世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

100円ショップ、すげー

2012年11月18日 21時53分54秒 | Weblog
昨日、100円ショップに行った。
秘書検定の勉強をする際に必要な付箋とペンがなくなったので。
本当、何でも売ってるんだな。100円ショップ。


昔、文房具は文房具屋さんで購入するのが普通だった。
たまにスーパーの屋外で「100円均一」の催事があったが、どれも粗悪品だったように思う。
折れやすいシャーペンの芯とか。
派手なシュシュ(原色のヒョウ柄)とか。


先日、池袋の雑貨屋で付箋の価格を見て、その高さに驚いた。
どれも煙草1箱分ぐらいなのである。
「これじゃ100円ショップで買った方がいいんじゃね?」
と思った。
粘着力云々の問題もあるだろうが、別に付箋にそこまで期待していないからいいのである。


ついでに、昨日はクマのレターセットと手帳の中身も購入。

さて、道具も揃ったことだし、勉強再開。





咳をしても一人…でも…

2012年11月18日 20時33分01秒 | Weblog
昨日、防水用の絆創膏にしてから膝を大きく曲げられるようになった。
階段の上り下りだけは遅いが、その他は至って普通。
患部は熱を持っている。しかも腫れてしまい、おまけに痛痒くなってきた。
抜糸はいつぐらいになるのだろうか。


今日は一日安静にしていた。
外は良い御天気だ。
どこにも行けなくて残念な気持ちはあるが、こうやってのんびりするのもたまには良い。
窓からは日光が枕元まで射して気持ちが良い。

読書をして、目が疲れると、ぼんやりと天井を眺めていた。

咳をしても一人。
尾崎放哉の俳句が頭をよぎる。

「僕がいるよ」
と、吉熊。
そうだね。
キミがいたっけね。



続いて、普段できないスマホのアプリのゲームに興じまくる。
ダウンロードしまくり。
恋は人を詩人にさせるが、怪我は人をゲーマーにさせる。



そんな私に妹・芋子からメールが届いた。
彼女は来月、ホノルルマラソン(フル)に参加する。
2回目だ。
今日のハーフマラソンでは2時間ちょいのタイムだったそうだ。

そう言えば、彼女は小学校の持久走大会ではいつも学年でトップだった。
私はビリの方で、態々寒い中応援に駆け付けた母(&妹・弟)をがっかりさせた記憶しかない。
「まだかまだかと思っていたら、最後の方だったんだもん」
と言われたこととか覚えている。


その他、
学芸会
・妹→劇で毎年主役。親の期待、半端ない。
・私→劇でその他大勢。「探すのが大変だった」と母に言われる。


ピアノの発表会
・妹→小犬のワルツ…母、大絶賛。
・私→パデレフスキの「6つの演奏会用ユモレスク Op14 第1曲」マニアックすぎて、母、トイレへ。


成績
・妹→いつも良い
・私→悪くて母に怒られ、酔っ払ってきた父にも怒られる。
「亮ちゃんを怒らないであげてね」と両親に言ってくれていた妹。


旅行
・妹→年に二回は海外旅行。ラスベガスとかロンドンとかホノルルとか。
・私→お盆の高い時期にしか休めない。


コミュ能力
・妹→どんな人にも自分の意見を言えるが、とても優しい。飲み会に引っ張りだこでいつも飲み歩いている。
・私→挙動不審。


ドラマ「週末婚」の陽子と月子みたいだが、本人同士はいたって仲が良い。
妹は妹でけっこう悩んだり、また努力もしているので、僻む気持ちは全くない。
結婚しない私は、もしも将来寝たきりになったら、彼女と吉熊しか全力で頼れる人はいない。


そんなことを考えながら、また天井を眺めていた。











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映画「北のカナリアたち」

2012年11月17日 19時26分06秒 | Weblog
午前中、昨日お世話になった病院に行き、消毒をしてもらった。
初めて傷口を見たのだが、黒い縫合糸で縫われたそれを見た途端、ショックでクラっときた。
あと何年生きるか分からないが、この左ひざと余生を送らなくてはいけないのか…。
別に誰にも見せるわけではないのだが、でもやっぱりショックだ。
引きずるように歩いてはいるが、痛みはあまりない。
やっと包帯がとれて防水の絆創膏になったので今日から風呂に入れる模様。よかった。

せっかく早い時間に外を徘徊しているのだから、と映画館に寄った。
観たかった「北のカナリアたち」を堪能。



あらすじ: 日本最北の島で小学校教師をしていた川島はる(吉永小百合)は、ある事故をきっかけに島から出て行ってしまう。それから20年後、東京の図書館で働いていた彼女は、教え子の一人が事件を起こしたことに疑問を抱き、かつての自分が受け持っていた生徒たちに会うため北海道へ向かう。恩師と再会した教え子たちは、それぞれに抱える複雑で苦しい胸中を明かす。(シネマトゥデイ)


