昨夕の夕刊。
辺野古 反対さえしなければ交付金
という見出しの記事に目が止まりました。
28日に告示される沖縄の名護市長選挙において、当選者が普天間基地の辺野古への移設に反対を示さなければ(米軍再編)交付金を辺野古のある名護市に支給する方針を政府は固めたという。
沖縄の人々の何を買おうとしているのかという疑問と同時に、誤解を恐れずに言えば、それでもまだ沖縄の人々に何を売れというのか。
さて、常照寺の報恩講のお知らせです。
報恩講は宗祖のご命日を偲ぶ最も大切な法要です。
宗祖である親鸞聖人の90年のご生涯は苦難に満ちたものでした。
当時の体制権力によって流罪に遭われてなお屈することなく、今日に伝えられた精神はいかなるものだったのでしょうか。
私たちがほんとうに大切にしなければならないものは何なのか。
親鸞聖人の生き方を学ぶことを通してともに確かめたいと思います。
沖縄の問題。
それは売る側の問題ではありません。買う側の問題です。
それは、侵略する側を末端で支えていることを自覚できない私の問題です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます