世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

芋子鍋

2011年01月22日 23時53分25秒 | Weblog
宮前平から幾度か乗り換えをし、芋子邸に到着。
メゾネット式の素敵な部屋である。
そして何より片付いている!同じ親から生まれたとは思えない。

芋子邸に着く前に、駅前のスーパーで食材を購入したんだが、カートを押しながら颯爽と買うべき品物を篭に入れる芋子を見て、マジで尊敬してしまった。しかも上手に50%の商品を選び出す。すげー。スーパーで惣菜以外の野菜やら肉なんかを買うなんて私の人生では有り得ないシーンである。とても新鮮な光景に見えた。
ぼーっと彼女に付いていたのだが、
「亮ちゃんは、入口の喫煙所で煙草でも吸ってて」
と言われた。木偶の坊以下である、自分。

部屋に着いて、芋子はキッチンで鍋の準備を始めた。
私は部屋でまったりんこ。芋子部屋を散策。


ぬいぐるみの皆さま。



このクマを私にくれるらしい。スージーズー。
ちょっとした養子縁組。



鎌倉のオルゴール堂で買った誕生日プレゼント。
愛用してくれているらしい。



私の部屋には見られない専門雑誌。そして料理本。



手前のオルゴールは、昔、近所のファンシーハウス・アイアイで、芋子が籤で当てたもの。



10分後、下ごしらえを終えた芋子がやってきた。
かんぱーい!


鍋奉行芋子にすべてを委ね、鍋を堪能。
美味しい!


ミスチルのDVD(シフクノヲトツアー)を観ながら、また語る。
亮子は中2病だという結論が導き出された。
かっこいい男子を見てキャーキャー言うだけで満足し、交際やデートや同棲、結婚という段階を面倒臭がるからとのこと。うん、中学2年生のときの私のまんまだ。芋子、鋭い。


IKEAで購入したという間接照明。
何このセレブっぷりは。



お腹一杯。



23時すぎに、帰宅することにした。
芋子が駅まで送ってくれた。
「泊まってくかい?」と言われたが、断った。
彼女が忙しいことを知っているから。

バイバイ!


毎日明け方まで仕事をし、ヘトヘトになりながら生きている芋子。
「この部屋を守るために、頑張る」
と言っていた。
その言葉に頷けるほど、本当に素敵な部屋だった。
そして、小さい頃は喧嘩ばかりしていたのに、今、こうして仲良くなれたのが不思議。

1時に帰宅。
そのままバタンQ~。
コメント (6)

実践!のんきの国

2011年01月22日 23時40分18秒 | Weblog
金曜日、妹・芋子からメールが来た。
「ねーちゃん、明日何してんの?」
暇な私を見透かしている内容。さすがは妹。
…ということで、会うことになった。
宮前平にある温泉と岩盤浴の施設・「湯けむりの庄」→芋子邸で鍋というプランで。

芋子は既にこの施設を体験済みで、物凄く良かったと言っていた。2010年温泉口コミランキングで1位になった施設とのこと。
「次回はねーちゃんと来たいと思ってたんだ」
…嗚呼、優しい妹を持って私は幸せだ。そして、どんだけ仲良しなんだ、うちら。

渋谷駅で乗り換えて、田園都市線で宮前平駅で下車。
妹・芋子は相変わらずであった。
駅から4分ぐらい歩き、到着。
外観からしてどっかの温泉宿といった風情。
脱衣場で衣服を脱ぎ、体を洗い、メイクを落とし、裸一貫で露天風呂へ。
たくさんの種類の風呂があり、何から入ろうか迷ってしまう。
源泉かけ流し風呂・岩風呂で芋子と語らいながら、肩から上は寒い、下は温かいを楽しんだ。今日は晴れていたので、青空が高く澄んでいた。気持ちいい~。極楽じゃ~。
あと、日本初の炭酸琥珀湯が良かった。「中空糸膜」を通して炭酸ガスを溶かしこんだものらしい。

巨大盛り塩を囲んでひたすら汗を出すスチーム塩サウナもグー。
肌がつるつるになった。
蒸気が塩辛くて美味しかった。

一番ウケたのが直立しながら入る風呂。
プールみたい。
「面白いね~」
と、はしゃぎまくり。
ここでおばちゃんに話しかけられた。
「お二人はお友だち同士なのかしら?」
だって。
やはり全然似てないんだな、我々姉妹…。

続いて岩盤浴着を着用して岩盤浴へ。
関東最大級の岩盤浴施設で6種類の岩盤浴を楽しめる。
まずは芋子おすすめの岩塩岩盤浴。
人気があり、順番待ち。
数分間並び、いよいよ我々の番。
小石上の岩塩にマットを敷いて転た寝。
体の芯まで温まる感じ。次第に汗がじんわりと滲む。でも真夏にかくようなべとべとした汗ではなく、水のようなさらさらとした汗。不思議。

途中、暑くて
「もう限界かもしれぬ」
と断念しそうになったが、せっかく並んで得たこの場所をそう易々と他人に譲ってたまるか、頑張れ自分…と励まして20分。
やはり限界に近づいたと思しき芋子と出た。
互いに汗まみれ。

水分補給をし、「薬宝玉石」の岩盤浴へ。
円状の個室に、10人ぐらいの人が熱と、そして自分と戦っていた。難しい顔をして互いに向かい合うこの形式って、「10代しゃべり場」みたいである。出たあと、芋子にそのことを告げ、二人で爆笑。

芋子が予約してくれていた「天」という岩盤浴へ。天井に現れるイルミネーションを見ながら、そして耳元に流れる小川のせせらぎを聞きながらの岩盤浴を堪能。
BGMは、心療内科の待合室で流れるような「ふわわ~ん」「ぽよよ~ん」としたα波大放出みたいなもの。
日常で蓄積した毒素が汗と一緒に一気に出た。
汗をかきまくったので、もう一度温泉に戻り、洗髪をして、また露天風呂へ。
夜空には多数の星が浮かんでいた。
芋子とまた語る語る…。

出たあとは、髪を乾かし、化粧をし、会計。
2千円ちょっとで十分に癒された。肌なんてもちもちつるつる。こりゃたまらんな。

館内の内装も素敵だった。
全体に木目調で、廊下や部屋の端々に敷石や花が点在しており、居心地がよかった。
喫煙所もあるので安心。



昔、一色紗英が出ていたポカリスエットのCM。
「のんきの国」
あの世界観をずっと味わいたかった。
宮前平で、ちょっこし、念願が叶った。
ポカリスエット 一色紗英『のんきの国篇』