晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

一文字

2010-12-31 23:13:01 | Weblog
 2010年もあと1時間余りとなりました。
 ここ数日、ことしの一文字を考えていたのですが、あれかなこれかなと溢れる文字から一文字選んだのはやはりコレ。
 <夢>新しい生命の誕生に恵まれたくさんの夢をもらったこと。
どんな女の子に成長するだろうか・・・その成長を見とどけるためには元気でいなければ・・・夢は果てしなく広がるものです。
 菩提寺の除夜の鐘が鳴り始めました。卯年にむかってカウントダウンです。
 新年にかけては大寒波だとか、さあ!しっかり着込んでこれから菩提寺へ除夜の鐘をつき元朝のお参りに出かけます。
 今年一年、ワンコ共々ありがとう。来る年も幸せ多い年となりますように・・・。

  < ありがとう 感謝の気持ちで 幕を閉じ >

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迎春準備

2010-12-29 21:52:31 | Weblog
 あと一週間、あと5日・・あと3日、年末は追われるように一日が経ってしまいます。
それでも今年は早めに果樹園・畑の作業を終了し、お正月を迎える準備に取り掛かることができ、我が家の女性群は手分けして大掃除にお餅つきに・・・・と大忙しです。
忙しく家事に立ち働く女子に時折あれを…これを…と夫の指図の声が舞い降りるのであります。
”まったくぅ~!”と手をかさず口ばかりの夫に返したい言葉が溜まりに溜まりついに押さえきれずプッツン。言葉には出さずとも態度にありありの私です。
意外なことにプンプン・ケンケンとしている時って勢い付いて結構能率よく働いているものです。ただし、精神衛生上は好ましくはないのでしょうが・・・。
 口ばかり・・・と批判したくなる夫ですが、今年は年末の家事におわれる女子に代わり育メンならぬ育ジィとなり孫の守りで協力しているわけであります。そんなことでネコよりまし・・・と許してしまうのです。。
 おかげさまで今年は早々と庭の南天を花材に床の間飾りも済ませ迎春準備も着々と進行中。

  < 年末の 腹立ちまぎれ 大掃除 >


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年の瀬

2010-12-27 20:39:54 | Weblog
 なにかと気忙しい年の瀬です。景気回復の気配もなく一年が終わろうとしています。
 今月は元気なころの母が利用していた衣料品店もスーパーマーケットも美容院も店じまいしてしまいました。
 母の病院通いの帰り、ご褒美のように二人で立ち寄りお茶をしたハンバーガーショップも閉店。
そういえば、知らないうちに車椅子の母を娘が連れて行ったという回転寿司店も閉まってしまいました。
なんだかシャッターの閉まった店舗がめだち、母との思い出も遠い昔のこととなり記憶からも消えてしまうのではないかと思われ寂しい年の瀬です。
 今日は、久しぶりに娘と二人で母のところへ向かった。
先ほどまでお茶ゼリーを食べさせていただいてた母ですが、瞼は閉じ私たちには何の愛想もなく呼びかけにも反応せず開店休業の母でした。ほんとに寒い年の瀬。

  < 年の瀬に あの日の記憶 甦り >

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いのちの対話

2010-12-23 21:42:23 | Weblog
 収穫を終えた冬の葡萄グロー・コールマンの紅葉がいまだ鮮やかに色を保っております。この季節のこの光景がとても好きです。
 芽吹きの春から今まで成長し、果実を育んでやっと役割を終えたところです。
もぎ取ってしまうには忍びないのですがこれから休眠期となる葡萄の葉はすべて取り払われます。ひとつひとつ手作業で落とさなければなりません。
そんな作業をしながら聴くラジオ番組は<いのちの対話>アンコール放送でした。
 命を生み、命を育んだ<お母さん>がテーマです。
すでに一度聴いた放送でありながら、やはり母がテーマとなると胸が熱くなったり、うるうると感極まるものです。
 命を生み、命を育んだ母親でもある私のこれからは、自然体で果実を育てよう・・せっかく生まれて来れた命だから、尽きるまで・・・と秘かな誓い。
 
