晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

桜も桃も・・・

2014-03-31 21:48:29 | Weblog
 昨日は、孫を連れ開花状況を確かめに近くの桜スポットへ・・・。
桜の花は、やはり心を和ませ、心を躍らせますね。
 「うわー!ステキ~、あたしなんだか踊りたくなったわ~。」またまたドラマの主人公のようなセリフに踊りだす天気のいい孫です。
   
 こんな大自然の中での桜の花は、解放感を与えてくれます。
 いっぽう、花が咲けば大忙しの婆の畑は桃の花も開花宣言です。
    
 桃ばかりではなく、白いスモモの花も今が盛り。
 花に浮かれてばかりいられない婆は、いよいよ本腰を入れて花間引きに専念いたします。

  < 花盛り 浮かれて居れぬ 果樹仕事 > 

  
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台所に立つ

2014-03-30 21:05:48 | Weblog
 結婚以来、一家の主婦として三十数年台所に立ったものです。
娘達との同居を期に台所はすべて任せて上げ膳据え膳の気楽な日々を過ごしています。それでも気が付けば<気は心>と家事のひとつもいたしております。
 このところは、農婦の婆は萌え立つような野菜消費にアクセクしてます。せっかく作った野菜ですから・・・。
 
 有れば助かる、娘孝行の一品はやはり婆らしい和え物です。
 ≪ワケギの酢味噌和え≫ 旬のワケギも一時のもの。急げ急げ。。。
 ≪ほうれん草のピーナツ和え≫ ほうれん草も食べ飽きた・・・そんなことは言わせませんぞ!と今回は、自家菜園のピーナッツをカラカラと炒り、ゴリゴリすり鉢登場の婆ならではの愛情料理です。

 お料理からすっかり遠退いて行こうとする引退主婦は、やはりボケないためにも時には鍋を時には包丁・すり鉢も持った方が良かろうと思う訳です。

 一日を終え、就寝前に開くPCとの時間。
 ブログを始めてみて、農業も面白い、そして料理だって楽しいもの、家族の事も思うもの…そんな事も自分のブログだけでなく、あちらこちらと訪問するブログからも感じさせられ自分もエネルギーを頂いていたようです。
 働くこと、役立つこと楽しみながら出来ればこれほどうれしい事はないと思えるのです。

  < パソコンと 鍋・包丁の ボケ防止 >
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開花宣言

2014-03-28 21:04:26 | Weblog
 うららかな陽気の中、ひと月ぶりでしょうか親友のお宅を訪ねました。
思わず「わーっ!負けました・・・。」と農家の私、声が出てしまいました。
 庭先には見事にエンドウが真っ白な花をたわわに付け、彼女いわく「スイトピーを植えてるの・・・」ですって。
どうやら蒔き時が早すぎたらしく花は見えても実がつかず…ともらしておりました。どこか似てるね我が家のエンドウと・・・。
「こういう時は笑って済ませよう」と二人は大笑い。

 農業とは何ら縁もない彼女が狭いスペースを有効利用しトマトであったり、タマネギであったり・・・今年はエンドウ栽培です。やはりここも主婦の菜園
 「これならシーズンになったら今日もエンドウ、明日もエンドウだね。」「しっかりご主人様にごちそうしてあげられるね。」と婆。
 
菜花をニワトリのように毎日たべるわが家では「もうコレ、ケッコー!」といってます。
これからエンドウづくしとなるであろう彼女の食卓。
 ご主人様も飽き飽きして「もうエンドー!」なんて言うかもね。と楽しく想像する婆です。
いえいえ!愛妻家のご主人様のこと、決してそんなことはないでしょう。

 定年退職されたご主人との暮らしに見事に育ったエンドウも満開。
そして、今日は岡山でも桜の開花宣言がありました。
 
 近所のお花見スポットも開花でした。
 私たち第二の人生、もいちど花咲かせましょうね。

  < 主婦菜園 あふれんばかりの ビタミン愛 >
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菜の花畑

2014-03-27 21:34:39 | Weblog
 ♪菜の花畠に 入日薄れ 見渡す山の端かすみふかし~とあの懐かしい唱歌<おぼろ月夜>を歌いながら青空の下で畑仕事です。
 自慢できない我が家の畑は菜の花が満開です。これもそろそろ処分しなければ・・・。

