晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

ありがとう2015

2015-12-31 22:46:15 | Weblog
 2015年未年もあとわずかとなりました。
草を食むヒツジのように・・・と歩む第二人生・農の道も恙なく申年へと向かえそうです。
 夫との二人三脚の果樹栽培の暮らしにブログを始め8年が経過していました。
過去の大晦日のページをめくりながら、こんなにたくさんの思い出とたくさんのお仲間が出来たのは何にも変えられない財産のように思えるものです。
 
 就寝前にポチポチと綴る一日に、コメントをいただき嬉しさと明日への元気までもいただいておりました。
 単純な毎日、狭い世間で暮らす農婆にとってのブログは備忘録であり、訪問するブログもまた楽しみのひと時です。
世間の狭い田舎の婆でも、少々近寄りがたいところへもブログならばこっそり訪問も出来ますし、すっぴんだって平気です。敷居の高さも感じなくなりいつの間にか深夜族となりました。
皆様には、一年のお付き合いありがとうございました。

 さあ、もうすぐ菩提寺の除夜の鐘も聞こえて来る頃です。
今年もしっかり着込んで菩提寺へ年越しのお参りと元朝祈願に出かけます。
 来る年もサルことなくお付き合いよろしくお願い申し上げます。
  < 年ごとに 想いひとしお 晦日の夜 >
  
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迎春準備

2015-12-29 22:53:30 | Weblog
 一年が平穏に過ぎてゆくことに感謝し、また来る年の幸せを願いながらお正月の準備です。

 昨日は孫を連れてお墓掃除でした。掃除をすませるとちょっと寄り道。
すぐそばに氏神様があります。ここもお正月の準備が出来ていると思うので一緒にのぞいて見ました。
氏神様をお祀りするのは町内班が輪番制で行います。8年に一度のお宮当番なのでなれない注連縄作りもご苦労があったようです。
 17世帯で作り上げた神社の注連縄。出番が来ました<晴れの国の片田舎>のお正月準備でございます。
あの稲わらで堂々の注連縄が出来ていました。
ひと足お先に、孫たちは神様に掌を合わせています。

 入り口の鳥居にもありました。細い注連縄。
 家庭用のお正月飾り、岡山ではこのスタイル。産直で見かけたお飾りに自分で別売りパーツを取り付けて手作り感。
 クリスマスリースに続き、キウイリースのお正月版は庭の五葉松と紅白万両に南天。ちょっとゴージャスにお歳暮の清酒セットの水引をのせちゃえ。
 稲穂と唐辛子リースは友達の手作り。毎年、オリジナルが出来上がっています。
 アタシのも…と、孫が幼稚園で作ったリースは、園で育てたさつま芋の蔓リースにドングリ・南天・ハゼなどがかわい乗っかっています。五穀豊穣かな。
 新年もそこまで・・・どうぞ良い年でありますように。
  < 忙しなく 明日へと続く 今日が過ぎ > 
 
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年末大掃除 進行中

2015-12-27 21:58:42 | Weblog
 やっと年賀状も出来上がり、遅れながらも大掃除に取り掛かっています。

 婆は邪魔にならない、しかも普段あまり手の掛けられないお仏壇や物置から始めます。
物置には以前からストックされた古い黒豆がたくさん有るのを何とかしなければ・・・彼が来ないかなぁ~とここ数日思っていました。
 今朝は、お仏壇の掃除をしていると大きなバイクの音がして、いつもの場所に停車しました。待ってました<彼・エルビス>が来てくれたわ~。
 急いで黒豆とお砂糖を抱え走りました。「待ってたんよ~」こんなお客はそうそう居ないでしょ。婆でごめんね。

 年末の大掃除の最中のお片付けは、物置の<古い黒豆>。そして、冷凍庫の昨年産の<おろし生姜>が”ドカーン”と爆音とともに「ひと休みいかが・・・」とお茶をすすめてくれました。
 
 サクサク香ばしい黒豆に生姜糖がコーティングされ懐かしいパンパン菓子です。大掃除・大掃除!
  < バタバタと 今年も暮れゆく 師走なり >
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出張シルバー

2015-12-26 21:26:09 | Weblog
 今朝の起き抜けは腕が…膝が…握力が…違和感でやはり歳は隠せません。これは昨日の筋肉痛?