甘く見ていたのだが、これがかなり良かった。
ラスト、ノブ君演じる森山未来の演技に泣かされっぱなし。

原作は「告白」の湊かなえ。


北の島の分校で学ぶ雛のような6人の生徒たち。
どの子も純朴で本当に愛らしい。
札幌から赴任してきた「はる先生」(吉永小百合)の指導で、彼らは歌うことの楽しさを知る。透き通った声が涙腺を刺激し、歌声を聴いているだけで涙が出てきそうだった。山下達郎の「クリスマス・イブ」なんて、天使の歌声だった。

それとは裏腹に、子供たちはけっこう残酷だったりする…。
平気で人を傷つけることを言い放つ。
「あの事件」で、はる先生は島を出ていく。


20年後。
最年少のノブ君が引き起こした殺人事件をきっかけにして、ハル先生を軸に再び6人の絆が引き寄せられ、そして20年前に起きた「あの事件」の事実が徐々に判明していく。大人になった6人、真奈美(満島ひかり)、七重(小池栄子)、直樹(勝地涼)、結花(宮崎あおい)、勇(松田龍平)と一人ずつ出会っていくはる先生。


40歳と60歳のはる先生を演じた吉永小百合、あっぱれ。
満島ひかりはNHKドラマ「おひさま」で凄く光っていて気になっていた。
他の役者さんもけっこう上手くて、素直に感動できた。

はる先生を母親のように慕っていたノブ少年。
島を離れるはる先生を「先生、行かないで~!」と追う姿は涙なくしては見られなかった。


大きなスクリーンで見る北の大地、波のうねりがとても迫力があった。
見ているだけで凍えそう。

2時間があっという間。
これぞ東映という安定感も良い。
観客は御年配の方が多かった。


エンドロールは子供たちの歌う「あの青い空のように」⇒「カリンカ」という流れ。
歌も先生も大好きだった子供たちが、その後それぞれの道で出会う大人の現実を意図しているように思えた。



『北のカナリアたち』予告編



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プチツイていない現象の果て

2012年11月17日 01時03分33秒 | Weblog
ここのところ、「プチツイていない現象」が多発していた。
・上野駅でよそ見していた外国人(不良ちっく)に正面からぶつかられた。しかも睨まれた。睨み返したけど。
・ガストに行ったが喫煙席が満席。
・社長に見せなくて良いと思っていた資料がけっこう重要だった。
・まさかの貧血宣告。
・不動産会社の人の応対が悪かった。クレームのメールを送ったが返信なし。
・今日、昼休みに自販機でジュースを買おうと思ったら詰まった。

と、そんな「プチツイていない現象」が続いて、ちょっち落ち込んでいた。

その極め付けが、今日の昼休みの最後に勃発。

昼休み終了前、会社の階段を登っていたところ、まるで漫画のように前のめりで転んだ。
節電で階段が薄暗く、前々から危ないと思っていた。

最初に思ったのは転倒した時に落としたスマホの無事。…OK。
「痛いなあ」と思い、左足の膝を見たら、黒のストッキングが豪快に破けている。しかも血が出ているではないか。切り口がけっこう深くね?

当社の階段は石でできていて、縁取りは御影石製であるからに、スパッと切れてしまった模様。
あまりの痛さにうずくまっていたら、他部署の男性マネージャーが通りかかって私の部署に言ってくれた。
その間、足から吹き出した血が滴り落ちていて、ちょっとした事件の現場っぽくなっていた。
火曜サスペンス劇場@当社。聖母たちのララバイ。

「これは大ごとになるかも」と考えながら、後輩女子に支えられながら着席。
後輩女子2名に手当してもらい、その間、吉熊上司が人事課長に会社周辺のの外科について聞いてくれた。
その間、社長から電話がかかってきてその問い合わせに答えたり、日経平均株価が前日比194円高だったことが気になってしょうがなかったり、脳内パニック。

傷口は貯金箱の穴にように自らを主張し、中から肉っぽいものが「こんにちは」している。
34年生きていて、こんな怪我は初めてだ。激しく動揺してしまう。

「よし、行くぞ」と吉熊上司の運転する車になんとか乗り込み、近くの病院へ。
しかし、外科医がオペに入っていて、ダメだった。
後輩女子Cちゃんが調べてくれたA病院に行くことになった。
「あそこに搬送されると、みんな死んじゃうんだよ!人気が無い病院だからすぐに診てもらえるよ」
とクスクス笑いながら運転する吉熊上司。
…大丈夫なのか?ただでさえも「プチツイていない現象」が続いている私。なんだか、すげー嫌な予感がするんだが。

着いた病院は十仁病院さながらのレトロ感溢れる外観。嫌な予感MAX。
しかも遺体搬送車らしき車が出口から今まさに出て行くところだった。
受付に言ったら、すぐに診てもらえるらしい。…やっぱり!人気ないんだな。
吉熊上司が「終わったら電話しろよ」と言いながら去って行った。超心細い。
待つこと15分。名前を呼ばれて診察室へ。目の前には豪快なオッサン医師。

「転んで傷って言っていたから大したことが無いと思っていたら、けっこうすごいじゃん!!縫わないとな!!」
と、ビニールシートが敷いてあるベッドに促された。

枕の位置が通常とは逆じゃね?と医師が看護師に言っていた。
「そうでしたっけ?」
と看護師。
「まあいいか」
と医師。
素敵なやり取り。
縫合手術の準備をする医師と看護師たちのアットホームな会話を聞きながら、緊張。
私、これからどうなっちゃうんだろう…。まな板の鯉状態で目を白黒させる。
ライトがやけに眩しい。THE手術っていう感じである。

「手術するなんて初めてなんでドキドキしちゃうのですが」
と私。
「僕もドキドキしちゃうよ!!」
と医師。…医師、ドキドキすんな!!!

麻酔は激マジ痛かった。隣の壁に爪を立ててしまう勢いの痛さだ。
縫合手術自体は麻酔がかかっているせいか痛くなかった。ただ、時々太もも辺りの皮膚までも引っ張られる感じがして不快。

しかも
「あひゃ、これさ、筋膜も切れているよ」
と実況する医師。嗚呼、筋膜切れているなう…なのか。

頭上にいる看護師さんに必死でどうでもいいことを語りかけて、気を逸らしていた。
看護師さんによると、後輩女子たちが行ってくれた応急処置が良かったとのこと。
傷口が密着した状態で固定されていたので、傷が広がらずに済んだらしい。ありがとう。後輩女子たち。

手術後、医師に破傷風の注射をしろと言われたが、幼いころ、三種混合をしたので断った。
医師は信じてくれなかったが、母ヨーコたんに電話で確認したら、やはり打っていた。


会計時、吉熊上司に確認したら、休憩時間中の労災は下りないとのこと。
健康保険で賄った。まあ数千円で済んだので良かったのかも…。

吉熊上司の運転する車で帰社。
彼には本当、迷惑をかけてしまった。

社長に報告、周囲に迷惑を掛けてしまったことを謝罪し、仕事続行。経費分析が終わらない。
生足はまずいだろということで替えのストッキングを履いた。痛みはあまり無いが、怖いので痛み止めを飲んだ。
膝が曲げられないので不便。

定時で上がっても良いとのことだったので、上がった。
社長に「もう帰るんデスカ」という表情をされたのだが、見ないふりをした。
他部署の人たちが帰り際、「大丈夫?」とぞろぞろとやってきて、声をかけてくれた。

階段を下ると、石の床には私の血の跡がくっきりと…。
拭いても落ちなかったらしい。

帰りにロビーでI江姐さんに遭遇。一緒に駅まで帰ることになった。ぴょこぴょこ歩く私に速度を合せながら歩くI江姐さん。「もう、亮子ちゃんたらドジなんだから~。心配しちゃったよ~」とか言われた。

家の最寄りの駅から自宅まで、普段の3倍の時間を掛けて帰った。
不便すぎる…。

帰宅後、精神的なショックから布団にうずくまっていたら、そのまま寝てしまったらしい。
今、起きた。
痛みはあまりないが、膝がやけに火照るし脈を打っている。薬を飲んだ。

多くの人に迷惑を掛けてしまったという気持ち、抜糸もきっと痛いのだろうなという不安、土日にどこにも出かけられないという絶望、お風呂はどうしようという面倒臭さ…様々なことが沸々と湧き出でる深夜。


とりあえず、疲れてしまった。
プチツイていない現象がこれで終了すればよいのだが。

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ボジョレー・ヌーボ 解禁日

2012年11月15日 22時14分42秒 | Weblog
ボジョレー・ヌーボが解禁となった。
ワイン好きというわけではないが、毎年この日を楽しみにしている。
前の席に座っている吉熊上司に
「フルボトルの価格ですが、SEIYUでは650円。ドン・キホーテでは490円。イオンでは680円ですよ」
と報告している。

帰る時に
「さて。ボジョレー、買って帰るか」
と言う吉熊上司。
きっと奥様と二人で楽しむのだろう。
お優しい。


私も愛熊・吉熊にお土産としてハーフサイズを購入。
かんぱ~い!!


