2月29日

　閏年の29日。オマケ付きのようで嬉しく有効に心から”よかったぁー”と思える一日でありたいと、美容院へ磨きをかけに行く。
　時間も代金も4年に一度のオマケ、3時間もかかったなど思うことなくユッタリした気分で音楽を聴きながら夢のあるディスプレーに癒されながらシャンプーでもしてもらえば極楽・極楽！
美容院はやはり女性にとってはとても幸せな気分にしてくれる所。
　日ごろの無精は返上して明日からガンバロー!。そんなエネルギーまで充電したようだ。

　　＜　オマケの日 ウサギも昼寝 箱の中　＞　

紙雛

　桃の節句が近づいてきた。雛人形は引き際が大事。と言う事で数日でも楽しめればと母の所にもささやかな紙雛を枕元に飾った。
　部屋を訪ねると朝食後で気持ちが良いのか眠っていた。声もかけずベッド脇のタンスの整理をしながら、きっと乗ってくるだろうと思い ♪明かりをつけましょ雪洞にー♪　と小さく歌うと、やはり！母も　♪お花をあげましょ・・・・調子よく歌い始める。今日は上手く乗せた私の勝利！
　最近は言葉も少なく歌コミに限る。
同じ入所者でも友人は両親の希望でいつも＜ようかん＞を持ち込むそうだが、わが家の母は私のオンチな歌で満足してくれている。と都合良く思い込んでいる嫁の私。

　　＜　それぞれに 祝い楽しむ ひな祭り　＞　

季節限定

　毎年この季節に一度は作る<みかん餅＞初めて友人から頂いた時はなんだか妙な取り合わせと思っていたが今ではこの季節の楽しみで作る一品となった。
　イチゴ大福などもフルーツ・餡・餅と感覚的にはミスマッチのようだがすっかり定着してきた。食の移り変わりも面白いものだ。
　その昔、幼いわが家の食生活には信じがたい物があった。家畜として飼っていたヤギ。ヤギ乳をご飯にかけて食べるなど驚異の食卓があった。誰もが食べた訳ではなく姉の好みだったと思うが・・・・。ヤギ茶漬けとでもいうものか？いや！現代風にヤギリゾット？なんとなく異国情緒があり”アルプスの少女ハイジの食卓のようで料理本でも出来そうだ。

　　＜　怖さあり 今も昔も 食卓に　＞
　

酢大豆

　自家製野菜を育てる、そして家庭で無駄なく加工し食卓へ安全・安心の賄いが出来れば最高！そんな厄介なようで今のご時世では贅沢ともいえる生活を目指している。
　昨日お邪魔した友人も手作り品のレパートリーの多彩なこと。庭先には盆ザルにやわらかな太陽と少し冷たい風をあびて＜切干大根＞が出来つつある。
なにしろ、コンニャクまでも手作り。本当に昭和生まれなの？と問いたくなるほど知恵とテクニックには尊敬いたします。ハリハリ漬けも絶品！
　これはどう？と差し出された＜酢大豆＞黒豆版。わが家も健康にと作っては見たがいつの間にか姿が消えた。同じ物とは思えないくらいツヤツヤふっくらで美味しい事。
刺激され再び酢大豆に挑戦することにした。自家栽培黒豆を炒りわが家風にモロミ酢に浸し少量の黒糖を加えた。上出来！上出来！
　食べすぎ防止の健康おやつのつもりが、やめられない・とまらない。
何でもマメに手作り名人の彼女に＜豆山さん＞の称号を差し上げたい。
　
　　＜　すご腕に コメントもらえ 一歩出す　＞
　

DNA

　今年になって久しぶりにお会いした実家の母の親友であった＜君さん＞に言われた。私が母親に”そっくりになってきたよ。”と・・・・。
その後、幼い頃からの私を知り尽くしているだろうと思われる隣家のおばさん＜鶴ちゃん＞からも”お母さんに気性までそっくりになって・・・”と話された。十数年ぶりにお会いした訳だが年月を重ねただけに母親に近づいているのだろう。
　実母との生活22年。姑との生活32年。年数は少ないがやはり＜ＤＮＡ＞ありがたく与えてくれた事に感謝したいところだけど、歯がゆい思いが多々ある。
　32年の姑には頂けるものなら”カラリとした性格”をもらいたい所だが、衣・食・住を共に過ごしただけで、品種改良の蘭の花であれば望みもあるがＤＮＡだけはどうにもならない。
わずかなりとも娘には重さんのＤＮＡが分け与えられている事を喜びたい。

