晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

農婆の意地 <`~´>

2017-02-27 20:44:17 | Weblog
 <野菜作りは健康作り>を信条としている農婆は少々意固地になってます。
少しばかりの自家米を育てる農家。田植えまでの空いた田んぼにはエンドウ、苺を植え付けるのが通例です。
 <苺を植え付けた頃>には思いもよらなかったのですが、草に埋めつくされてしまったまさかの苺畑。
やわらかな草に覆われ苺の姿は見えず、孫たちは「ふかふかの芝生」「草原でおひるねしたい・・・」と大喜び。
通りを行き交う人の視線も気になる。皆さん、まさかココが苺畑とは思ってもなかったでしょう。
 農婆は投げ出すわけにもいかず、来る日も来る日も時間があれば草取りをして苺を救出しました。
 今日はついに黒マルチを掛けるところまで辿り着き「やったね!」明日は顔をのぞかせます。
孫の期待や人の視線の後押しがあればこそ、意地でも育て上げようとおもえる意固地なばぁさんです。
  < 生業に意地とため息入りまじり >
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環境学習センター!ヽ(^。^)ノ

2017-02-26 20:35:29 | Weblog
 恐竜好きのボクにしきりに誘われ(せがまれ)昨日は環境学習センターへ出かけました。
図書館の掲示板で見つけたイベント紹介には、恐竜の頭骨や化石標本などが展示されているとか・・・会期も迫っている。
 <地球年表と環境の変化>小難しい年表も恐竜が載っているだけで夢中でながめます。
 
 4歳児の心はどうも理解しがたい婆です。
 
 環境センターに駐車場はなくお隣の大型スーパーのイトーさんの駐車場をお借りした。
岡山のイトーさんは今月いっぱいで閉店とあってバーゲンセールで賑わっていた。
 恐竜に満足すれば映画もいいかなと近くの駅前イオンへ行ったものの彼とは映画の好みなど合う訳もなく上映作品を下見した婆でした。
ここもまた賑やかで、平日はともかく土曜・日曜の駅前イオンはデートにはお断りです。

 疲れたなんて言ってられない婆は、日曜日は朝からまたまた草取りです。
すかさずボクが手伝いに来て「きょうは かぜもないち いいなあ〰」となんとも爺くさい4歳児。
暖かい日曜日。のどかに孫と草取りする私。やはりこの環境が合ってます。
  < 春の風何気なしの幸福感 >
 
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おかやま郷土料理(ふなめし)

2017-02-24 20:35:40 | Weblog
 県南のスーパーでは冬になると川魚・鮒のミンチが小さなパック詰めで並んでいることがある。
コレを見つけると冬には一度は作りたくなる<ふなめし>です。

 油で鮒ミンチをよく炒めると川魚の臭みもなくなるとか・・・。根菜や油揚げを入れ醤油味で仕上げる。
根菜に欠かせないのがゴボウ。にんじん・里芋なども入れネギを散らしたりセリを使うこともある。
今日の我が家は岡山名産の<黄ニラ>を奮発しました。
  
 若嫁の頃の私、なぜか姑ではなく舅からこの料理法を教わりました。
この<ふなめし>は郷土食として学校給食に出るところもあると聞きます。
昔はフナも近くの川で獲り家庭でトントンと包丁で叩きミンチにしていましたが今はフナさえ見かけなくなってしまいました。
そこで魚屋さんの店頭には舌平目のミンチが売られています。舌平目は岡山では<ゲタ>と呼ばれています。(注・下駄ではないのよ)

 お昼は爺婆は炊きあがった熱々ご飯に野菜たっぷりの出来立てフナ汁をかけていただきました。
 寒い時季、汁だくの岡山の郷土食は美味しゅうございました。
  < 懐かしく余寒に味わう郷土食 > 
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苺への想い

2017-02-23 20:59:40 | Weblog
 稲刈りを終えた田に<あの日植えた>苺はすっかり草に覆われてしまい見る影もありません。
 ただ今、農婆は時間があれば苺畑の草取りに精をだし、早くマルチングしなければと躍起になってます。
ところが、雨に見舞われたり強風にあおられたりで仕事はなかなか進みません。苺作りはなんと手のかかる仕事でしょう。
春になると真っ赤に熟れたイチゴをたっぷり食べさせてくれた母の苦労が今も思われます。
 今日は孫が学校から帰ってくるまでに、家事えもんレシピより≪いちごのとろける牛乳プリン≫を作っておきました。
午後は出かけます。幼い日に母がやっていたように広告紙の裏へ≪れいぞうこに おやつがあります≫そんな書置きしてみたくなりました。
  < この文字に思い出しては母恋し >
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きもち詰め込み・・・(^_^.)

