彼岸と此岸
正信と迷信
真実と虚偽
迷った挙句にこのような表現になりました。
お彼岸月の掲示板です。
彼の岸と此の岸。
彼岸は此岸の対岸。
彼岸は仏の世界。此岸は人の世界。
彼岸は仏の悟りを表し、此岸は私の迷いを表しているといってもいいでしょうか。
偽りと迷信に満ちた世界に迷う私の発見は、真と正信の仏の境地によって教えられる。
迷子はいま自分がどこにいるかわからないから迷子なのだ。
そうとも知らぬ私が、彼岸の世界に照らされてようやく迷路を知るのかと。
よろずのこと みなもって そらごとたわごと まことあることなきに
ただ念仏のみぞまことにておわします
歎異抄
真実によって、真実でないことが明らかになる。