緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

引っ越しで腰や背中やももや指が痛くなった

2022-11-30 21:09:55 | その他
auひかりの関連会社から無償提供を受けたワイ・ファイの使い方がやっと分かったので、パソコンでインターネットを見れるようになった。
昨日は引っ越し。
サカイ引越センターの作業員の方々の作業はやはりプロだけあって、非常に効率的で無駄が無かった。
1個だけでも持ち上げるのが大変な本がぎっしり詰まったダンボールを、2個同時に軽々と持ち上げるのには驚いた。

全ての荷物をトラックに乗せ終わった後、掃除機で部屋を綺麗にしてから、7年近く共にした部屋の写真を撮った。

カラーボックス3段重ねを置いていた場所の畳の色が入居時のままの青々しい色のままで、7年経過した後の部分との落差が面白かった。



4部屋一挙撮影。奥に見えるのはキッチン。



居間。畳の一部に、黒い染みのようなものが見えるが、これはもちろん酔いつぶれて夥しいゲロを吐いた時の染みではなく、ギター演奏時の右足の裏の汗が原因で付いた染みだ。
黒く変色したのに気が付いてから靴下を履いて弾くようにしたが、染みはとれなかった。



ここは約1年後に取り壊されるまで空き家となる。
掃除が終わってから引っ越し先に向かうため車に乗ろうとしたら、隣の家の軽トラ焼き鳥屋の主人とばったりあった。
7年住んで、入居時のあいさつ以来一度も話をしたことがなかったが、こともあろうに、この家を出るというときに初めてまともに会話するはめとなった。
話してみると結構気さくな、いいおじさんだった(私よりも10歳近く上?)。
今後どうするかなど話をした。10分くらい話しただろうか。
最後に、「ちなみに私の弾くギターの音、聞こえませんでしたか?。」と訊いてみた。
「え?、ギターを弾くの?。全然、聞こえなかったですよ」。
焼き鳥屋のご主人にはギターの音は全く聴こえていなかったようだ。
隣の家との間隔は約1メートル。
それでも聴こえていなかったということは、新あばら家ではもっと聴こえないのでは?。
というのは、新あばら家の隣の家のとの間隔は、右側が約2。5メートル、左側が約1.5~2メートルだからだ。
これで安心した。

焼き鳥屋おじさんに別れを告げ、新あばら家に向かう。車で約1時間。
東京に向かう方向だけあって、道路は混んでいる。
事前に道順は現調で確認済だったので、迷うことはなかった、が、道が狭くて大変だ。
新あばら家に着いたら、サカイ引越センターのトラックはすでに到着していた。
青々しい畳の部屋に、次々とダンボールやら家具やらガラクタなどが運び込まれる。
ギターは自分の車で運んだ。

12時前には全ての作業が完了した。7年前はアート引っ越しセンターだったが、どちらもサービスに大差ないというところか。
とりあえずの衣食住に必要なものを取り出す必要があるが、どこにしまいこんだか分からず、探し出すのにかなりの時間を要したり、見つからなかったものもあった。
これだから、普段から用意周到に計画性を持って行動するという習慣を身に着けていないからこういうことになるのだ。
午後は住民登録や郵便転送届などの手続きがあったが、役所の手続きにはだいぶ時間がかかった。
印鑑登録もし直さなければならない。
親父が死んだときに作った、オランダ水牛の高級(?)実印がここで出番となった。
役場の駐車場から車で出ようとしたら、左方向からひっきりなしに車が来て右折出来ない。
仕方ないので、左折して先のローソンの駐車場でUターンして反対車線に出た。
とんでもなく。人や車の多いところに引っ越してきたもんだ。この先大丈夫か?。

帰りにホームセンターに寄って、桐のスノコを買った。
押し入れの中に入れるのである。アマゾンで買うよりもずっと安かった。意外に安い品物だ。
テレビの接続コードを買って、接続後テレビを点けてみたらNHKしか映らない。
何故?。コードを間違ったか。

新あばら家は築55年で、外観はあばら家であるが、屋内はちゃんとリフォームされていた。
キッチンの流し台、エアコン、照明器具などは新品に交換されていた。
壁紙、ふすま、板の間のフローリングなども全て新品に交換されていた。
トイレはウオッシュレットだったが、地持ちにとってはこれはありがたい。

風呂はタッチパネル式ではない、銭湯や、旅館の風呂にあるのと同じタイプの蛇口とシャワーであったが、これが不具合品のようだ。



熱くする方向が赤色、冷たくする方向が青色表示でレバーを調節するのであるが、青と赤が逆になっていた。
青色方向にレバーを回すと熱いお湯が出てきた。しかも急に熱くなったり急に冷たくなったり全く調整が効かない。
何も知らない人が使ったら、突然の熱いお湯にびっくりしてギャーッと叫ぶだろう。
昨日はガス屋さんの立ち合いで、事前に確認していたから大丈夫だった。
これは管理会社に行って直してもらわなければならない。