2017-02-21 20:38:10 | Weblog
 古い年賀はがきをこんな物に交換しました。ポストに投函できるので簡単で便利なレターパック。
 春になると我が家にはこのレターパックで<いかなごの釘煮>が届きます。
 封をする際には『レターパックで現金送れ』はすべて詐欺です。なんて書いてあります。
もちろん現金なんて送りません。

 今日は、春からぴかぴかの一年生にバァバの溢れんばかりのキモチを詰め込んでポストへ投函。
しかし、膨らみすぎたレターパックライトは規定の3センチを超えてしまい入らず、窓口へ行くことになりました。
 窓口女性は少し入れ換えて薄くすれば大丈夫、送れますよ。開けてもいいですか?
 品名も平仮名でえんぴつなんて書いてあるし、お届け先もすべてひらがななのでまさか詐欺だとは思わないでしょう・・・。
笑いながら「いっぱい送りたいお気持ちわかりますよ」「私もよくやりますよ」と手際よく封をし直して下さいました。

 遠い昔、娘達が一人暮らしの学生の頃すき間を埋めつくして荷物を送っていたことを思い出しました。
 勉学への応援は嬉しくてつい気持ちもぎっしり詰め込みたくなるものです。
  < ワンパック喜びごころを詰め合わせ >
 
 
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見た目じゃないね (^O^)

2017-02-19 20:56:01 | Weblog
 お友だちから太ーく長ーいゴボウを3本もいただいた。
産地はこの辺りとは地質が違うようで、赤い粘土質の土の中で育ったことがゴボウの赤茶けた肌やごつごつとした逞しさから感じられる。見た目と違い産地のゴボウの柔らかさもよく知っている。
ゴボウらしい香も大好きで、久しぶりに煮物、きんぴら、サラダなど作ってみた。
 素朴な香がたまらなく、それではと素朴なパンを焼いてみた。

 強力粉だけでなく、全粒粉、はったい粉を混ぜ込んで中にピリ辛きんぴらを包み込んだ。
少々不格好だけど、田舎らしさがまたいいわ。
発酵を待つ間はビニール袋ではったい粉ビスケットを簡単に作りました。
これまたバターも使わず、はったい粉にオリーブオイル、エゴマもいいかなと練り込みました。ビニール袋がいい仕事をしてくれます。
 つい調子にのってしまい、もう2倍量を炒り糠入りで焼き上げ昨夜はパン工房の夜なべとなってしまいました。
   
 人もゴボウも味わいは見た目じゃないと感じます。美人も三日で飽きるとか・・・飽きることなしゴボウパン。
  < 色黒も健康美なりと負け惜しみ >

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達成感 ヽ(^。^)ノ

2017-02-17 20:02:17 | Weblog
 「自分で自分を褒めたい・・・」とはいつまでも残る地元の有名なメダリストランナーの言葉です。
 頑張った自分を褒めたい・・・農婆も作業の達成感にはそんな事を度々思う。
 果物を育てる果樹農家の仕事は周囲の環境を整えることも重要な仕事です。
歳と共に無理が利かなくなる爺婆の仕事です。爺は温室内で育つ葡萄を少しでも病害虫から守るため周辺の草刈りに精出してくれた。
 陽当りの良い転がり落ちそうな急斜面は人の背丈以上にススキや笹が茂りその始末はとても難儀な作業です。
数日かけて爺が刈り払った草は乾いたころを見計らい、やはり数日かけて少しづつ婆が一輪車で運び安全なところで処分します。
 爺婆は終始アリンコのような仕事を終え、見上げた青空はなんとも清々しい昨日でした。
どこかでキリギリスが「良くやったね」とあきれたように言ったような気がする。キリギリス君にはきっとこの達成感は理解できないだろうね。