 昔、田舎では多くの家でペットのようにニワトリを飼い、家庭で食べる卵を賄っていたように思います。昭和30年代でしょうか・・・。
 このニワトリたちに食べさせるのは、キャベツや白菜の外葉を刻み米ぬかなどと与えていたように思います。とう立ちした菜の花なども食べさせたでしょう。
 野菜の最盛期の食卓は菜っ葉ばかりが並び、ニワトリになってしまいそう・・・そんな質素な食卓で文句も言わず逞しく育った婆です。
今年は菜花もじゅうぶん食べました。それなのに、捨ててしまうには忍びないと今度は塩漬けにでもしてみましょうか。
 菜の花も終わり、そろそろ桜のシーズン。おぼろ月夜を歌いながら今日も菜花を摘む婆です。

  < 飽食に 時代錯誤の 花を添え >

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笑える農業

2014-03-26 22:07:03 | Weblog
 笑える農業なんてとんでもないのですが…テキスト片手の野菜作りは笑って済ませるしかしょうがないね。
 仕事が楽しく出来て、なおかつ収益があがれば農業も笑えますが、厳しい現実です。
夫の営む果樹を本業とすれば、私の野菜作りは趣味・道楽と考えれば気も楽です。

 雨の今日など、いつもなら映画か温泉がねらい目ですが、このところは野菜作りのおもしろさに、雨降りOKの温室へ一足飛びです。
 今日の予定は、間延びしてしまったトマト・ナスの苗を大き目の鉢に植え替える事。
 
 ナスもトマトも一回り大きいサイズを着用でのびのびしてます。
 そして、新たな種蒔き。
 
 スイカにカボチャ、そしてゴーヤ。
 昨年、頂いたカボチャが美味しかったものですから婆は種を採取していました。
再び蒔きます。<〇〇さんのおいしいカボチャ>のネームも忘れず付けます。(きっと出来るであろうとこっそりVサイン。)
 
 こちらは蒔き時季を早まってしまい、大きくなり過ぎたカボチャとキュウリ苗。
どうしましょう・・・と考えましたがせっかく芽生えたものですから温室内でひと足早い夏野菜に挑戦してみましょうか・・・。どうなりますことか、チャレンジャー婆です。
 失敗を上げればこちらもそうです。チンゲン菜。
 
 菜類は寒さに合うととう立ちすると聞いてはいましたが、これ位…と高を括っていましたが、自然は甘くはないようです。忠実に徒長し始めました。
 端から婆は摘み取って、煮びたしにしましたよ。まぁ美味しいこと…ちょっと負け惜しみの勿体ない婆の一品です。
 エンドウも婆の背丈を越えるほどになり、一見りっぱに見えますが、露地物とは比較にならない軟弱者であります。
でも、楽しむには充分な菜園です。それもこれも、影の薄い爺が桃にブドウのお世話を率先してくれてますからね。

  < テリトリー 侵すことなし 爺と婆 > 
 
 
 
 
  
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春の香り

2014-03-25 22:22:39 | Weblog
 毎年、春の香りを届けてくれるミニ水仙が庭で咲き誇ってます。
この花が咲くと♪ひよこがね お庭でぴょこぴょこかくれんぼ…と歌われたあの可愛い童謡を思い出します。

 近ごろは、わが家の小さな孫がお友だちと遊んでいる光景にも見えます。
ひところ子どもが少なくなったな…そんな気がしていましたが、いやいやどうして…。
この地で育った息子・娘が親の近くで新居を構えることも方々で見られます。しかし、我が家のような同居世帯はまれです。
多くが核家族での生活ですから、庭先で遊んでいる我が孫をみていると、どこか年寄りの匂いを放っております。
 分かるものです、遊びの中で家族模様が・・・。
今日は、年少うさぎ組の終了日。4月からは年中もも組です。

  < 幼児の にぎわい遊ぶ 春の庭 >

 
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彼岸明け

2014-03-24 22:13:48 | Weblog
 お彼岸前から風邪を引いてしまい、考えてみればもう一週間になりますか・・・。

 出入りのあったお彼岸も明け、現世を生きる我々はご先祖様への御供物をいただいております。
 一週間前、お彼岸の御供物を送ってくださった叔母への御礼の電話を思い出しました。
 風邪でかすれた鼻声の私に、「いつも元気なあなたがどうしたの?」「風邪ひいてるの?」「ここはじっと我慢・我慢、動いてはダメよ」「辛抱しなさい、休みなさいよ」と関西弁で諭してくださいました。
 この叔母こそ高齢でありながら、この間まで体調を悪くしていたのに・・・わが身を棚に上げ気遣ってくれます。
 「休みなさいよ」「無理したらあかんよ」命令口調でやさしい言葉をかけてくれる親族も少なくなりました。
大勢いた伯父叔母も亡くなってしまい、我々が高齢者となって来たんですから・・・。
 無理のきかない歳になってきたものです。