SEIYUで390円だった。勿論、ペットボトル。
味は…よく分からない。まあ…普通に美味しい。


実はそれよりも楽しみにしていたのがSEIYUの野菜餃子。
これ、超大好物。
餃子の国・宇都宮育ちの私も頷くほどの美味しさ。
遅い時間だったので20%オフ。
今日はずっとこれが食べたくて食べたくて。

残業後、秘書検定一級の勉強をするべく図書館に寄ったのだが、どうも眠くて眠くて。
でも「今日は餃子だ!そしてボジョレーだ!」と自分を励まして、秘書A子になりきった。
上司に報告する前には、その内容を完全に理解していないといけない…ということを知った…。はい、ごもっとも(耳が痛い)。

それでも眠くたかったので、喫煙&コーヒーで気合注入。



今年のボジョレー・ヌーボは、天候不順によるぶどうの不作によって輸入量が少ないらしい。
春から夏にかけ遅霜、雨、ヒョウと過去に例を見ないほどの天候不順に見舞われたとのこと。
毎年発表されるキャッチコピーも「史上最悪の不作」といわれるほどだ。
そんな中で育った今年のボジョレー・ヌーボ。
飲んだら打たれ強くなれそうだ。








半纏=綿入れ

2012年11月14日 22時46分48秒 | Weblog
朝、経費が固まったので、経費データの加工をする。
昼は、ひじき弁当にした。やはり、昨日の貧血の宣告を気にして。


後輩女子Cちゃんと吉熊上司と私のスマホを設定して、Skypeで話せるようにした。
また、今日は「袢纏」について三人で話した。

Cちゃん「冬に実家に帰ってこたつに入っていると、『寒いから袢纏着な』ってお母さんが半纏を肩に掛けてくれますよね?」
私「そうそう。半纏、懐かしい。屋内アウターだよね。うちのばあさんは半纏を『綿入れ』って言っていたよ」
Cちゃん「え~。『綿入れ』ですか?聞いたこと無いです」
という話をしていたら、吉熊上司が
「綿入れ。言う言う!」
と。
Cちゃんが「年代の差ですよ!」
と明るく言い放ち、爆笑。
吉熊上司(10歳差)私(7歳差)Cちゃん…だからなのか。


高校時代、家庭科の授業で半纏を作った。
私が、じゃなく、うちのばあさんが。
家庭科の時間はミシンの使い方が分からなくて、つまらなくて、ずっと友達と喋っていて、…持ち帰ってばあさんに作ってもらった…。
彼女の形見。針仕事が得意だったばあさん。細かいところも丁寧に縫ってある。
これだけは捨てられない。


予算の関係だかなんだか知らないが、キルティング素材の半纏。ちょっち斬新。


「今度、会社に着てきてくださいよ、その半纏」
とCちゃん。

えー…。



午後は経費分析。出張の準備も抜かりなく。
他の建物に行くとき、隣の公園の木々が鮮やかに染まっていて、季節の移り変わりを感じた。そういえば、朝晩寒い。トレンチコートは今日でおしまい。明日からは本格的なコートで出勤する予定。

なんだったら半纏で出勤!?


紅葉した木々を眺めながら、今年を振り返るのはまだ早いけど、今年やり残したことはないか?と自問。
秘書検定のテキストの読み込みぐらいだろうか。あと、読みかけの本が幾つかあるので、それらを読了したい。

あと1ヶ月半、ラストスパート。


貧血とのことでございます

2012年11月13日 23時43分32秒 | Weblog
心療内科デー。

待ち時間は3時間。まずまず。
ずっと秘書検定一級の勉強をしていた。
飾ってある小ぶりのテーブルを拝借。


☆取引先への話し方

秘書A子(田中)は、急に外出することになった上司(斎藤部長)から次のように言われた。
「取引先S社のK氏が資料を持ってくるので受け取っておいてもらいたい。後で連絡をしたいので連絡先と都合のよい日時を尋ねておくように」ということである。
A子はまだK氏と会ったことがない。
このような場合、来訪したK氏にA子は何と言えばよいか。その言葉を答えよ。


「S社のK様でいらっしゃいますね。大変申し訳ございませんが、斎藤は急用のため外出いたしました。私は秘書の田中と申しますが、斎藤から、資料をお預かりするように申し付かっております。また後ほど斎藤からご連絡を差し上げたいとのことでございますので、ご連絡先とご都合のよい日時をお教えくださいませんでしょうか」

という問題をひたすら解き、暗記。

取引先といえば、今日も新制服の件で業者の対応をした。
吉熊上司の華麗なる値引き交渉、隣で見ていて開いた口が塞がらなかった。
さすがは経営管理室長。
俺たちの吉熊上司。