一夜明け、今日が勤続35年の特別休暇の最終日であるが、定期券の払い戻しと新区間の定期購入をしてきた。
みどりの窓口のある駅でしか手続きが出来ないそうだ。
そのみどりの窓口がやたら混んでいて30分以上待たされた。
年寄が多く、自動券売機で特急券が買えない方々が並んでいるのであった。
午後は旧あばら家で使っていた、夥しい埃と汚れにまみれたちょっと大きめのエアコンの移設工事をしてもらった。
6畳2間それぞれにエアコンだからちょっとぜいたくかな?。

それでも今日は全然寒くない。これを書いている今も暖房は点けていない。
新あばら家は意外にも結構暖かそうだ。
旧あばら家は隙間風が入ってくる家だったので寒かった。
暖かい理由の一つとして分厚い雨戸がついているからなのかもしれない。
ギターの後の遮音にもなるので、これはいい。ただし旧式の雨戸(3つあるうち2つは木製)なので開け閉めが結構大変だ。

アマゾンで注文していた、板の間4畳用カーペットを敷いてみた。





m単位売りなので余った部分は自分でカットしなければならない。両端も途中から幾分カットしなければならなかったが、案外上手くいった。
カーテンは今まで使っていたやつがサイズが合わないのと、7年間一度も洗っていなかったのでひどい汚れが付着していたので、新しく買うことにした。
アマゾンで安いのを探したが、サイズが大きいので結構な出費となった。

今度の日曜はauひかりの工事があるので、マンドリン合奏練習に参加できず2回連続の欠席。
しばらくギターも弾く時間も取れそうもなさそうだ。
荷ほどきも殆どしていない状況。
でも夜も昼間も静かなところだ。
とくに夜はとても静か。やはりギターの音が聞こえはしないかと杞憂だ。心配性だな。

明日は22日以来の出勤。
職場では浦島太郎状態だろうな。

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さらば、あばら家

2022-11-28 22:25:15 | その他
いよいよ明日引っ越しだ。
今日は最後の仕上げとして、家具類、ステレオなどに付着した夥しい埃を掃除機で吸い取ったり、ガスレンジの上に大量にこびりついた吹きこぼれや跳ね油をふき取ったり、冷蔵庫の冷凍庫にしっかりと張り付いた巨大な氷を引っ剥がしたりしていたが、意外にも時間がかかった。
とくに家具類はその裏に大量の埃がたまっていて、これを掃除機で吸い取るのも大変だ。
こういう目に付かない隠れたところに意外なものが落ちていたりすることがある。
あとは外注の屍がいたりする。ウヒャー、ゲッ、ゾッだ。

今回の引っ越しで一番大変だったのは、大量の本やCD、レコードをダンボールに詰めたこと。これはかなりの重労働だ。
7年前の引っ越しの時もそうだったが、この作業だけで引っ越し作業の約6、7割を占める。
今回は引っ越し先の新あばら家が現あばら家よりも若干狭いので、部屋に入りきれないであろう分の本として、ダンボール9箱を売却、1箱を廃棄、CD+レコードは1箱分を売却した。
本は信じられないくらいの安値で引き取られた。
9箱分売って、1万ちょっと。中には希少な文学全集も含まれる。

意外だったのはCD+レコード。
CDは殆どが中古で買ったものだが、購入価格は1枚平均して1,500円くらいのもの。
以前買ったのに注意して聴いていなかったために、また同じCDをだぶって買ってしまうという愚を犯したものを中心にディスクユニオンに引き取ってもらった。
レコードは殆どがジャズの古いレコード。
35年前の就職で東京に出てきて1年目に買い集めた中古や新品のレコードだ。全部で10枚くらいか。
ダンボール箱、1箱にも満たない量であったが、意外にもディスクユニオンの査定は12,593円。
これには驚いた。
ジャズのレコードの中に稀少盤があったのか。
どれが高値だったのか全く分からない。査定明細も無かった。

もし買取でなく、ヤフオクなどで出品していたら数万円にもなっていたかも?。
本は恐らく買取価格の10倍くらいで売るんだろうな。
まあ、いいや。

今日で住み慣れたこのあばら家ともおさらばだ。
6年10か月住んだ。
家賃も安く値上げもなく、更新料も1回だけで2万円しか取られなかったから随分と助かった。
今回は取り壊しのための退居であるが、引っ越し代等の補償はなかった。
この住居は築40年ほどの古い家であるが、住みやすかった。
畳6畳、畳4.5畳、板の間6畳、板の間4.5畳(キッチン)という間取り。
独りで住むには十分すぎる広さ。
板の間は床が傾斜していて、卵など丸いものを床に置いておくと、転がっていった。
家が傾いているのだ。そのせいかキッチンと板の間の間にある引き戸が閉まらなかった。
引き戸で床が傾斜しているので隙間が出来ていて、そこから冬は冷たい外気が入り込んできた。
冬の一番寒い時は、朝目覚めたら顔がとても冷たくなっていることに気が付く。

それでもこの家の最大の魅力は、周りが静かな環境で、夜は物音ひとつしないような静けさだった。
それでいて、夜中にギターを思いっ切り弾いても全然問題なかった。
この静かな部屋でギターを弾いたり、音楽を聴いたり、本を読んだり、思索にふけったりすることが無上の喜びであった。