  < 疲労感青い空にかき消され >
  
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くらしのきほん

2017-02-14 20:43:22 | Weblog
 毎日更新される松浦弥太郎さんの<くらしのきほん>の言葉の一節が好きです。
 
    すてきと思うことは、すべて基本のことだと思いました。

    基本とは、何度も使えて、使うたびに楽しく、使うほどに磨かれていくことです。

   今日の暮らしのために。そして未来の暮らしのために。

   時代が過ぎても、決して古びない・・・
 こんな言葉に、やはり衣・食・住、くらしは丁寧でなければならないと常々思うものです。
断捨離、老い支度と銘打って捨てることばかり考えていました。
 そんな私、縁側の外には大根・大根葉・みかんの皮を並べて干しています。
その古い竹細工のカゴは何時のものか知りませんが、留め金は錆びつき取れ掛かったものが多い。
時代錯誤で捨ててしまおうかと何度も思いながら、それでもとこのところ手入れして枠組みの針金を少し丁寧に巻き替えてみた。
これこそ<くらしのきほん>思いがけなく田舎暮らしが輝いてきた。
 食も然り。
 
 先日いただいた抱えるほどの大株のセロリでした。青い葉の部分が残りがちで、一皿こんな物を作った。
 刻んだセロリの葉をオリーブオイルで炒め、塩昆布で味付け。小さな干しアミを入れ、自家製金ゴマをのせてセロリの菜飯風。困ったことにご飯が進んでしまいました。
  < 老いた今素朴が良いねと日向ぼこ >
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わたしのゴールドブレンド (^O^)

2017-02-11 21:10:17 | Weblog
 健康に良い、アレルギーやダイエットに良いと信じてあれこれ口にしているとかえって食べ過ぎとなりかねない・・・最近そんな気もする。
いっそひとまとめにしてみよう。あの大根葉茶と米ぬか茶はブレンドして新作登場です。
 
 大根葉茶をひとつかみ、焙煎米ぬかをお茶パックに入れたものをホーローやかんに入れて煮出すだけ。
私だけのブレンドティー。まさにゴールドブレンド?
 田舎のこと、大根葉も米ぬかもたっぷり有ります。
今日も一日寒い、雪こそ積もらない晴れの国。農婆のお茶工房は健康茶がどんどん出来上がります。
 無駄のない農婆のこと、もちろん茶殻は菜園の堆肥として還元です。
  < 農休日寒さ凌ぎのお茶を淹れ >
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シーズン到来(米ぬかクッキー)

2017-02-09 22:30:46 | Weblog
 還暦を迎えた頃よりアレルギーに悩まされ、またそんなシーズンがやってきたと悩ましい農婆です。
 もう嫁に行くわけでもないのに・・・それでも女です。気がかりな季節の到来。

 毎度ブログ訪問させていただいている<watakoさん>が米ぬかクッキーを教えて下さっていました。
 30数年前、娘にアトピーがあり米ぬかは使ってはみましたが長続はしませんでした。
幸い我が家は食べるだけのお米を作っており、農薬の心配もないのでこの米ぬかでクッキーを作って見ました。
製菓用の米粉ではなく、産直購入のうるち米粉ときび糖、胡桃の代わりにレーズンを混ぜ込んでみました。
炒り糠の香ばしい香りが台所に充満しサクッとしたクッキーがいとも簡単に焼き上がりました。
米ぬかコーヒーもついでに・・・焙煎といえばなんだか本格的のようですが、ドリップするとアメリカンコーヒーかしら。
子どもも大人も「これは美味しい・・・」と健康的なクッキーに満足です。

 発芽玄米や米ぬか、このところは体質改善に何か良いものはと試行錯誤の日です。
  < 老いてなお悩ましきかな春陽気 >

 <追記> 
 コメントいただき、発芽玄米甘酒を蒸しパンにリメイクいたしました。
思いのほか頑固な玄米甘酒はふんわり柔らか蒸しパンの期待に副うことなく撃沈いたしました。とうてい投稿できる画像ではなく、改良の余地ありでした。
watakoさま、ありがとうございました。再度シンプルな甘酒で挑戦しようと思っています。
 
