叱りに出てきた。
「子供のけんかに親出すな」どころか
おじいちゃんが出てくるのである。

おじいちゃんは宮大工だったそうな。
だからお盆には、お供え物を流すための船を
器用に作っていた。

お相撲が好きだった。私は何時も連れて行かれた。
相撲については何も覚えていないが、
帰りに何時も行司の軍配を握っていた。
私が買って欲しいと頼むわけがないので、
見に来た子供に配られたものではないかと思う。

温泉も好きだった。近くの宝塚温泉、湊川温泉に
連れられて行った。今思えばサウナだと思うが、
薄暗い熱くて息が苦しいような所にも一緒に入った。
一人待たすのが気が気でなかったのだろう。

温泉には、お芝居や歌劇、映画を見せる場所が
併設されていた。映画はトーキーで、
向かって左端に弁士がいたと覚えている。

阪神パークや諏訪山動物園、宝塚遊園地にも
よく連れて行ってもらった。
三箇所とも今はもうない。



コメント
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