Youtubeで今日(5/30)、投稿されていた貴重なライブ映像を見つけた。
ナルシソ・イエペス(1927-1997)の亡くなる前年(1996年)のライブだ。
ギターファンであれば多くが知っていると思うが、イエペスは悪性リンパ腫で69歳という比較的短い生涯を閉じた。
「1990年頃に、悪性リンパ腫に冒されている事が発覚し、1993年には医師から演奏活動の中止を忠告されたが、その後も演奏活動を続けた。だが、1996年3月にサンタンデール音楽祭に出演したのが最後のステージとなり、1997年5月3日に69歳で死去した。」(Wikipediaより引用)
この1996年のライブ映像が上記のサンタンデール音楽祭ものかどうかは分からなかったがその可能性はある。
それにしてもこのライブ映像を見て、病魔に冒され末期にある人間の演奏には到底思えなかった。
健康な演奏家(特にギタリスト)でも68歳で出来るような演奏ではない。
しなやかな速い指の動き、
正確な指さばき。
エネルギッシュな表現力。
圧巻はファリャの「ドビュッシー讃歌」。
ブリームもそうだったが、リョベートの運指を使っていない。
イエペスは間違いなくクラシックギターの真の巨匠である。
是非この映像を見て欲しい。
Narciso Yepes - The Kammer Konzert ( Live 1996 )
ナルシソ・イエペス(1927-1997)の亡くなる前年(1996年)のライブだ。
ギターファンであれば多くが知っていると思うが、イエペスは悪性リンパ腫で69歳という比較的短い生涯を閉じた。
「1990年頃に、悪性リンパ腫に冒されている事が発覚し、1993年には医師から演奏活動の中止を忠告されたが、その後も演奏活動を続けた。だが、1996年3月にサンタンデール音楽祭に出演したのが最後のステージとなり、1997年5月3日に69歳で死去した。」(Wikipediaより引用)
この1996年のライブ映像が上記のサンタンデール音楽祭ものかどうかは分からなかったがその可能性はある。
それにしてもこのライブ映像を見て、病魔に冒され末期にある人間の演奏には到底思えなかった。
健康な演奏家(特にギタリスト)でも68歳で出来るような演奏ではない。
しなやかな速い指の動き、
正確な指さばき。
エネルギッシュな表現力。
圧巻はファリャの「ドビュッシー讃歌」。
ブリームもそうだったが、リョベートの運指を使っていない。
イエペスは間違いなくクラシックギターの真の巨匠である。
是非この映像を見て欲しい。
Narciso Yepes - The Kammer Konzert ( Live 1996 )