今年も実家の庭木の手入れに爺婆シルバーは昨日は出張でした。
計画的に事を運ぶ爺は「〇日の〇時に行くぞー!」と決定すると時刻表の人です。婆は操縦されるがまま機材と共に車に乗り込まなければなりません。
 そうは言っても私の実家なので感謝、感謝でございます。
 唯一婆が操縦できるのは庭木用の電気バリカンです。
庭木の丸刈りは我が家では女性の仕事、爺は松の手入れです。この場は爺は親方です。
 
 我が家の庭でさえ縮小しなけらばならないシルバー世代が素人庭師として今年も実家に定刻発車しました。
去年の姿>いつまで出来るでしょう・・・親は無くとも親孝行。
  < ひと仕事 終えて安堵の 師走なり > 

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プレゼント

2015-12-25 21:26:08 | Weblog
 昨夜はクリスマスがタイトルとなったブログも多かったようです。
私の好きな<わすれな草>さんの短歌ブログを尋ねて考えてました。
 サンタさんにプレゼントをお願いするなら・・・・考えてはみましたが、やはり特に何にもないなぁと。
でもそうそう、その前になんだかほっこりするプレゼントもらってました。
わすれな草さんの短歌と画像で思い出しました。

 昨夜は、お父さんが会社から帰ってくるのを「まだかな、まだかな」と何度も玄関まで迎えに出る孫たちでした。
クリスマスケーキのお帰りを待っていたのでした。
 「来て、来て、お月様がまんまる・・・」ケーキを待ちわびて縁側から外を見ていた孫からこんなホッコリとする言葉の贈り物をもらいました。これだね。
昨日は満月の夜、お月様の向こうからサンタさんがソリにのってやって来ていたのかな。

 ストロベリーポットのビオラも今年の<夢の贈り物>でした。ほら、こんなに・・・
  < 気が付けば 其処・此処にいる サンタかな > 
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絵本はいいな。。。

2015-12-24 21:30:16 | Weblog
 岡山には来館者数・個人への貸し出し冊数が全国1位を誇る県立図書館があります。
市立図書館も充実しているものの、広い館内のたくさんの蔵書の中から迷いながら選び出すほどの時間も無く手っ取り早く、近くの公民館から本を借りてくる。
 農婆は我が子を育てる頃も忙しく、ゆっくり子どもたちに本を読んでやることも叶わないものでした。
それでも、自動車文庫の移動図書で絵本や紙芝居も借りたものです。読まず返却することもしばしば・・・。

 現役農婆となった今は家事を任せてしまえば、夕食前など孫との絵本の時間も楽しめます。
「読んで、読んで・・・」とまつわる孫の声に紙芝居が始まったり、膝に孫をのせ読む絵本の時間。
絵本はいいな・・・幼子はいいな・・・ほっこりシアワセ時間です。

 今夜はクリスマスの食卓を囲みながら、マッチ売りの少女のお話を思い出しました。
  < ほのぼのと 温もり伝う 膝の上 > 
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急いでツリー

2015-12-23 20:20:44 | Weblog
 クリスマスリースに続いて孫とツリーを・・・急がないとクリスマスはそこまで・・・。
 先日、孫とナンキンハゼや松ぼっくりを探し廻りました。意外と見つけられず、そういえば空港前の街路樹がたしかナンキンハゼだった…と思いだして集めたものなのでどうしても作らなければね。

 これまた訪問先のブログから真似てみました。可愛いビーズやボンボンは孫の作。
婆は農婆らしくビーンズツリーです。
青大豆・黒豆・茶豆・白いんげん・小豆などを埋め込んで・・・落花生はもうお腹の中に納まってしまってわ。
 とりあえずクリスマスはこれで完了。
今度はお正月リースも作りたいね。
  < サンタ待つ 心うきうき 野を駆ける >

