大学時代に所属していた母校のマンドリンクラブから毎年、定期演奏会の案内状が送られてくるが、今年は何故か届いていなかった。
毎年、案内状の演奏曲目を見て、私の学生時代の頃の選曲とはかなり趣きが異なってきているのが分かり、時代の移り変わりを感じざるを得なかった。
このクラブを卒部してもう30年になろうとしている。
今年は案内状が来なかったので、どんな曲目を演奏するのだろうと、母校のマンドリンクラブのホームページをインターネットで探し出し、プログラムを見つけ出した。
何と第三部の曲目に藤掛廣幸の「星空のコンチェルト」があるではないか。
この「星空のコンチェルト」はマンドリン・オーケストラ曲の中で屈指の名曲だし、私の最も好きな曲の一つでもあるのだ。
この曲は私が大学を卒業してから作曲された曲なので、在学中に演奏することはなかったが、今から8年ほど前に何十周年だかの記念コンサートがOBと現役生の合同で開催されたことがあり、その時に演奏された記念の曲目でもある。
この記念コンサートに私は同期生のM君から直に出演を誘われたにもかかわらず、その頃勤め先のシステムの入れ替えで超多忙だったのと、場所が北海道なのでそう簡単に往復など出来なかったこともあり、ついに出演する機会を失ったのである。
今から考えると万難を排してでもこのコンサートに行くべきだったのだ。
この10年間で経験した大きな後悔の一つでもある。
今年の定期演奏会は今度の日曜日(29日)に開催されるが、丁度勤め先が有給休暇の取得を推奨する月間の最終日でもあり、本年度は未だ1日も休暇を取っていないこともあり、これを逃すとあと数年間は母校の演奏を聴けないだろうと思い、思い切って北海道まで土日含めた3日間の日程で帰省し、母校の定期演奏会を聴きに行くことにしたのである。
考えてみると、30代半ばから今日まで有給休暇は数えるほどしか取っていない。
1日くらい休ませてもらってもいいではないか。
航空券も予約したが、LLCという格安の航空券がとれた。JAL,ANAに比べると驚くほど安い。閑散期だから可能なのだろう。
しかし天気予報によると北海道は雪らしい。欠航などならなければいいが。
マンドリン・オーケストラ曲が、学生時代よりも現在の方がもっと好きになっていることに改めて驚く。
ギター曲もピアノ曲もそうであるが、積み重ねだと思う。
マンドリンクラブの中で学生時代の当時は人間関係の難しさから悩んだこともあった。
また私の学生時代はこのマンドリンクラブだけが全てではなかった。他にも活動していたものがあった。
しかしこのマンドリンクラブで出会った先輩、後輩、同期の数人には今とても懐かしく思い出せる人たちがいる。
若い時の出会いというのは短い間でも、その後何年経過しても薄れることはないものだと気付く。
その方々は今どうしているのであろうか。もう30年も経過している。
私は就職で東京に出てきたので会う機会は皆無といってよかった。
今度の定期演奏会に30年前現役生だったOBが来ることは殆どないに違いない。
運が良ければ誰か来ているかもしれない。
今回の帰省では学生時代の生活を思い出しながら、住んでいたところを訪れ、学生時代の記憶を呼び戻そうと思っている。
そして母校の現役生たちの熱演を聴くことができれば、それだけで満足なのだ。
毎年、案内状の演奏曲目を見て、私の学生時代の頃の選曲とはかなり趣きが異なってきているのが分かり、時代の移り変わりを感じざるを得なかった。
このクラブを卒部してもう30年になろうとしている。
今年は案内状が来なかったので、どんな曲目を演奏するのだろうと、母校のマンドリンクラブのホームページをインターネットで探し出し、プログラムを見つけ出した。
何と第三部の曲目に藤掛廣幸の「星空のコンチェルト」があるではないか。
この「星空のコンチェルト」はマンドリン・オーケストラ曲の中で屈指の名曲だし、私の最も好きな曲の一つでもあるのだ。
この曲は私が大学を卒業してから作曲された曲なので、在学中に演奏することはなかったが、今から8年ほど前に何十周年だかの記念コンサートがOBと現役生の合同で開催されたことがあり、その時に演奏された記念の曲目でもある。
この記念コンサートに私は同期生のM君から直に出演を誘われたにもかかわらず、その頃勤め先のシステムの入れ替えで超多忙だったのと、場所が北海道なのでそう簡単に往復など出来なかったこともあり、ついに出演する機会を失ったのである。
今から考えると万難を排してでもこのコンサートに行くべきだったのだ。
この10年間で経験した大きな後悔の一つでもある。
今年の定期演奏会は今度の日曜日(29日)に開催されるが、丁度勤め先が有給休暇の取得を推奨する月間の最終日でもあり、本年度は未だ1日も休暇を取っていないこともあり、これを逃すとあと数年間は母校の演奏を聴けないだろうと思い、思い切って北海道まで土日含めた3日間の日程で帰省し、母校の定期演奏会を聴きに行くことにしたのである。
考えてみると、30代半ばから今日まで有給休暇は数えるほどしか取っていない。
1日くらい休ませてもらってもいいではないか。
航空券も予約したが、LLCという格安の航空券がとれた。JAL,ANAに比べると驚くほど安い。閑散期だから可能なのだろう。
しかし天気予報によると北海道は雪らしい。欠航などならなければいいが。
マンドリン・オーケストラ曲が、学生時代よりも現在の方がもっと好きになっていることに改めて驚く。
ギター曲もピアノ曲もそうであるが、積み重ねだと思う。
マンドリンクラブの中で学生時代の当時は人間関係の難しさから悩んだこともあった。
また私の学生時代はこのマンドリンクラブだけが全てではなかった。他にも活動していたものがあった。
しかしこのマンドリンクラブで出会った先輩、後輩、同期の数人には今とても懐かしく思い出せる人たちがいる。
若い時の出会いというのは短い間でも、その後何年経過しても薄れることはないものだと気付く。
その方々は今どうしているのであろうか。もう30年も経過している。
私は就職で東京に出てきたので会う機会は皆無といってよかった。
今度の定期演奏会に30年前現役生だったOBが来ることは殆どないに違いない。
運が良ければ誰か来ているかもしれない。
今回の帰省では学生時代の生活を思い出しながら、住んでいたところを訪れ、学生時代の記憶を呼び戻そうと思っている。
そして母校の現役生たちの熱演を聴くことができれば、それだけで満足なのだ。