晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

こだわり無いこだわり

2015-04-29 22:17:13 | Weblog
 果樹農家は忙しく、お花に手を掛けてやる時間がないと言い訳しながらも、春は次々と花が咲き競ってるのが嬉しいです。

 一日が終わり、就寝前にパソコンを開きブログ訪問と自分のブログの更新が日課。
見慣れた方のブログもテンプレートが変わっただけで、おやっ?間違えたかな・・・そんな錯覚に陥ることも有ります。
 私のこのブログも開始から7年半になります。
決してこだわりがあるわけではないけれど、テンプレートもスタート当時のまま一度も変更なしです。
長閑な自然をイメージしたこの色合いも好きで選んだものですが7年も過ぎればこだわりが無いというのも立派なこだわりでは・・・と思う春の夜。
ゴールデンウィークもない果樹農家は明日も仕事です。さっ、寝ようっと。

  < 明日もまた 今日と同じ日 これも良し >

 
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2015-04-28 20:21:47 | Weblog
 里山は今、薄紫の藤や桐の花が咲き爽やかな季節になりました。

 一昨日、年配の知人宅を訪ねると庭には、初夏を思わせる麦と藤の花が咲き誇っていました。
 ご婦人は「藤の前で一枚写真を撮りましょう」とカメラを持ち出されて来ました。ご主人の形見と思われる年期の入ったカメラは使い方が分かりません。まあ何とか写真にはなったことと信じます。
デジカメならば確認も出来ますが・・・。どうやらフィルムカメラです。
「藤見写真ね」と知人は笑いながら・・・藤の花の前に立ち「不死身の写真、元気で居られるのよ。わはは・・・」と爆笑してお互い一枚ずつ撮影しました。
 私、この不死身の写真はいつの日かのための準備の一枚といたします。更新しながら自分の写真も撮っておくべきなんだと改めて思いました。
何しろ最近は自分の写真など撮ることがないものですから・・・。用意周到です。

  <  お花見に まずは一枚 旅支度 >
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休日なしの定年後

2015-04-26 21:02:14 | Weblog
 第二人生の爺婆は、悠々自適とはいかずけっこう忙しい毎日です。

 日曜日。「お父さんが居るでしょう・・・」と孫を振り切って菜園に出ようにも、またまたコブふたつが付いて来てしまうのです。
 イチゴが色着いてきてることも心得ています。お持ち帰り袋をちゃっかり持参してました。

 婆には婆の仕事ありです。でも一人ではどうにも・・・と「ちょっと、そこ持って~」とネコよりましな孫の手を拝借しました。
 やっぱりね。「ほらごらん。アタシが来て良かったじやない!」とちょっとエラそうな5歳児。
 
 長いビニールは二人がかりでなければね。
まあ、どこまでも助手は付いてくるものです。
 
 コイン精米もこのごろ30キロの米袋はとても無理。3~4分割で運んでいます。
これなら怪力孫もお手伝いできます。
手順もしっかり覚えています。まあ、何とも頼もしいことでしょう。老婆はこの役割、そろそろ引退ね。
 
  < 毎日が 営業日なり 定年後 >
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ライラック

2015-04-25 21:34:31 | Weblog
 我が家のライラック、この辺りとしては少しオクテのようです。

 ラジオ深夜便を就寝時の友としております。4時台<明日へのことば>このコーナーが好きですが、夢うつつでほとんど聴けていないのは熟睡状態で幸せだったんだと諦められます。
今朝も気が付けば番組終了まぎわでした。
 今日の≪誕生花・花言葉≫コーナーでお目覚めです。4月25日 はライラックでした。

 この我が家のライラックは仲良し6人組でお花見に出かけた時に買い求めた一鉢でした。
地植えしてやると徐々に背丈を伸ばし、すっかり定住してあの日あの時の事を今も思いださせてくれます。あれからもう3・4年になるのかな・・・。
 ライラックの花言葉…友情・思い出なんですって。ピッタリだわ。

