世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

下町のセントラルパークを歩きながら

2012年11月20日 23時04分21秒 | Weblog
朝から爽やかな晴れ。
今朝は消毒をしに、病院に行ってきた。
今まで行っていた病院で紹介状を書いてもらい、家から近い総合病院に行くことにした。

待合室はお年を召した方ばかり。
1時間ほど待ち、名前を呼ばれた。

今日の外科担当は医院長先生らしい。
穏やかなおじいちゃん先生で安心。
看護婦さんはヴィダルサスーンばりのボブヘアスタイルで、つい威嚇してしまったが、超優しかった。
「抜糸はいつになりますかね?」
と先生に尋ねたら
「一週間から十日ですかねえ」
と、医師ではなくヴィダルが返答。

早く抜糸したい。
痒くてたまらない。
患部より絆創膏の部分が痒くて痒くて。ただれちゃってるんだが…。


駅に向かうため、冬の穏やかな公園を歩く。木々はすっかり紅葉して青空の中で己の主張をしている。
下町の中心部にあるこの公園。
心の中でいつも「下町のセントラルパーク」と呼んでいる。
下町のセントラルパークを歩きながら、最近忙しくて疲れていたことを改めて感じた。
すぅっと深呼吸したら、冷たい空気が肺胞いっぱいに沁みた。

嗚呼、太陽の日が暖かくて気持ちがいい。
こんなのんびりした出勤もたまには良い。
神様がくれたプレゼントなのだろうか。

午前中の後半に出勤。
吉熊上司に経過を報告。


昨日、怪我の応急処置をしてくれた後輩女子2名にお礼を贈呈した。
Yちゃんには、宝石入りのパック「pure smile」。
育児中で忙しい彼女の一時の安らぎをと思いチョイス。


Cちゃんには、クマのハンドタオルを贈呈。
前から私のこのタオルを欲していたのだ。
お揃い。
「同じものだから間違えないように、刺繍で名前を入れましょうか」
「あはは。小学校の雑巾みたいだね」
なんて言いながら爆笑。



彼女たちの応急処置のお陰で私の怪我は割りと早く回復しているっぽい。

私を病院まで車で乗せて行ってくれた吉熊上司には、お菓子を贈呈。
小学生の息子さんと甘党の奥様がいらっしゃるので、これが一番いいのかな、と。

今回の怪我では多くの人の優しさに触れた。
感謝してもし尽くせない。



昼休み、ハワイに新婚旅行に行ってきた他部署のM子ちゃんからお土産をいただいた。
チョコレートと香水。



あと、昨日、退職した人事部長がひょっこりやって来た。
彼女のお土産は、銀紙に包まれた怪しいお菓子。
地元の銘菓とのこと。
これ、凄く美味しい!


お菓子いっぱい☆


人事部長は独身時代、大手金融会社の社長秘書をしていた。
今、秘書検定一級の勉強をしていてわかったことがある。
彼女の言っていたことはほぼ正解だったこということだ。
勉強しながら、「人事部長だったらどうしただろう?」と思ってしまうことが多々ある。
在任中、もっと多くのことを彼女から学んでおくべきだった。
姑の如く、ちょっち口やかましいところがある人事部長だったが、可愛くて乙女でざっくばらんで真面目な良い人だった。


今日も残業後、図書館へ。
1時間半、集中できた。


怪我も退職した人事部長も、人生に無駄なことって一つもないのかもしれない。
そんなことを思った。

明日も晴れらしい。
頑張ろう!


キセキ Song of love カノン


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