  ≪ 追記 ≫
 年賀状が出来ていない。PCはどうなってるのかな?これも快調でない・・・。
「まっ、いいかっ!」と今日のお昼は婆は料理番です。こんな時こそ婆らしさを発揮するところです。
 先日の<ずいき>を初めて使ってみました。

コメントで教わった通り五目御飯です。ずいきに油揚げでしたね。それに我が家の食材。
 わが家で五目御飯といえばゴボウ・干しシイタケ・里芋・ニンジン・干しエビ・ギンナン・・・これもいいかなと青大豆。
里芋を入れた五目御飯はどうも好きになれなかったのだけど、これも舅が居た頃から教わる我が家の味。
 干し柿と柚子を入れた大根の紅白なますはかかせません。舅は「出会い物」だと言い五目御飯になますは付きものでした。
 ふろふき大根に白菜も便乗。<ようちゃん味噌>の柚子味噌のせ。
 ずいきのお味噌汁も美味しいとのコメントもあり、これも作ってみよう。
ずいきはプワプワしてるけどその食感はシャキッと意外です。
 五目御飯には、漬かりすぎてちょっと酸っぱいカブの糠漬け、これも出会い物です。
 五目御飯の中のずいきは味がしっかり染み込んで存在感があります。
来年は<干しずいき>に挑戦です。
 
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とりあえず・・・

2015-12-22 21:13:32 | Weblog
 いつもながら慌ただしい年末です。
こんな時に限って具合が悪くなるプリンターや足となる車・・・まあ人間でないのが幸いでしょうか…。
年賀状もまだ出来ていないというのに・・・こんな事に燃えるのはクリスマスムード盛り上げ隊の婆と孫です。
 
 クリスマス・クリスマスと言いながら意外と知らないモミの木の存在。これが本物のモミの木。果樹園にそびえ立っています。
先日の<キウイリース>台にモミの木リースに仕立てます。
 小さくても女の子は光物が好きです。キラキラ材料を見せただけで瞳まで輝き、見ている婆もうれしくなります。
 輝くスパンコールテープを絡ませ、可愛いキャンディーを散りばめ百均商品2点でリース作りでした。
超高速、超安上がりリースの出来上がり。
  < 夢を馳せ ともに語らい 幼子と > 
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産直ショッピング

2015-12-21 21:39:49 | Weblog
 ネットで買うことも、スーパーで買うことも有るけれど好きなのは土の匂いのする産直ショッピング。
 とっても地味なお買いもの、でもとっても温もり感じる品々です。

 ≪かんぴょう≫
 ぐるぐる巻いて袋に入れただけ…でもここに至るまでどれほど手が掛かってるでしょう。
 興味半分で干瓢つくりもやってはみましたが、この作業はとても継続して作る気にはなれず無漂白の産直品に限ります。
 ≪干しずいき≫
 里芋の茎を干したもの。話には聞きますが食したこともなければ料理法も未知の世界。
 寒い地方の訪問ブログは興味津々でした。軒下に割り干し大根と共に干されていたような・・・美味しそうな納豆汁が忘れられず、産直で見かけ思わず「やったぁ~!」の声が出ました。
 ≪白小豆≫
 これに出会えるなんてラッキーです。とても貴重な珍しい白い小豆です。
 生産地の多くは北海道。そして岡山・備中地域にあると聞きます。高級和菓子の材料として使われるそうです。さて農婆の腕で出来るものといえば・・・・。
 欲張り農婆は、来年はこの豆を少し蒔いてみようかと好奇心は健在です。
 ≪かち栗≫
 かち栗の正体を知ったのはいつのことでしょう…遠い昔ではなくここ数年。
 使い方も知らず、どう考えても手間と価格とが理解できずこれを作る熱意をいただきたく買い求めていました。
その使い方、今現在も間違ったままお赤飯に入れ「これ堅いわー。」なんて言いながら何度も買い求める懲りない農婆です。
 正しくは堅い栗はお湯で戻し、黒豆などと煮るようです。とても歴史のある食べ物のようです。こんどこそ上手く使いますぞー。
  <  のほほんと 肩を寄せ合う 田舎者 >
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年(歳)の瀬

