世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

急遽、外出

2012年11月29日 22時18分00秒 | Weblog
朝イチで社長に呼び出された。
手帳を片手に、彼に着いていく。
「あなたに頼みたいことがアリマス」
とのこと。
先週の外出と同じような仕事を依頼された。どうやら、あのときのレポートが良かった模様。
「良かったデス、あれ。あんな風でいいからさ。明日の午前中までにまとめてクダサイ」
とのこと。


午前中に、急いで稟議書デリバリーに行く。
某課長に、
「待っていたよ、稟議決裁。随分溜めちゃって、便秘みたい。そうだ、今日からキミを『コーラック亮子』と呼ぼう」
と、勝手に命名された。
いつもならば、そんな冗談に付き合えるのだけれども、今日は忙しい。適当にあしらって、さいならっきょ。

午後、すぐに外出。
前にも行ったことがある某地。
駅からバスに乗るのだが、目的地まで行くバスは1時間に2本しかない。
陸の孤島みたいな土地に、いざ出陣。

淡々と仕事をこなした。
終わったら、外はすっかり夜。
行くときは大丈夫だったのに、帰りはバスで車酔いをしてしまった。
窓に凭れかかるようにし、「どうか駅まで吐きませんように」と祈りながら、流れる車窓を眺めた。
下車後、暫く座り込んでしまったが、なんとか帰りの電車では元気になった。
電車内を見渡すと、学生、主婦、会社員が、それぞれ疲れた面々で座っていた。
いつも外出の時に思う。「嗚呼、私が普段生活している間、ここではこんな時間が流れているのか」と。
これは休日の電車内では感じない。不思議なことなのだが、平日、仕事で出るシャバでしか感じられないのである。

そんなこんなで、帰宅。
今日も16,000歩ほど歩いた。

「ただいま」
と部屋に入ると、クマたちが密集しているではないか。
どうやら、姐御肌のチェジュちゃんが、皆に本を音読している模様。



その題名が
「さびしいくま」
である。

どぎゃ~ん!

嫌味かYO!?


今日みたいに体力勝負の仕事を依頼されると、「私、いつまでこの仕事を続けていけるのだろうか」という不安がいつもよぎる。でも、転職を考えたことは、本社に来てからは無い。むしろ、最近では、このまま続けていこうと堅い決心が胸に宿っている。腹をくくったと言っても過言ではない。決めたからには、毎日精いっぱいやろうと思う。今の私にできることを精いっぱい。クマのために。自分のために。



さて、今日の仕事の結果をまとめよう。
目指せ、朝一番での報告書提出for社長。