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7歳誕生日

2017-02-08 21:37:15 | Weblog
 少子化の時代、我が家も孫は二人だけ。
初めての孫、今日は7歳の誕生日を迎えた。待ちに待った孫の誕生もこの間の事のように思われる。
 こんな時<あの日>はとブログを捲ればあの日の感動がよみがえるのが嬉しい。
 毎日にぎやかに楽しませてくれる女の子はモリモリ食べてはち切れるほど元気。
食べることと遊ぶことが何より大好き。まっこれで良いか・・・。

 わが家では家族の誕生日はお寿司が定番。
バァバはてまり寿司が並んだ<玉手箱>が可愛いので食いしん坊さんのお祝いはコレを用意しました。
お寿司も孫も可愛いわ~。食べてしまいたいくらい・・・
  < 少子化に玉手箱には孫二人 >
 
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自己責任 (-.-)

2017-02-07 20:44:40 | Weblog
 たまに台所に立つ農婆なのに、しばしばこんな事が起きてしまう。
健康に良かろうと作ったものの、家族の口に合わず全責任を負ってさてどうしましょう。

 先日の<黒米発芽玄米の甘酒>そういえば黒米の使い方が多すぎて、なるほど餡子のようにも見えました。ならば、甘さもあるし羊羹にするのもいいかとヒントをいただき作って見ました。
 少し濃いめの甘酒を寒天で固めリメイクしました。
手ごろな大きさの流し箱が無く、お豆腐パックに流し込んじゃえ。甘酒羊羹が1丁上がり!
 固さといい、色合いといいなかなか上品な羊羹に見えます。
熱いほうじ茶を淹れていただきました。一味違って美味しゅうございました。
  < 健やかに願い射止めた古代米 >
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こころの休日

2017-02-05 20:50:21 | Weblog
 果樹農家の追われるような忙しい季節の仕事とは違い、ここ数日は将来を見据えた、人生の片付けのような作業に心も折れそうでした。 
 早く寝入り睡眠で安定を図ろう・・・そんな思いの日々でした。今朝は予報通りの雨。
家の中の片付けも気になるところですが・・・気分転換に台所に立ち久しぶりのパン作りです。
 初めて焼いたカンパーニュは農婆らしくはったい粉に胡桃入り。初心者ならこんなところでしょう。
 子どもの好きなうずまきベーコンエッグとカレーパンがどっさりできました。
カレーパンを揚げる前に<海老かき餅>も揚げてみました。カロリーは高いけれど、大きく膨らむのがうれしい。
 傍らの炊飯器はリベンジの発芽玄米甘酒を作っています。黒米を半量入れたものですから驚きの色合いとなってしまいました。物には限度というものがあると改めて知らされました。
 農婆の折れそうな心も、不思議とこのような台所仕事に癒されるわけです。
  < しっとりと心を癒す春の雨 >
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百姓魂

2017-02-02 20:20:00 | Weblog
 夫は早期退職をして早いもので13年となる。収入はともかく、我々の毎日は忙しく充実の専業農家となった。
 退職して間もない頃、夫はケガをしてしまい整形外科のお世話になった。国民健康保険に切り替わった夫は医師に「職業は?」尋ねられ「百姓!」と答えたという。思わず私は「あっぱれ!」よくぞ・・・と思ったのもこの間のように思い出される。

 今、私は寂しく朽ちたガラス温室の始末をしている。風で飛ばされ飛び散ったカラス片を根気よく集める毎日。
 昨年も<煙が目に染みる>なんて思いながら、やはりこの周辺の整備をしていた。
室内もまだ今年ほどの悲惨さはなく<立つ鳥>の気分でいた。
耕作しない農地は一年もすれば悲惨な状況となるのは目に見えている。
 お米作りをやめた田がアッというまに耕作放棄地に変わっていくのも見てきた。
永年マスカットが育った温室が朽ち果て割れガラスの地にならないよう懸命にガラスと向き合っている。
 夫が「百姓!」と堂々と答えたように少しばかり私にも<百姓魂>が見えた気がする。
  < 百姓は百笑なりと泣き笑い >
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