さて、診察。

クマ医師、若干お疲れモード。

最近、仕事も私生活も懸念事項があまりなく、けっこう上手くいっていることを報告。
特に、仕事が楽しい。取引先との仕事は普段の仕事とは頭の違う部分を使用するので刺激的だ。
日常業務も、恙無く淡々と進めている。人間関係もまあまあ。
相変わらず社長に報告・連絡・相談するときは緊張するが、秘書検定準一級で培ったノウハウを駆使し、なんとか賄っている。睡眠もよく取れている。…そんなことを言った。

クマ医師、安心しているもよう。

そして前回の採血検査の結果である。
心配していた肝機能は問題なかったが、貧血という結果が出た。
11.2~15.2ないといけない値が9.7とのこと。どうりで最近、氷を食べたがっていたわけである。そういえば立ちくらみもあった。やはりそうだったのか、と思う反面、ちょっちショック。

「食生活の改善をしてください」
とクマ医師に言われたのだが、なにをどうすればいいのか良く分からない。
とりあえず、ヒジキとかプルーンとか食していればいいのだろうか。(ほうれんそうとレバーが苦手…)。


さて。
明日は経理が締まったら経費データの加工→経費分析。
会長の稟議決裁も溜まっている…。

頑張ろう~。



処方変更あり
パロキセチン、ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、ラベプラゾール
アクアチムローションはまだ残っているので今回は処方してもらわなかった。
背中のニキビも落ち着いたし。




透明な存在であるOLの「東京ラブストーリー」

2012年11月12日 22時49分59秒 | Weblog
社長に、出張を命じられた。
宿泊を伴う出張。
まず思ったのは、ドラマ「東京ラブストーリー」である。

第4話。

喧嘩をしたリカとカンチ。
翌日からリカは出張で苗場へ。
リカの出張を知らなかったカンチ。
当時、携帯なんてなかった時代。連絡が取れない。

やきもきしながらリカの帰りを待つカンチ。
カンチの一週間が「ラブストーリーは突然に」をBGMにして流れる。
営業先や会議で活躍するカンチ。
でもふとよぎるはリカの面影。


1月28日、ついに会社に帰ってきたリカだったが、なぜかカンチをガン無視する。


がっかりするカンチ。
外回りから帰社し、机に着くと、足元に何かが!


箱である。



その箱をそっと開けてみると…



カンチは公衆電話からリカに電話をかける。
でも一声が出てこない。
二人の間には、すぐそばを走る車の音が流れるだけ。

ようやく言葉を発するカンチ。
「会いたい」

答えるリカ
「…うん」


たしか東池袋中央公園で待ち合わせ。

(リカ) 「ただいまカンチ」
(カンチ)「なんだよ。出張行くんだったら行くって一言言えな」
(リカ) 「なんで部長でもないあんたにいちいち断わらなきゃいけないのよ」
(カンチ)「あ、そうかよ、そうかよ。何だ人がせっかく心配してやったのに」
(リカ) 「うーん、心配してたんだ~?」
(カンチ)「だ、だから、ほらあの、胸騒ぎするから」
(リカ) 「病院行った方がいいんじゃない?」
(カンチ)「心臓病じゃない!」


~中略~


(リカ) 「そんなに私のこと好きなんだ。うーん、知らなかったなあ。あ、そう。けどね、あたしの気持ちってものもあるし、そう簡単には両思いにはなんないよ」
(カンチ)「頑張る」
(リカ) 「夜中に寂しい時飛んできてくれる?」
(カンチ)「飛んでいく」
(リカ) 「ヒマラヤのてっぺんから電話したら、迎えに来てくれる?」
(カンチ)「迎えに行く」
(リカ) 「あったかいおでん持ってきてくれる?」
(カンチ)「屋台ごと持って行く」
(リカ) 「ビートリズのコンサート、家で開きたいって言ったら?」
(カンチ)「連れてくる」
(リカ) 「ジョンはどうするの?」
(カンチ)「俺が代わりに歌う」
(リカ) 「魔法使って、この空に虹掛けてって言ったら?」
(カンチ)「それはできないかもしれないけど…」
(リカ) 「じゃ、だめだ」



(カンチ)「でも、魔法だったら使える。」
(リカ) 「どんな?」



リカの唇に自らのそれを重ねるカンチ…。
背後に広がる公園のネオンに包まれ、二人はそっとほほ笑む…。




これですよ、私がOLになろうと思った瞬間は。
これがやりたいが故に地元を離れ上京し、「御社が第一希望です」と言いまくり、運良く今の会社に潜入したのである。



しかし、現実は、カンチなんて、どっこにもいない!