　　＜　食べて寝る すべて幸せ それだけで　＞

みち草

　今朝もまたまた積雪の朝となった。先日の暖かな日に摘んだヨモギで春満載の＜オリジナルおはぎ＞を作る。ヨモギを搗きこみ桜の塩漬けをトッピング。春だ春だ！
　先日、畑仕事をしている近所の方と井戸端会議（男性なので立ち話？）をしながらヨモギ摘みをしてみち草した訳だが、ノホホンとした話ではない。
　ほぼ同年齢・同じ果樹農家・老親が介護を受けながらも健在。共通点は沢山あるが、やはり介護の話題が深刻だ。大きく違うのは男の見方・女の見方だろうか、それとも息子・嫁の立場の違いだろうか？私として自分の浅はかさにかなりショックだった。
　姑の自宅介護中は嫁である私とすれば”早くお迎えを・・・”だけは言わせない介護をと肝に銘じてきたところがある。幸い母はその言葉を口にすることなく今まで来れた。それどころか認知症も進むと一緒に歌を歌う日々だった。
　男性の老母は”早くお迎えを・・・息子に迷惑・・・”そんな事を私にも話される。早くに母を亡くした私は”そんな贅沢は言わないで・・・”となだめるも心情を思うと辛くなる。
実の息子である男性は聞き慣れているのか”老いて来れば誰もが思うこと。”とかなり割り切れている。実際、祖父母も同居した家庭であったからその言葉は聴いていたと。しかし、息子が介護者となるには並大抵ではない。親を見ながら自分の行く末が見えるのだとも言われる。
　そういえば私など核家族に育ち、親の老いも見ないまま死別。良くも悪くも老いの心配も介護の心配も無かった。
　”ヨモギおはぎ”を丸めながら会話のあれこれを思い出す。認知症が無いゆえの母親の辛さかもしれない。

　　＜　寒くとも 親子で居れば 春は春　＞
　

雛人形

　わが家に居住してすでに30年を超える雛人形。子供の成長と共に徐々に出番も控え目になってしまった。今年は5年ぶりの登壇となる。
　わが家の娘達と私＜三人官女＞の共同作業で四苦八苦しながら段飾りを作り上げる。
お雛様も休眠期間が長かっただけに各々の立ち位置・持ち物の記憶がよみがえらない。やはり寄る年波、このあたりにも齢を感じるが、お雛様はお変わりの無い事がうらやましい限りだ。
　飾り終えると写真を撮りたくなる。いつの年も変わりは無いが雛飾りの前に座る人物のみが歴史を変えている。5年前は、祖母と座る娘達。今年こそは今まで有りそうで無かった母・娘で撮ろう。そして遅くならないうちに仕舞い込まねば・・・これが重要！

　　＜　心中は 並ぶ前より 仕舞う事　＞

怒り心頭

今日のおばさんは怒っている。ホントにカラスの勝手には腹立たしい。
　庭にやってくるメジロに与えていたミカンを無くなればセッセ・セッセと取り替えメジロの楽園を目指していたがいつの間にかメジロに混じりヒヨドリまでも参加するようになっていた。ところが今朝から堂々とカラスが登場し丸ごと横領！
　大きいから許せない、小さいから可愛いと言うのでもないが・・・・。カラスだけは”分け合うと言う事を知らないのかー！”と説教したくなる。
気が付けばプランターに植えたやっと芽が出たチューリップの新芽をプッン！挙句の果て球根まで掘り出す始末。
　畑に行けばカブラ・大根まで地上部はカラスの襲撃に悲惨な状況。まるで聖護院大根の如く怒りが膨れ上がる。
今日ばかりは、おばさんも怒り心頭！！！生存競争か自然界の摂理なのか知りませぬが胸が痛みますわ。

　　＜　弱者に 与えやりたい 老婆心　＞

健康サポート

　50年以上人間をやっていると毎日が同じなどと言うことがあるわけも無いが、一日一日が大きく違う事もしばしば。
　健康保持に食事・運動と心がけねばならないけれど、どうにもならずやむなくサプリメント・薬品のお世話にならざるを得ない。
　＜体内時計調整薬＞と自分で理解している。あれほど介護にあたっていたいた時は、眠くて眠くて・・・・しかし眠るわけにいかず”ゆっくり寝かせてー！”と叫びたい夜を何度も過ごしたけど、時間もたっぷり好きなだけ眠れば好い今だけど、不思議な世界に迷い込んだようだ。
　頼る処は＜ホーム・ドクター＞信頼できる医師が”必ず春は来ますよ”と笑顔で下さる小さな一粒で随分安心できた。

　　＜　五十点　今日一日は　これで良し　＞

チボリ公園

　健康・安全生活を目指すイキイキ・ハツラツおばさんグループ4名は勉強会と題しチョットお出かけ。
　地産・地消の現場視察？の名目は良いが実のところ買い物ツアーといったところだろう。
　少し道草をして現在危機状態？におかれているあのチボリ公園に立ち寄る。花は豊富に咲き乱れ手入れも行き届いた夢のある公園ではあるがあまりにも閑散とし入園者の私達でさえ先き行きを案じるだけでなく寂しささえ感じる。
　園中心部に建つ童話作家”アンデルセン”の像も空を見上げ何を思うのか？
　多くの木立も茂り豊かな水と緑・あふれる花々これから倉敷の春を彩る”チボリ公園”是々の癒しの場を守って欲しいな。
　
　　＜　行政も わが家計簿も 火の車　＞