本当いうとこの家とおさらばしたくない。ずっと居たいと思っていた。
しかし他人の都合で住処を変えなければならないことはそう多くはないだろうがあるということだ。
住みかえた住居がいい環境に当たるかどうかは分からない。
こればかりは実際に住んでみないと分からない。
静かな所を狙って住み始めてみたら、隣に大型商業施設が出来て騒音に悩まさられるということもあるだろう。
たしかに住居は快適であるにこしたことはない。
家と周囲の環境が快適か不快か、これは結構重要なことだと思うが、人生のすべてに渡って快適ということはごく稀だろう。
人によってとらえ方は様々であろうが、快適も不快も両方、経験した方が案外、長い目で見れば自分のためになるように思っている。

明日、この家と最後の別れとなるが、引っ越し前夜の部屋の様子を一部公開することにしよう。








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引っ越しの大詰めに意外なものが出てきた

2022-11-28 00:45:17 | 
引っ越しのための荷造りがほぼ終わった今日、玄関の脇のボロボロのビニール袋の下から、意外な物が出てきた。













1年前に手放したスズキジムニーJA11のターボチャージャーに接続する部品だ。名前はちょっと思い出せない。
これは社外品で純正品ではない。
ステンレス製で溶接で製作されている。
メーカー純正は鉄鋳物だ。

このステンレス製の部品はエキマニをタコ足のステンレス製社外品に交換した時に、セットで交換したものだ。
タコ足のエキマニに穴とクラックが出来て、排気ガスが噴き出すようになってから、純正品に戻した。
その時に取り外したものを捨てずに取っておいたものだ。

それにしてもよくこのような形状の複雑なものを製作できるものだ。
溶接前のパーツをどのように製作しているのだろうか。
SUSだから鋳物ではないだろうし、切削にによる機械加工だろうか。鍛造?。

形状がなんとも独特で、自動車部品という感じがしない。

これは捨てずにとっておこう。

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温泉で枯れたはずなのに足の裏から徐々に復活した汗を感じながら弾いた最後のトレモロ

2022-11-27 23:50:54 | ギター
引っ越しまであと残りわずかとなった。
今日は役場で転出届を出したり、バスの定期券の払い戻しをしたり、引っ越し先の新あばら家まで荷物の一部を運んだりと忙しかった。
新あばら家はとにかく狭い道路が無数に入り組んだような一帯の中にあり、迷ったら出てこれなくなる恐れがある。
1回でも道順にミスしたら大変なことになってしまうようだ。

今日は事前に詳しく地図で調べたけどやはり道を間違えた。しかし運よく復帰できたので一安心。
両隣にあいさつに行ったら、片方の家には50歳くらいの女の人が住んでいた。一人暮らしっぽい。
あいさつも丁寧だったので、良さそうな人という印象。
もう一方の隣は不在だった。

ギターを弾く位置をどこにするかいろいろ試案する。
4畳の板の間に切り売りのパーペットを敷くことにした。アマゾンで注文。これで音は少しか吸収してくれるはずだ。

さて遅い時間となったが、寝る前の1曲。
このところギターを弾いていなかったのと、ほとんどぶっつけ本番だったのでミスがいくつかあるのはしょうがないか。

伊豆の温泉三昧で枯れたはずなのに足の裏からじわりと徐々に復活した汗を感じながら弾いた最後のトレモロ 2022年11月27日
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温泉で汗を出し切ったせいで一滴も汗をかかずに弾いたフリア・フロリダ

2022-11-26 22:45:05 | ギター
引っ越し準備のさ中だというのに、23日~今日(26日)まで伊豆地方まで3泊4日の温泉&ドライブ旅行に行ってきた。
伊豆地方は高速道路を使えば意外に短時間で行ける。
しかし伊豆の南部や内陸部は国道なのに対向車とすれ違いの出来ない程道が細くて、さらにアップダウンの激しい道路が多く、結構神経を使った。
温泉は下賀茂、湯ヶ島、畑毛の3か所に泊まった。
旅の模様は後日記事にしたい。(9月下旬のローカル線の旅の記録もまだ記事にあげていないのに!)

帰ってきてから引っ越し準備を再開。
明日は役場で住所変更とか引っ越し先に運べる荷物を持って行ったりと、忙しい1日となりそうだ。
そうだ、バスや列車の定期券の払い戻しもしなくては。
引っ越しって、次から次へとやらなければならないことが出てきて際限がないという感じ。

新あばら家で夜遅くにギターを弾いて、隣家に聴こえないかが気がかりだ。
今の住居は全然大丈夫なのだが、今度はギターを弾く位置を窓から遠くするなどの配慮は必要であろう。

ステレオでギター曲を流して、外でどの程度聴こえるか実験をしてみようかと思う。
さて、久しぶりに寝る前の1曲。
気兼ねなく夜にギターを弾けるのが今で終わらないことを祈る。

温泉で4日間、夥しい汗を体内の隅々から出し切ったせいで、帰宅後の寝る前1曲で一滴も汗をかかずに弾いたたフリア・フロリダ 2022年11月26日




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