世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ミョウガ

2017年08月08日 23時05分01秒 | Weblog
台風が来るというので今日は髪をポニーテールに結わいた。
毛量が半端ない&長いので、まるで馬の尻尾のようである。背中でゆっさゆっさ、揺れる。

スカートも風で翻らないように、タイトなワンピースにした。
鞄はヴィトンのルコではなく、シャネルの小さいものを斜め掛けして、出勤。
こんなに気合いを入れて出勤したのに、台風の影響はほとんどなかった。
ガッカリ。でも濡れずに済んだのでよかった。

今日のお昼ご飯はサラダそば。
好きなんだけれど・・・一つ文句を言わせていただくと、ミョウガがたくさん入っているのがいただけない。
そんなに好きではない・・・ミョウガ。


ミョウガを食べると物忘れをする、という伝説を聞いたのは小学校6年生のとき。
当時、私は「ふるさと教室」というものに参加していた。
市主催か何かで、年会費1,200円を払えば月に一度どこかに連れて行ってもらえたり、物珍しい体験ができるという画期的な集いがあった。他の小学校の子も一緒だった。たしか30人ぐらいいた。

コミュニティーセンターに集まり、わらじ作り、土偶作り、紙飛行機作りなどをした。
子供心に新鮮だったのを覚えている。
その中でも一番印象的だったのが大型バスで黒羽の雄大寺に連れて行ってもらったことだ。
そこの住職さんのお話が面白くて、いまだに覚えている。

お釈迦様の弟子である周利槃特(しゅりはんどく)は、物忘れをする名人だった。
なんと、自分の名前も覚えられない人であった。(←子供、爆笑ポイント)
その槃特が亡くなり、墓から生えたのがミョウガであったから、ミョウガを食べると物忘れをすると言う俗説が生まれた。(←子供、信じて聞き入るポイント)

あれ?おかしい。ミョウガを避けて生きているのに、物忘れが激しいのだけど・・・私。

お風呂に入るのに、下着、タオル、パジャマを脱衣所まで持っていくべきなのに、毎日何かを必ず忘れるんである。買い物も行く前にメモに買うものを記載していかないと、必ず何かを買い忘れる。
もしも私がミョウガ大好き人間だったら、自分の名前はもとより、こうやって過去のことをつらつら書くブログも継続不可能になってしまうだろう。
今日のお昼にミョウガがたくさん入ったサラダそばを食べたからだろうか。
・・・何かをブログに書こうと思っていたのだけれども・・・それは忘却の彼方へといってしまったようだ。