思いやり

　人生の折り返し地点も過ぎると体も快適・順調とはいかない事もある。
同年代の友人の会話も”痛いところ自慢”であったり”そうそう”と納得し良き理解者となって自分だけでない事で気持ちが少し軽くなる。
　先日、友人からお土産にいただいた足・腰の小さな＜お守り＞。お蔭がありそうな＜金のワラジ＞
お互い健康を気遣う熟年婦人。それにしても心やさしい思いやりが有り難い。あの人にも、この人にもと旅先で私達仲良しグループメンバーの顔が浮かんだのだろう。
　同年齢だけに誰の思いもさほどの違いはないだろう。自分の為・家族の為と健康体で居ることが一番。いつもの会話でそう感じる。

　　＜　旅先も 遠慮知らずで 顔を出す　＞　
　　

温羅太鼓

　友人のお誘いで＜和太鼓＞の公演に出かけた。
　地元に伝わる郷土芸能”温羅伝説”を力強く魂を揺さぶるような衝撃。
演目に生まれ育った故郷の風土・歴史を重ね観賞してみると郷土を誇り愛するのは演じる人だけでなく観客の想いも同じのようだ。私自身”故郷恋し”そんな気がした。
　体の底からズーンと響く一音、複数が重なりあい響き渡ると小さなことに気持ちが左右される日々などタワイも無い事。明日への力が湧いてくるようなとてもパワフルなステージに感動。
　
　　＜ ストレスを 溜めて育てた 太鼓腹　＞　

ふくろう寺

　我が家の菩提寺は最近別名＜ふくろう寺＞と呼ばれるようになった。
　本日2月16日は日蓮聖人降誕会。昨日2月15日の釈尊涅槃会と併せてのお参りとなる。母が元気な頃はお寺へのお参りなどは全てお任せしていたが、世代交代？となり代表者のようではあるが、最近は少々仏教徒らしく振舞う。また意味合いを教わる事も多くなった。
　本堂にかかげられた立派な涅槃像、香華そして読経に凛とした時を過ごす。お参りをすませ境内に立つと強い風。これが昨日ラジオ放送で聞いた涅槃西風かな？と日常ぼんやり聞き流しそうな事も説法も身近に感じられる。涅槃西風の頃そろそろ暖かさも増してくるとか。
　あの母の様な穏やかな晩年を送ることが出来るのも信仰心の篤い母の徳だろう。

　　＜　渡された バトンの重さ 有り難さ　＞　　
　　　

ガソリン高騰

　原油高騰により本当に住みにくいと言うより、今までの生活を見直す時が来たのだと思おうと無理やり理解し我が身を落ち着かせている。
　日常の生活用品・食料品はもちろんこの時季の痛手は、灯油・ガソリンの値上がりに財布も心も冷え冷えしている。
　昨年暮れには、ガソリン値上げにつき眠っていた自転車を整備に出しエコロジーを誓うも日増しに厳しくなる寒さに撃沈される。
この度は車庫に置き去りにされていたミニバイクを整備。二台の二輪車に大枚をハタイタ。ここまで投資した以上有効利用するしかない。
　今朝は久々のミニバイクで朝市にでかける。四輪から二輪にガソリン消費を抑えた甲斐があってか、思いがけない目玉商品をゲットすることが出来た。
夫の大好物プリプリの＜イイダコ＞今夜の酒の肴に一品。
　ガソリン消費をほんのわずか抑えたものの晩酌で夫に注ぐ油の量はかなり増量間違いなし！。

　　＜　高騰も　ビクともしない　太っ腹　＞

肥満

　愛犬と二人三脚？で始めたブログだが、どうも愛犬（ルイコ）の出番が無く影が薄い。
理由のひとつは、容姿の衰え。わが家は犬に限らずカメラ向きでない。
とてもフレンドリーで馴染みやすいのだが・・・・散歩嫌いの食いしん坊。結果肥満傾向にある。
　私自身もウォーキングで健康管理をしようと思い散歩の同伴をお願いするがシブシブ出掛けるものの途中のストライキにうろたえなければならない。叱ったり励ましたり四苦八苦するも頑固な性格は＜譲る＞とか＜従う＞の謙虚さもない。回わりの視線も気になる。
何しろ26キログラムの巨体を背負う訳にもいかず、車のお迎えを乞う。携帯電話の
有り難さをしみじみ感じる。
　今日は朝日を浴びて池の土手を歩く。水鳥の泳ぐ水面に山の姿が映り、地面には愛犬と私の肥満シルエット。密かに明日も頑張ろうと誓い合う。
　本日は影の薄いルイコの登場となった。
シルエットを撮影してみると以外にエアーデールテリアらしく見えるのが不思議。

　　＜　励まして 励まされ行く ダイエット　＞