2015-12-18 21:34:14 | Weblog
 今年の果物出荷も全て終えた爺婆は本業の農作業はひと休み。年末の庭や家庭果樹の剪定で家の仕事が待ってます。

 与作は木を切る…女房は後始末…と、この作業は連携プレイで新年の準備となります。
まずはキウイの剪定を爺が・・・切り落とした枝を集めて片付けるのは婆の役。
つまらない仕事も楽しくやらねば・・・と思いつき、くるくる巻き付いたキウイの蔓でリースを作りました。
 これから庭の剪定をしながら、切り落とされた枝葉でクリスマスリース作りのながら族です。

 与作と女房の庭仕事は年々木立も低くなり、年の瀬仕事も人生の歳の瀬を感じます。
  < 庭仕事 老いの歳の瀬 縮小版 >
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室内干し

2015-12-16 21:15:23 | Weblog
 朝から快晴。だけど今日の予報ではPM2.5の飛来が気になるところです。
冬になり暖房器が働き始めると、大家族でも洗濯物は部屋の中で乾燥ということが多い我が家。
 しかし、大根まで部屋干しともいかず<豆の乾燥>を終えたガラス室で切り干し大根作りです。

 ぶどう栽培を止めたガラス温室の空き部屋も使わなくなった古い網戸もまだまだ使い道はあるものです。
 
 室内は楽しみで種を蒔いてもなかなか時間がなくてパンジー、ディモルホセカは鉢植えのままです。早く何とかしなければ・・・。孫は潅水パイプで乗馬気分。
 
 働き者の助手も帰りには大根の1本も忘れません。「今夜は何だろうなぁ~」
  < 捨てきれず 使い古しが 今日も生く > 
 
 
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豆こなし(その2)

2015-12-15 21:31:18 | Weblog
  豆こなし・・・現代人の農婆、もう少し効率の良い方法はないかといろいろ工夫しながら頑張りました。
 転げる豆の一粒も拾い集める。莢から外れない豆も逃さず指先でつまみ出す。それは、ここまで育てた農婆の執念がそうさせます。

 こうして脱穀された青大豆は、ゴミも虫食いも成長不良もひとつに集められました。
相当な量と思われますが、これを根気よく選別してみれば小さな竹箕(正式名称は何だろう?)にたったこれだけ・・・。
 陽当りの良い縁側の沓脱石の上はこのところ収穫された豆の日光浴の場となってます。

 前年の収穫豆から種となる豆を選び出し今年の種として蒔き育て上げ収穫、家庭菜園はこれのくり返しです。
ここまでくればうひと仕事、最終章は味噌作りです。気の長いスローライフです。
豆作りも味噌作りも今年限りにしよう・・・何度も思いながらまた一年、やっちゃいました。
  < 楽しくも 時にため息 生きる道 > 
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豆こなし

2015-12-13 22:29:31 | Weblog
 栽培を止めた古いガラス温室は現在、農婆の菜園。2棟は少々持て余し気味です。
 雨にあたる心配もないので<青大豆>の乾燥の場としました。
 廃業した農家さんからいただいた荒縄で竹竿を固定し、豆枝を掛けて何日になるでしょう。我ながらいい仕事が出来てるとまんざらでもない農婆。もうじゅうぶん乾燥したようです。

 この青大豆は自家製の味噌となります。
 <豆をこなす>とは子どもの頃から耳にした言葉ですが、さてこれって標準語?
知ってるようで知らないことが多い農の仕事。豆こなしに専用の道具もあったようですが我が家にはそれも無し。
たしか去年はワインボトルで叩いたっけ・・・今年はいいモノ見つけました。お手頃サイズの角材の杭です。
打ち込む尖った部分が持ち手でバシャバシャ!と叩き<こなし>ました。

