世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

実践!のんきの国

2011年01月22日 23時40分18秒 | Weblog
金曜日、妹・芋子からメールが来た。
「ねーちゃん、明日何してんの?」
暇な私を見透かしている内容。さすがは妹。
…ということで、会うことになった。
宮前平にある温泉と岩盤浴の施設・「湯けむりの庄」→芋子邸で鍋というプランで。

芋子は既にこの施設を体験済みで、物凄く良かったと言っていた。2010年温泉口コミランキングで1位になった施設とのこと。
「次回はねーちゃんと来たいと思ってたんだ」
…嗚呼、優しい妹を持って私は幸せだ。そして、どんだけ仲良しなんだ、うちら。

渋谷駅で乗り換えて、田園都市線で宮前平駅で下車。
妹・芋子は相変わらずであった。
駅から4分ぐらい歩き、到着。
外観からしてどっかの温泉宿といった風情。
脱衣場で衣服を脱ぎ、体を洗い、メイクを落とし、裸一貫で露天風呂へ。
たくさんの種類の風呂があり、何から入ろうか迷ってしまう。
源泉かけ流し風呂・岩風呂で芋子と語らいながら、肩から上は寒い、下は温かいを楽しんだ。今日は晴れていたので、青空が高く澄んでいた。気持ちいい~。極楽じゃ~。
あと、日本初の炭酸琥珀湯が良かった。「中空糸膜」を通して炭酸ガスを溶かしこんだものらしい。

巨大盛り塩を囲んでひたすら汗を出すスチーム塩サウナもグー。
肌がつるつるになった。
蒸気が塩辛くて美味しかった。

一番ウケたのが直立しながら入る風呂。
プールみたい。
「面白いね~」
と、はしゃぎまくり。
ここでおばちゃんに話しかけられた。
「お二人はお友だち同士なのかしら?」
だって。
やはり全然似てないんだな、我々姉妹…。

続いて岩盤浴着を着用して岩盤浴へ。
関東最大級の岩盤浴施設で6種類の岩盤浴を楽しめる。
まずは芋子おすすめの岩塩岩盤浴。
人気があり、順番待ち。
数分間並び、いよいよ我々の番。
小石上の岩塩にマットを敷いて転た寝。
体の芯まで温まる感じ。次第に汗がじんわりと滲む。でも真夏にかくようなべとべとした汗ではなく、水のようなさらさらとした汗。不思議。

途中、暑くて
「もう限界かもしれぬ」
と断念しそうになったが、せっかく並んで得たこの場所をそう易々と他人に譲ってたまるか、頑張れ自分…と励まして20分。
やはり限界に近づいたと思しき芋子と出た。
互いに汗まみれ。

水分補給をし、「薬宝玉石」の岩盤浴へ。
円状の個室に、10人ぐらいの人が熱と、そして自分と戦っていた。難しい顔をして互いに向かい合うこの形式って、「10代しゃべり場」みたいである。出たあと、芋子にそのことを告げ、二人で爆笑。

芋子が予約してくれていた「天」という岩盤浴へ。天井に現れるイルミネーションを見ながら、そして耳元に流れる小川のせせらぎを聞きながらの岩盤浴を堪能。
BGMは、心療内科の待合室で流れるような「ふわわ~ん」「ぽよよ~ん」としたα波大放出みたいなもの。
日常で蓄積した毒素が汗と一緒に一気に出た。
汗をかきまくったので、もう一度温泉に戻り、洗髪をして、また露天風呂へ。
夜空には多数の星が浮かんでいた。
芋子とまた語る語る…。

出たあとは、髪を乾かし、化粧をし、会計。
2千円ちょっとで十分に癒された。肌なんてもちもちつるつる。こりゃたまらんな。

館内の内装も素敵だった。
全体に木目調で、廊下や部屋の端々に敷石や花が点在しており、居心地がよかった。
喫煙所もあるので安心。



昔、一色紗英が出ていたポカリスエットのCM。
「のんきの国」
あの世界観をずっと味わいたかった。
宮前平で、ちょっこし、念願が叶った。
ポカリスエット 一色紗英『のんきの国篇』



この記事についてブログを書く
« 猛獣使い | トップ | 芋子鍋 »
最新の画像もっと見る