ふれかえれば、年々、更新の頻度が落ちてきているかなと。
内容が濃くなればよいのですがなかなか。
なかなかなまま齢を重ねてきた。なかなかなまま過ごし、なかなかなままやがていくのだろう、と。
コロナ下といえど、毎月の同朋会に足を運んでくださった方々。
そのご足労のおかげで、せめて月に一度の更新。
常照寺の掲示板に掲げた月のことばについて。
今年、法語の横に、つぶやきのQRコードを貼り付けたところ、読み込んでくださる方の光景にひそかなよろこび。
スマホに興味のないご門徒は、「最近、掲示板の写真撮っとる人が増えたな」と。
確かに。傍目にはコードを読み取っているのも、写真を撮っているのも同じスタイルだ。
たびたび申しておりますが、常照寺の掲示板は「?」がテーマ。
いわゆる「いいことば」という基準でなく、お寺に?なんで?と首を傾げていただくのが狙いのひとつ。
そこから「入門」ということがはじまってほしいところ。
そう考えると門内に暮らしているものはどうか。
常に入門し続けているかといえば、やはりなかなか。ただ出たり入ったりしているだけだ。
先日届いたある紙面に
お寺にいる者が寺離れしてんじゃねーか
と。
ドキッとしかしない。
さて、そんな反省と閲覧へのお礼を兼ねて年末年始のご案内。
本年の投稿を終いたいと思います。
おわりとはじまりの接点に、梵鐘の獅子吼を聞かせていただきたく。