挙げ句の果てには
「あれ?亮子ちゃん、昨日いなかったっけ?」
と言われる始末。
透明な存在であるボクならぬ、透明な存在であるOL…。


でも、大事なのは、本当に「虹をかけられる」かどうかではなくて、「魔法は使える!」と言ってくれる存在がいることだ。

な、吉熊。




とりあえず、出張、頑張ってくる。


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つぶやき

2012年11月12日 22時49分21秒 | Weblog
朝から残業突入時まで忙しかった。
トイレにもいけないぐらい。

新制服の件。
店舗の人たちが選んだ制服が決まったので、ボツになった業者さんにお断りの電話を入れた。
これが気の重い業務で。営業マンの背後にいる自信満々のデザイナーのがっかりっぷりを考えると、もうね。胃が痛かった。

残業後、図書館へ。
疲れた体を引きずり、喫茶店でご飯。

前の席でどこかの警察学校の男の子とその先輩らしき男性がいた。
彼らの会話が聞こえてきた。

後輩の男子が言う。「こんなに厳しい世界だとは思わなかった」と。彼は母子家庭。家賃二万円の家に住んでいる。早く働いて母親を楽にさせたいらしい。
警察学校で勉強できて、お金ももらえて、こんなにいい境遇なくね!?と意気揚々と、警察学校に入った。しかし、軍隊みたいな日常に少し疲れてしまったんだそうな。こんなんだとは思わなかったと坊主頭を項垂れていた。

先輩はそんな彼の愚痴や不安を優しく聞いていた。先輩も先輩で、親戚に公務員のキャリアがいて、その存在が気になると言っていた。

「先輩と話せて良かったっす、自分」
後輩男子の清々しい笑顔を見て、この国もまだ捨てたもんじゃないと思った。


もちもち肌

2012年11月11日 23時09分13秒 | Weblog
顔剃りに行ってきた。
ビフォーアフターが如実に確認できるので、欠かせなくなった。
化粧のりが違う。吸い付くような肌というものを実感できる。
また顔剃りに行くようになり、吹き出物があまりできなくなった。顔剃りマンセー。

私がお世話になっているのは、近所の理髪店である。
最初は入りずらかったのだが、レディースシェービングの効能を知りたいという好奇心が勝り、思いきって入店。あれから4年。
この店、最近ではレディースシェービングを売りにしている。私を含めて20人ぐらいの女性が常連らしい。店主マリコさんは、今日もマシンガントークをかましていた。

ふわふわの泡とじんわりと温かい蒸しタオル、そしてそんなリラックスの合間に訪れる剃刀を顔に当てられているという緊張感。
マリコさんは、体調を崩して8月まで半年間、入院を余儀なくされた。離れていった客も多いが女性の常連客は全て戻ってきたことが誇りらしい。

顔剃り、マッサージ、パック、喫煙しながらマリコさんとソファーでお喋り。
そんな過程を経て、私の肌は今月も生まれ変わった。喫煙者の肌とは思えない。


「明日からまた頑張れそうです!」と言うと、マリコさんは、すげー喜んでくれた。


脅迫めいた…

2012年11月11日 23時08分44秒 | Weblog
昨日は上野から池袋に移動して、買い物をした。
既に街はクリスマスっている!早くね!?


この前見たスーツが忘れられずに、また見に行った。
試着したら良くてお買い上げ。
実際試着したらウエストから腰にかけてのライン、そしてスカートのシルエットが綺麗だった。
最近痩せたのを良いことに、ワンサイズ下のものを購入した。もう絶対に太れない、脅迫めいたスーツ。
秋から春にかけて、私は、スーツで出勤する。コーディネートを考えずに済んで楽だからである。役員や社外の人を相手にすることも多いので、その方がいいのかな、と。


東急ハンズへ。
サンシャイン通り沿いにあるゲームセンターの前。
巨大リラックマ。かわいい!!



今日は、そんなスーツを愛でながらカップラーメンをすすり、クマたちの点呼をした。
これが我が家のクマたち!


ちょっとしたグラス規模である。
これ以上増やせない…。脅迫めいたクマ…。
私が死んだら、この子たち、どうなるんだろう。ふと不安がよぎる。


スマホのアプリ「太鼓の達人」にハマった。
これでゲーセンにいかなくて済む。




のんびり休日も御仕舞い。
明日からまた怒濤の一週間が始まる。
無事、金曜日を迎えられるのか。
頑張れ、私。


絵の中に閉じ込められずに済んだ

2012年11月10日 22時47分14秒 | Weblog
東京都美術館で開催されている「メトロポリタン美術館展」に行ってきた。
2時間では足りないぐらいボリューミーな内容だった。
絵画54点、彫刻・工芸66点、写真13点!!