  < 紅葉に 小さな願い 燃えいずる > 

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気が付けば・・

2010-12-22 21:02:07 | Weblog
 気が付けば・・今年も一週間余りとなったのです。新しい年を気持ちよく迎えるにあたり、仕事はさて置き忙しくならないうちにいつもの美容室へ出かけます。
 特別おしゃれな私ではないので、手入れの簡単なショートヘアーが通年であります。
髪の量は多いし、少しくせ毛があるためにいつも気になるヘアーカラーとカットのみのお決まりスタイルは馴染みの美容師さんですから座ればオーケーです。
 ”少し痩せてきてますねー”(もちろん髪の毛)と言われ、このあたり少しだけ部分パーマをしてみない?と勧められ即刻お願いしました。
 パーマ液が頭皮を流れるあのゾ・ゾーッとする感覚は何十年ぶりでしょう。
パーマのかかり具合を確認し、美容師さんはウン・ウンとうなずきながらロットを取り外します。
頭のてっぺんのクルンとした巻き毛を見て、思わず鏡の中の美容師さんと顔を見合わせウフフ・・と笑ったのでした。
 数本のロットにまるで少女のようだな・・とおかしくなります。
 気が付けば・・私も女なんだ・・と感じた師走の日。

  < 手鏡に 女心も 見え隠れ >
 

 
 

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縁側

2010-12-20 22:14:33 | Weblog
 ”ちょっとお茶を淹れたから・・・”と縁側で庭木の剪定作業の手を休め、夫と三時の休憩です。
 枯れてしまった松の木は残念だけど、手間が省けたと思えばこれもよし。
大きく茂ったカイヅカは思いきり枝を切り縮小する。
クロガネモチの高木も徐々に低くまとめる。家族で造る庭は少しづつコンパクトになっていってます。
 キラキラ輝く実を付けていたザクロも枯れて数年が経ち、どうしても欲しかったのか母が再び植えたザクロも育っていた。
 お茶を飲みながら夫が”ザクロはその実のように家が割れるといわれ縁起が良くない木だ。”と知っているかのように、お世話にいなっていた庭師さんの受け売りで教えてくれた。
そんなことを聞くと少し気になります。家族は円満でなければなりませんもの・・・。
 お茶を飲み終え夫は命綱を付け松の木に上り作業開始。私はノコギリを持ち母の植えたザクロの木をゴキゴキ切り倒す。ごめんなさいお母さん。
あとで知りましたザクロは種子が多いことから豊穣・子宝を意味する吉祥木なんだって。

  < 歳月が 描いて創る 我が家かな > 

 

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暮らし愉しむ

2010-12-16 21:21:49 | Weblog
 恵まれた自然のなかで暮らし、自然に向き合って仕事ができることがなんて幸せなことかと思えるこのごろです。
やはり、若いうちはそんなことが喜びだとは思いもよらなかったのですが・・・。
 まもなくクリスマス。今年もお誘いを受けて、気ごころ合った仲間と野山の蔓植物や木の実を利用してのクリスマスリース作りでした。
野山を歩き蔓を採取し巻き、土台となる輪っかを作る。これから先はお喋りしながらお茶をしながら思い思いにトッピング。
 クリスマスは・・・なんて夢も予定もないおばさんのせめてものクリスマスの愉しみはリース作り。
美しい自然と、優しい仲間がひと足早い贈り物をくれたのでした。

  < 恵まれて 心豊かな 贈り物 >


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夢広場

2010-12-13 20:12:26 | Weblog
 県北産地直売所<夢広場>にやってきました。教育思想家ペスタロッチの像が迎えてくれます。
 わが産地直売所の登録会員の視察研修の日。
参加した面々は、農産物を生産し産地直売所に出荷して地元の食材を広く提供している人たちです。
どうしたことか車中は元気な女性たちでいっぱいです。ここにも女性の底力を感じます。
 しかし、女性たちは生産者でありながら家庭の食を担う主婦ですから、見学先の産地直売所に立ち寄るたびに皆さん両腕は買い物袋。
キャベツ・ブロッコリー・きのこ・豆類・くだもの・・・・研修のバスは買い物ツアーの様相であります。
 県南から県北に向け地産地消を学ぶ一日バスの旅。

  < 和やかに 消費拡大 主婦の旅 >

 

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あんよはじょうず

2010-12-11 21:33:36 | Weblog
 10ヶ月になった孫娘です。
毎日まいにち楽しませてくれる癒し系ですか・・・。すでに9か月でつかまり立ち、そして一・二・一・ニ・・とたどたどしい歩みを見せたのもつかの間、四足歩行のチンパンジースタイルから今は二足歩行が定着であります。
 じぃ・ばぁにも数えきれないほどの歩数を交わすようになり、その成長のはやさは嬉しくもあり驚きもあり複雑な心境です。
我が子の幼いころを思い出しても、たしかお誕生にやっと歩き始め、祝い餅を背負うのは相当至難の技で、手押し車にたよりながら儀式の任務を果たしたことを思い出すのです。
 近頃は子どもの成長までスピードアップしてきたようで・・・人生、急がず・焦らず生きましょうや・・・とばぁは思います。