 農作業の興味・面白さは、ブログタイトル<豆こなし>の言葉検索からどんどん広がり豆こなしのネット徘徊をする始末です。
 金属バットで豆こなしされるお方(笑)爺婆さんが昔ながらの道具で豆こなし・・・方法は様々。興味深い。
やれやれ、今日の<豆こなし>は取りあえず莢から豆がどっさり出てきたところで終了でした。
  < 楽しさに 止むに止まれぬ 農の道 >

 
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地域で暮らす

2015-12-12 23:00:28 | Weblog
 晴れの国の片田舎、ひっそり暮らす農婆です。
 この地域、やはりご多分にもれず高齢化。しかし、これからの世の中は地域でお隣、ご近所のお互いが助け合い見守りが必要となるんでしょうね。

 昔は婦人会の組織もありましたが、我が町内には無く、老いも若きも女性は女性部としての役割を担います。これがよきコミニケーションの場です。
 年末は今年も役員さんが手芸を計画してくださいました。
来年の干支にちなんで軍手でお猿さん。そして、たんとお年玉をはずみましょうと和紙を使った晴れ着型のポチ袋が出来上がりました。

 このお猿さん、どこかで見たような・・・。
首に手ぬぐい巻いてみれば・・・なぁんだ、まるで農婆だね。
  < 婆活は 知恵と手先と おしゃべりで > 
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感動の発表会

2015-12-11 20:12:51 | Weblog
 孫の幼稚園さいごの生活発表会が行われました。
 三年間でぐーんと成長して逞しく育った子ども達の姿を爺婆は微笑ましく見せてもらえました。
 
 プログラムも終盤、みんなのうたが始まる予定ですが、あらどうしたのかしら?しばらくお待ちください・・・。
 何やら楽屋裏で泣いているこどもの声も聞こえました。
しばらくして、真顔な子どもたちがステージに並び、元気な歌が始まりました。みんな一生懸命大きな口を開けて歌っています。
 その中で○○ちゃんが泣きじゃくりながら、それでもまっすぐ前を向きみんなと一緒に歌っています。大きく口を開け歌っています。
 婆はこの○○ちゃんに感動です。きっと観客席の家族も同じではなかったかと・・・。
何だか婆の目にも涙です。

 小さな園の小さなクラスの様子を母親である娘から聞きました。
小さな問題でも、年長組では先生が「こんな時にはどうしたらいいかな・・・?」と時間をかけて子ども達に考えさせ指導してくださっているようだとか・・・。
 この子達、春には小学校へと飛び立ちます。末永く、成長を見守りたい爺婆です。
  < 感動に 長生き誓う 農婆なり >   


 <忘れられない発表会>
 追記です。50数年もむかし、忘れもしない私の発表会。
 小学校低学年。浦島太郎の劇でした。
消極的で目立たない女の子の役は、♪タイやヒラメの舞い踊り・・・のタイの群れの一匹。
頭に着けるお面は自作です。これが自分でも意外に上手く出来、母親からも褒められたものでした。

ところが、いざ本番になってお面がない。確かに裏面に名前も書いていましたし、出番前まであったのに・・・。
 半泣きの私は何も言えずいましたが、出番も迫り先生は役を終えた男の子のサンマ?のお面を私の頭に付けると背中を押しステージに出しました。涙目で演じたと思います。
 ステージ上はきっと複数いるタイの中にサンマが一匹で観客席はどう見たか・・・そんなことは今になって思うコト。
それ以上に、今でも思われるのは母はどんな思いで末娘の私の演技を見たのだろう・・・。 
 同じタイの役の中で、仲良しだった近所の友達が私のお面をつけて登場していたことは知っていましたが何も言わない先生と、友だちを攻めもしなかった母、何も言えなかった自分。
一番思えるのは母はどんな気持ちで見てただろう・・・。こればかり。

 大人になるまでにはいろんなことがあるよね。今は笑う農婆です。
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