メトロポリタン美術館とは…
ニューヨークのセントラル・パークに建つメトロポリタン美術館は、1870年に創設され、現在まで140年以上、「Met(メット)」の愛称で世界中の人びとに親しまれています。その規模は、所蔵品約200万点、年間来場者数約500万人超、敷地20万平方米を誇り、名実共に世界最大級の美術館といて位置づけられています。私立美術館でありながら市民の寄付や寄贈により育まれたそのコレクションの規模と幅広さは米国随一で、ギリシャ・ローマ、エジプト、欧米の美術のみならず、アジアやアフリカ美術、楽器、武具・甲冑、写真など、多岐にわたるジャンルのコレクションが巨大な館内に納められています。あらゆる人びとが楽しめるよう、入館料が「希望額」として提示されていることも、広く市民に愛されている理由のひとつとなっています。(美術館HPより)



2年前の夏休み、ニューヨークに一人旅に行った。
当然メトロポリタン美術館にも行ったが、あまりの広さに迷子になった。
係員に、地図を片手に自分はいったいどこにいるのかを尋ねること多々。









また、我々の世代ではNHKのみんなのうた「メトロポリタン美術館」(大貫妙子)を知らない人はいないだろう。
あの歌は、夜のメトロポリタン美術館でミイラとダンスしたり靴下を追剥された女子が、最後、大好きな絵の中に閉じ込められるという、なんともホラー的なオチで終わる。ちょっとトラウマ…。




そんなメトロポリタン美術館の名作が日本にやってきた。
ウェルカムようこそ日本へー♪



レンブラント「フローラ」

もう自分の若さと美貌が長続きしないだろうと悟っているようなモデル。
差し出す花の美しさとは対照的に表情は暗く悲しげだ。なんだか超共感してしまった。
それにしてもレンブラントの細かい筆のタッチ、なんとも素晴らしい。




ルノワール「浜辺の人物」

爽やかな作品。
昔、家族と行った5月の河原子海岸の色を思い出した。




クロード・ロラン「日の出」

私は、写実的で精緻な作品が好き。
普段見る太陽の光を受けてピンク色を宿した雲と青い空が混じりあったあの様子をまるで写真のように描かれた作品に、つい見いってしまう。




ゴッホ「糸杉」
どんだけ絵の具を使っているんだよー?!と言いたいぐらいたっぷりと絵の具が使用されているのが遠く離れて見ても分かる。厚みをもった重厚な絵の具が力強いタッチでのびやかに絵に溶け込んでいた。






アルバート・ビアスタット「マーセド川、ヨセミテ渓谷」

精緻というばこれも凄かった。
何度も戻って見てしまうぐらい。




フランソワ・ポンポン「シロクマ」

本作品展の目玉。
大理石で作られたもの。
触ったらどんな感触なのだろう。
きっとひんやりして気持ちいいのだろう。横から見るとシロクマの鼻孔なども然り気無く作られている。
なんとなく、ガンバの冒険のノロイに似ていなくもない。




ドイツ「テーブルを組み立てる猿のガラス板」

この猿たちはテーブルを作っているのだが、良く見ると足の本数がアレ。
猿は中世美術において愚かしさの象徴らしい。
真ん中の猿、すげー意気揚々とした表情をしていて、おかしい。
一生懸命に作っているのに結果的には残念というそのコントっぽさにクスッ。
1500年に作られたもの。500年前にこんなに笑える作品があったとは。




本展覧会での萌え作品。クマクマ。
ローマ時代「熊形の容器」

これ、ボトルなのである。
クマの背部に蓋があり、恐らく何かの液体を入れていたとのこと。
クマの毛並みがゴージャス。手足が怪しい…。




ベルナール・バリッシー「水生生物の大皿」

皿なのであるが、魚は分かる。でもどうして蛇を乗せちゃったかなー…。
これでシチューとか出されても食する気が起きないような気がする。


ティファニー「ハイビスカスとオウムの窓」
ニューヨークといったらティファニーである。
本展覧会ではティファニーの工芸品も数点あった。
この鮮やかな色彩、イイネ!