  < 夢うつつ 幸せ気分の 夜明けなり >
 

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農婆は見た

2015-04-24 21:23:22 | Weblog
 ブログを見てはヒントを得て、畑仕事に勤しむ農婆です。
空豆は整枝、摘心、莢間引きをしてやることも知り、今年は今までになく空豆に気を掛けてやってます。
そこで、農婆は目撃したのです。この畑のそら豆になぜかヒヨドリがいるのを何度となくいるのです。
蒔いた種豆は鳥が食べるとは聞きますが,、どうも空豆の花を啄んでいるのではなかろうかと思えるのです。こりゃいかん!と即座にネットを張りひと安心。

 また、昨日はホームセンターで農婆はこんなものを見た。やはりブログで興味深く見た<忍者鍬>とやら・・・。
 「あぁ、これこれ」と小さな草刈り手鎌とセットで買いました。忍法草取りの術はすこぶる快調です。
両手使いの二刀流ですからなんとも便利なものを手に入れ農婆は上機嫌で働きます。
 しかし、これを画像で撮ろうものなら不便極まりない、ゴム手袋ではスマホ画面は反応せず、便利な様でなかなか不便な文明の利器でございます。

  < 農婆の マウスが導く 農作業 > 
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桃畑なう

2015-04-23 21:14:23 | Weblog
 爺はブドウの誘引作業。婆はといえば桃畑にて摘果作業に追われる第二人生です。
 ひとり気ままな仕事は、見慣れた周辺の景色にも心奪われております。時にスマホで撮影モード・・・。
 
 桃畑の向かい、爺のブドウ温室はお日様の光を反射し銀色に輝いて見えます。土手には舅が植えた燃えるようなツツジが今年も咲き、この蜜を求めてミツバチが羽音をたてているはずです。
 
 桃畑と道路をへだてるとこんな光景。
 こんもり見えるコナラの木立からは、かすかにコッ、コッ、コッ・・・とリズミカルな音が聞こえてくることに最近気づきました。
どうやらキツツキらしい。その姿は見えずどんな鳥なのか想像もできないので、やっぱりスマホ・・・。
 キツツキという名の鳥はいないらしく、アカゲラやコゲラなんだとか、どう見上げても姿は見えずです。
 もう少しすれば、コナラの森の小さな池からウシガエルの声も聞こえてくるはず。グゥオー・グゥオー!
これが爺婆の人生の第二ステージなんです。
 
  < 人生の 二幕彩る 天然色 >
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束の間の春

2015-04-22 21:50:24 | Weblog
 八重桜は散り始め、鬱金桜がほんのり紅を差して桜の季節も終わりです。
楽しみは束の間でした。

 今日もひっつき虫の孫を連れ畑にお花見にと一日が過ぎていきました。
いたずら盛りのやんちゃにはハラハラさせられどおしです。
    
 桜咲く急斜面の土手は危険がいっぱい。
 怖いもの知らずの2歳児は「あらあら!」の声も無視し、くるりとお尻を回してハイハイバックで土手を下ります。
 桜の木の下をくぐり抜け「やったー!」の得意顔。到達した平地は、高い倉庫の屋根の上です。やれやれ、男の子を育てたことのない婆の心臓は尋常ではありません。
 散りゆく桜あれば実るエンドウもありの里山暮らし。旬を迎えるスナップエンドウの収穫もしっかりお手伝いのウリ坊です。
ウリ坊の婆の後追いも束の間でしょう。婆にはこれも春なんです。
 
  < 春の野は ハラリ・ハラハラ 移り行き > 
 
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みどりのそよ風

2015-04-21 21:43:13 | Weblog
 ♪みどリのそよ風 いい日だね ちょうちょもひらひら 豆の花・・・・
この歌は大好きです。この季節には思わず口ずさむものです。
 豆の花はきっとそら豆だろうな・・・そうそう、そら豆にはよくモンシロチョウが遊びに来ています。

 今日は、久しぶりの快晴で畑仕事が待ってます。
 私の野菜作りは、方々のブログが良きテキストとなりカテゴリで掲載されている方のブログはとても有り難く利用させていただいております。<大好き!野菜時間>さんブログです。
 今までそら豆が満足な結果にならなかったので今年こそテキストに沿って、追肥、整枝、誘引、摘心と作業を進めてきました。
 良い結果を出すためには手抜きできないのは本業の果樹栽培も同じです。そう、子育ても同じ、愛情で育つんですね。

