世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

テキストの中の同志

2012年11月26日 21時57分57秒 | Weblog
朝一で近所の病院へ。いつもと違う外科医に診てもらった。
「抜糸は今週金曜日ぐらいにしようか」
と言われた。
ええ!?今日じゃないの?こないだの先生、「来週月曜日に抜糸しましょう」と言っていたよ?
私にしては珍しく、自らの主張を述べてみた。
「う~ん。傷口、開いちゃったら申し訳ないし…」
とウダウダ言ってるので
「やっちゃってください」
と強気で攻めた。
そう毎日毎日、消毒で遅刻できないのである。それに自身の肌に縫合糸が刺さっている居心地はあまり良いものではない。しかも絆創膏かぶれで痒いし。

そんなこんなで、抜糸した。
解き放たれた感がたまらん。すっきり。
今はテープで傷口を開かないように固定してあるので、なるべく膝を曲げないようにしている。


会社に行く途中、ふと思い出してしまった。
「今日、私、お茶室当番じゃん!しかも今朝は常務会じゃん!会長にお茶を出さないといけないんだ!やべ~」
と。
あのフロアの女子たちには「お茶当番」という謎のミッションが何週間に一度、巡ってくる。布巾を漂白したり、湯を沸かしたりするのである。今日、私はその当番だった。忘れていた…。
常務会の会長へのお茶出しは、ペットボトルのお茶を常務会前に会長席に置いておくというもの。退職した人事部長から頂いた、これも謎なミッションである。忘れていた…。

しかし、持つべきものは優秀な後輩女子。
なんとCちゃんがやっておいてくれたのである。
なんて良い子なんだ。
散々詫びた私に、彼女は、連休中に行ったという「出雲展」のお土産をくれた。
クリアファイルと、メモパッド。
いずれも鹿さんの絵。可愛い。



残業後、図書館へ。
今日はやたら眠かった。

こんなイラストに遭遇した。


右側の女子は早稲田教育出版「秘書検定集中講義」のテキストに出てくる「秘書A子」
秘書検定を勉強している人にとってはけっこうなじみ深い、俺たちの秘書A子だ。
そんな彼女が同僚とご飯を食べている!
しかも「鮭定食」みたいなものを食している。渋っ。
でもなんか女子会の延長みたいで楽しそうじゃないか、A子。
思わず笑ってしまった。


秘書検定の勉強を続けていられるのは、私が秘書A子に親近感を抱いているからだろう。
テキストの中の同志といったところだろうか。
…お茶当番&会長へのお茶出しを忘れてしまう私は、秘書A子への道のりが長く感じるけれども。


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