会ったこともない人の作品に、こんなに心を揺るがされるだなんて。
それはやはり、その作品が持つパワーなのだと思う。


「タイムトラベルは楽し!メトロポリタン美術館~♪」
と小声で歌いながら上野駅まで歩く。
外はもう真っ暗だ。冬がすぐそこまでやってきていることを知る。


絵の中に閉じ込められずに済んだ。

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Tokyo Stock Exchange

2012年11月09日 23時10分59秒 | Weblog
昨日、洗濯機から洗濯物を出すときに、全力で「嗚呼もう駄目だ、無理だ、やりたくない!」と思った。
干さないとパンツの在庫が危ういので、頑張って干したのだが。家事が嫌いな自分は十分認識していたのだが、こんなことは初めてだったので驚いた。


今日は、第2四半期決算短信の開示。
東証に行ってきた。
昼は銀座ライオンのランチ。
カキフライ。大好物!
しかし、食べ過ぎて胃もたれ。胃薬投入…。



ランチを早目に食べ終えて、東証アローズを見学。
東証入館時に、警備員に会社から持ってきた入館証を見せる。
「投げ込みです」
…颯爽と。


シリンダー上部で回り狂う銘柄。
いつ見ても元気だ。
直径17メートルの巨大なガラスシリンダーは市場の透明性・公正性を象徴しているらしい。






巨大モニター。200インチ!
刻々と変わる東証上場会社の株価やTOPIX、日経平均株価などが表示される。
この前に立つと気分がでかくなる。
「日本を買い叩く!」(By「ハゲタカ」鷲津政彦)みたいな。



さて、市況は…

 9日の東京株式市場で日経平均株価は5日連続値を下げ、終値は前日比79円55銭安い8757円60銭と、10月16日以来、約3週間ぶりの安値水準となった。
 アメリカ大統領選挙後、財政への先行き不安を背景に前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、約3か月半ぶりの安値で取引を終了した。この流れを受け、9日朝の東京株式市場も、週末とあって幅広い銘柄にリスク回避目的の売り注文が入った。外国為替市場で円相場が円高傾向になっていることも、輸出関連株などの重しとなった。午前中の日経平均株価の下げ幅は100円を超える場面もあったが、午後にかけて下げ幅をやや縮め、その後は小幅な値動きで推移した。
(日本テレビ系(NNN) 11月9日(金)17時32分配信)




昔は場立ちと言って、株券売買立会場で売買取引を行う売買注文処理担当者がいて、手サインで売買取引を行っていたが、現在はすべてコンピュータ処理となり立会場は廃止。取引所はいつも閑散としている。今日は学生の見学者がいた。


シェア先生、健在。



時間になり、投げ込みをするべく、臨時投函BOXへ。
以前は三階にあったのだが、今は地下一階に。

私のミッションは臨時投函BOXに決算短信を投げ入れること。
ロイター、日経新聞社など社名が入った箱(ダイソーとかで売っているようなプラスティック製)に、短信を投げ入れる。
別に投げ入れなくても、そっと入れても良いのだが、ツウぶって投げ入れている痛い私。

で、最後に会社名一覧の紙にチェックを入れて終了。


毎回、この業務をすると、小惑星探査機はやぶさになった気分になる。
会社という小惑星から短信という欠片を、東証という地球へ送り届ける。

帰社後、はやぶさのように燃え尽きた私を仕事がたくさん待ち受けていた。
社長から依頼されていることや制服関連のことなど、やることたくさん。
再び燃え尽きた。


花金なのに今日も図書館へ。
秘書の「感じの良い話し方」を学ぶ。
またまた燃え尽きた。


巻き髪も朝の巻き巻き状態からだいぶほぐれた。たらら~ん。



やっと帰宅。
空を見上げると、木星をはじめとする無数の星が輝いていた。


明日から二連休。
さあ、燃え尽きた体をゆっくり休めよう。

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冬が始まる

2012年11月08日 23時25分43秒 | Weblog
昨日、チェックした第2四半期決算短信。
朝、指摘事項を吉熊上司に報告した。
「ここ、変ですよ」
と。

そしたら、
「見付けやがって!さっさと直しておけよ!」
と吉熊上司。


「すいません。Word直してPDFにしておきます」
と言ったら、ニヤニヤしながら
「いじるな!」
と…。

「いったいどうしたらいいんですかぁ~」
と、眉を八の字にする私を見ながら、吉熊上司と後輩女子Cちゃん、爆笑。
たまに容赦なく私をいじくる吉熊上司。




喫煙所も寒くなってきた。


第2四半期決算短信の開示が終わったら、本格的に冬が始まる。

何回か風邪を引き、
正月で美味しいものを食べ、
北風に凍えそうになり、
春を待ちわびて、
「震災から2年だね」とか話し、
いつのまにか桜が咲いている。

軽やかに越冬したい。




クマ コレクション

2012年11月08日 23時18分03秒 | Weblog
我が家のクマアクセコレクション。

クマストラップ、キーホルダー、ブローチ、ネックレス、クマヘアアクセ。


中性洗剤でキレイキレイしてあげた。

そして、吉熊の兄弟も。
いつもは棚の上に鎮座している彼ら。
一つ一つ、お風呂に入れてあげた。

「やあ、お久しぶり」




我が家のAKB…「明らかに危険なベアたち」ではありませんよ。




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