  < そよ風に 空見上げつつ 野良仕事 > 
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社会見学

2015-04-20 21:05:11 | Weblog
 幼稚園も午前中で帰宅の孫。この孫守りがてら、午後から婆は<リサイクルプラザ>へリユース食器を運ぶため出かけました。

 この施設は今年1月に出来たばかりでまだまだ知名度がないのか市民の関心が薄いのか、訪れる人はまばらです。
 きっと今年度は子どもたちの社会見学コースにもなっていくと思われます。またそうなっていくことを望みます。
 我が家の孫たちは、ひと足早い<西部リサイクルプラザ>の見学です。
 家庭から出る不燃ごみ・粗大ごみ・資源回収されたビン・ペットボトルが大切な資源としてリサイクルされます。
この工程は目で見るだけではじゅうぶん理解できず、パンフレットを見ながら巨大な機械の働きが少しずつ分かってくるものです。
 集積された不燃ごみを巨大なごみクレーンがすくい上げる光景に見入っていた孫たちです。
「割り箸がある・・・」何を見たのでしょうか、深ーいごみピットは何もかも豆粒のように見えます。
 側らの婆は、丁寧な暮らしをしなければ・・・とあらためて思ったわけです。

ここで作業や案内をしてくださる方々はたった3人の見学者にも丁寧に応対してくださいます。
 さすが爽やかで気持ちの良い、ここ晴れの国です。

  < この先は どんな世になる 老婆心 >
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遊び場

2015-04-19 22:55:36 | Weblog
 温室内の菜園はもはや私の遊び場です。
 栽培歴2年目のエンドウはやはり背高のっぽになり私の背丈よりはるかに高くなってしまいました。
支柱を立て、ネットを張り、何一つ手を借りないで自分が試行錯誤で取り組める事が楽しさを何倍にもしてくれます。
 雨の日の今日も一度はココに来たくなってしまいます。
背丈が伸び、倒れかけたエンドウはテープを張り転倒防止。なおかつ誘引もしてやらなければ・・・。
 
 散水ホースのわずかな水漏れが気になり、針金ひとつ取りつけ天井に向けてやります。これで大丈夫。
「やったね。!」こんな小さな細工で、我ながら・・・と大満足の農作業。まるで子供の遊びです。
 
 先日、<孫が種蒔き>したお花の種もちゃんと芽を出しています。
 インゲン豆も芽を出し菜園もいっそう面白さが増してきます。

 子どもの頃、月明かりの夜などもっともっと遊びたくて眠るのがもったいないなーと思っていたことを思い出します。あの頃から遊びには夢中になれる子だったんです。

  < 無我夢中 遊ぶ姿は 孫同様 >
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人生・二人三脚

2015-04-18 22:02:13 | Weblog
 第二人生は、農業も専業となり夫婦で足並みそろえ二人三脚人生です。

 わが家には、世間に見る夫婦で働く微笑ましい姿はなく、それぞれの持ち場で別々の仕事をすることが円満の秘訣と思っています。そして、思い思いに息抜きも出来ますし・・・。
 目下、桃の摘果作業中の妻、夫といえば新緑の枝を伸ばし始めたブドウの手入れです。
同じ作業をすることはちょっとしたストレスにもなりかねませんが、協力してこそ出来る仕事も有るのが農業です。
  
 今夜は、現職時代の飲み会に出かける夫。当然のように送るのは妻です。
年に一度の定例会もよる年波でしょうか、早々と「迎えを頼む」コールが入ってきます。
こんなんじゃなかったね。現職時代の飲み会は午前様はあたり前としておりました。
 「夜に飲み会なんぞ面倒だ!」なんて夫のクチから・・・ずいぶん健全なお年寄りになったものです。

  < 老いの途 時に手となり 足となり > 


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毎日が・・・

2015-04-17 21:42:38 | Weblog
 世間一般では毎日が日曜日といわれる定年後の暮らしですが・・・。
わが家は日曜日もない定年後の農家です。でもここ数日はお花見気分で桃の摘果作業です。

 作業する桃畑の向かいにはわが家のブドウ温室が建ち並んでいます。
土手には私が植えた鬱金桜と八重桜がこんなに大きくなりました。奥に見える燃えるようなツツジは舅が植えたものですでに50年近くなると思われます。
 空は快晴、第二の人生、仕事日和です。
 