  < 楽しみは 戯れ遊ぶ マゴ時間 >  
 



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ヴィンセントよ・・・

2010-12-09 21:56:20 | Weblog
 舞台の中央にポツンと残された真っ白なイーゼルと白い椅子・・・”炎の人”最終シーンです。
 無名塾・仲代達也さんがエネルギッシュに演じるゴッホ、3時間にも及ぶ舞台でした。
ヴィンセントよ貧しい心のヴィンセントよ
今ここに
あなたが来たい来たいと言ってた日本で
同じ貧しい心の日本人が
あなたに、ささやかな花束をささげる
飛んできて、取れ。
 始まりは少し重々しく感じながらの観劇でした、情熱とも狂気ともおもえるゴッホの舞台鑑賞のチャンスに恵まれた今日はいつもと違うね。

  < 日常を 忘れ心も くぎづけに >  

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整える

2010-12-07 21:45:30 | Weblog
 最近<整いました>なんてナゾかけ芸人が話題のようです。
 整えることの苦手な私は身の回りはもちろんいつも持ち歩きのカメラの画像までも整えられず、捨てられず・・・溢れんばかり・・・。
 そんなカメラの画像から、昨日の日曜朝市での光景も一枚残されておりました。
 神社境内の朝市ではマンドリン演奏を聴きながら買い物を楽しんでおります。由緒ある神社ですので結婚式が執り行われることもたびたびあります。
実行委員会から場内アナウンスで”これから結婚式が行われます。皆さんで祝福いたしましょう”の声に思わずカメラを抱えかけよりました。
巫女様の先導に続くお幸せそうな新郎・新婦・親族の方々・・・良縁がととのい(調い)幸せな日です。
 参列された留袖姿のお母様と思われる方と視線が合い、おもわずクチパクで”おめでとうございます”とお伝えするとニッコリ会釈してくださいました。
新郎側とも新婦側とも判断はつかないのですが幸せ願う親心がジ~ンと伝わって来たのでした。

  < 晴れの日の 相調った 親子像 >

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岡山ちらし寿司

2010-12-03 22:07:56 | Weblog
 食材は地元のお米、ごぼう、レンコン、干瓢、干し椎茸、さやえんどう、瀬戸内海の新鮮な鰆、エビ、アナゴが揃えられています。
 わが町内女性部の主婦歴もながい女性達が<岡山ちらし寿司を作ろう>そして<楽しく食べよう>の元気で楽しい集いです。
平日とあってメンバー年齢も少々高めであります。それでも多数の参加者にいつもながら町内の絆を感じます。
 岡山ではバラ寿司ともいわれ私たち主婦はそれぞれの家庭の味を持っていると思われますがここではレシピに従いながらも個人の流儀も端々に出ているようです。
上品な色あいの生姜と金糸卵が彩りを添え季節の柚子が香を添えて完成○○町内寿司です。
 賢い主婦たちはダシに使った昆布も鰹節もきっちり佃煮に仕上げております。
 小さな自治会のなかでおばさんたちのコミュニケーションの良さはきっと食がもたらすのでありましょう。

  < 喋り・食べ 笑って保つ 良き絆 >



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親方

2010-12-01 21:54:50 | Weblog
 今年もまた庭の剪定のシーズンがやってきました。
 家族がそれぞれ空き時間にハサミ・ノコギリを持ちできる個所を手入れする共同作業。これが我が家の流儀です。昨年の教訓をもとに作業開始です。
 職人さんにお願いしてた頃は、門かけ松は必ず親方、腕に応じて作業箇所は割り当てられていたようです。
 素人家族には堅苦しいこだわりはないので、玉柘植を電動バリカンで刈り込む楽しい個所を請け負うことにしました。他人がやっているのを見ると自分ならこうするだろう・・・と思うことはよくあること。
案の定、夫が”貸してみろ!”とバリカンを取り上げガ・ガ・ガーッ!と刈り上げと同時に”パシャッ!”今年もまた電気コードの切断です。夫の一言は”ありゃー!”
 あぁーもうーっ・・言いたいことは喉まで出かかったのですがグッとこらえ責めもせず無言で…実はこの逆襲もない無言は当人には痛く堪えるものなんです。
きっと我が家の親方もバツが悪かったことでしょうよ。
 他人の失敗、責めない笑わない…と思いながらも胸の中は沸騰しております。

  < この怒り 抑え押さえて グッと呑み > 

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