 この土手に桜を植えようと思い、まず選んだのが<関山>桜茶に適しているとのうたい文句に即決。
 毎年、適期を見ては塩漬けします。とても華やかな桜です。
 
 その後、少し遅れて植えたのが鬱金桜。
 これは薄い緑の花ですが、日が経つにつれピンク色に変わってきます。控えめだけれど、気品ある桜です。
 
 そして、我が家の西條柿が長年ここで実を付けてくれます。
 これが元気に輝く柿若葉です。
 この長閑な風景を楽しみながら働く婆。そして時折ワラビ狩りに訪れ、この土手をさまよう人々もきっとこの遅咲きの桜を楽しまれていくことでしょう。

  < 空は澄み 自然に溶け込む 定年後 >
 
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家庭訪問

2015-04-16 20:45:51 | Weblog
 今年のチューリップはピンク。春の花壇には欲しい花です。
もう少しすると家庭訪問が始まります。それまで頑張っていて欲しいのですが・・・。無理ね。

 どんなお話をするんでしょう・・・近ごろの家庭訪問。
 我が子のはじめての家庭訪問は三十数年前ですが、それでも鮮明に覚えています。
娘の担任教諭は夫が幼稚園でお世話になった先生でもありました。親子二代お世話になったわけです。
先生は、我が子の事より父親となった教え子の成長を知ることの方が先だったようです。
 大きくなったら「運転士になる」と汽車の絵を描いていたことを先生は覚えていらっしゃいました。
その夢の通り運転士となり小さかった教え子が父親となっていたことに話が弾んでしまいました。
 人生の三十年ほどの区切りを考えるも面白いものです。さて、今後は・・・

  < 若き日に 思いを馳せる 春の庭 >

 
 
 
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2歳です

2015-04-14 21:07:45 | Weblog
 ボク、2歳です。そして、婆も2歳です。

 家庭菜園を手掛けて長いけれど、室内での栽培はまだ2年生です。
ガラス室内は雨が降らないので水の管理が必要ですし、屋外とは環境が違い野菜作りも手探りです。
 今年もエンドウなどの豆類、トマトは室内で育てています。
今日はスナップエンドウの初収穫。ほんの一握りでしたが・・・。
   
 ココにもあるよ。小さな手に一握りの初物です。どのように食べますかね。
 桃太郎トマトも2年生の作は少々お恥ずかしいですが、花もついています。
 去年のこの時期にはどうだったかな・・・細かい記録を残していない婆はブログをめくっては「あぁそうだった・・・」思い起こしています。
 去年はこんな具合<農はマラソン>でした。
 今日は、スナップエンドウの初物をいただき75日寿命が延びました。また頑張ろう。

  < 永劫に ゴールは見えず 人生は >
 
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あら!いやだぁーっ!

2015-04-13 20:56:52 | Weblog
 横っちょの歯が一本ポロリといっちゃったわー。まぬけ顔の朝です。
「ばぁばー!」と孫は驚き、怪訝そうに見ます。そう、これイミテーションだったの。60歳過ぎればね~。
 早い子は5歳で乳歯が生え替わってるそうです。憧れでしょうか「それちょうだい。」と孫が欲しがります。しかし、こればかりは、そういう訳には・・・。

 幼児には、事細かい説明が要ります。
 ●この歯は、歯医者さんに取り付けてもらうの、これはまた使えるの。(リユースだね)あげられません。
 「何ののり(糊)で付けるの?」「紙ののり」「のり(海苔)?」そういえば昨夜は巻ずしだったわ。子どもには不思議がいっぱい。笑うしかない婆です。
 ●歯は大事にしないと美味しいものも食べられんよ。
 ●子どもはもう一度、新しい歯が生えるんだけどそれは死ぬまで使う歯なんだ・・・。
 ●生え代わりで抜けた歯はだいじに仕舞わないで「ネズミの歯と替えてちょだい」と上の歯は下へ、下の歯は屋根の上に向けて投げるんだ・・・そう婆は子どもの頃教わった通り、その日のために伝授しておきました。だいじな歯のお話。

 今日の一枚は、孫の宝箱に仕舞ってた歯固め石。
お食い初めの御膳に添えた小さな石をこの子は今も大事にしております。

  < 片隅に 置かれしままの 教えなり >
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