  < 真心と 労わり感じ 彼岸明け >

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過保護

2014-03-22 17:48:56 | Weblog
 この頃の気温の変化に戸惑いながらも半分は笑い、半分は泣きながらそれでも苗作りは進行中。
 いつも壁にぶつかれば、まあ本業じゃないし…と自分を慰めながら、ここで止める訳にもいかず少々意地を張り、また楽しみつつ婆の毎日は過ぎてます。。
 毎日、見てますと、トマトもナスもキュウリもカボチャもみんな「喉が乾いたよー。」と悲鳴を上げているかのようです。
そのたびに水を与えてしまい、ヒョロリと細く長い苗になってきました。
 素人目にもこれではりっぱな野菜は期待できそうにありません。婆ののようにどっしり型が健康的じゃなかと思います。
過保護はいかんね。野菜も人間も…少しの我慢もしながら強く生きて行かんとね。

  < 良かろうと 思う心も 過干渉 >
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春彼岸

2014-03-21 21:31:25 | Weblog
 お彼岸のお中日はお寺参りとおぼた(牡丹餅)です。
変わりはないけれど、やはり春彼岸はおぼたでしょう。昨日、現代鍋が働いた小豆こしあんとインゲン白こしあんが今日の主役です。
 ≪おぼた三種≫
 ◎定番の小豆あんで包んだ赤福風
 ◎中心に小豆あんをそっとしのばせ、きな粉をまとったきな粉おぼた。
 ◎ヨモギを練り込んだご飯に白あんをしのばせた、わが家の春の若草おぼた。
  (毎年、楽しみで作る桜の塩漬け<適期>をトッピング。 
 何をしても協力的なわが家です。
    
 あたし、丸めるヒト。ぼく、味みるヒト。
 これだけ作れば、婆は彼岸会法要に大急ぎで菩提寺までかけ足、かけ足。

 大勢のお参りで読経が行われます。古くから伝わる彼岸法要のお話なども興味深く聞き入っておりました。
 昔はこの日、お経が続く中、シンバルを思わせる<みょうばち>(?だったと思うけど・・・間違いだったらごめんなさい、御坊様。)が鳴ると外で遊んでいた子供たちはいっせいに集まりお供えのお煎餅をいただいたのだとか・・・。
 その名残から今日は
    
 菩提寺からは、お煎餅にかわり現代はふくろう寺オリジナル<餅どら> 銀座 あけぼの
 法要檀家様からは、大手まんじゅう 岡山では知らない人はいないかも・・・。を頂戴しました。
余談ですが、大手まんじゅうの好きな亡き舅は、現代の若者のように<大手マン>と言ってましたね。

 お寺参りを終え、次なるお墓参りを巡る爺と婆の車中の会話は・・・お寺でいただいた煎餅の昔話。
この地で生まれ育ち65年の爺ははっきり覚えておりました。
 「大きな缶でお供えされた煎餅を皆で分けてもらうのが楽しみだった・・・」とね。無邪気な爺だこと・・・。
子どもにとって、昔はお寺が身近なところだったんでしょう。
 春彼岸、食べもの話で大忙しでした。

  < 春彼岸 おぼた(牡丹餅)とドラに 大手マン >
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農休日

2014-03-20 22:15:35 | Weblog
 朝、目覚めてみれば雨が降ってる、こんな日はせかせかした自分とは別人です。
雨の日の婆は気まぐれに台所に立つ。
 もったいないが料理をするものですから今日のメニューは、いま咲こうとする聖護院大根の花を使います。

 ≪白和え≫
 ゴマをする。味噌をする。調味料を混ぜる。和える。どんな事にも重宝なすり鉢ですが、近ごろの若い人は使わないようです。
小さなすり鉢だと、趣のある器にもなりそうです。
 すりゴマを入れれば香りもいいよね。でも、婆は少し炒りすぎて白和えが、うふふふ・・です。
 近ごろは、こんな道具も使いませんね。
  
 これも重宝してますゴマ炒り器。ゴマはいっきに摺り、粉チーズ容器に入れれば栄養価の高いゴマが手軽に使えます。

 もう一品。やはり旬も過ぎ、春には子孫を残そうと芽を出してしまう里芋料理。
 ≪里子のきんちゃく≫
 これは、かかりつけクリニックの待合の雑誌から仕入れたメニューです。お正月料理でしたね。
婆のこと、名前はうっかり忘れましたので食材から里芋と明太子のコラボで≪里子のきんちゃく≫と名付けました。
 里芋(マッシュポテト)と明太子をポテトサラダ風に和えてラップで丸め絞るだけの簡単料理。
  
 いかにも正月料理ですが、菜の花でも添えればお雛料理にも良いかもしれません。

 雨の日は台所と思って立っても、あれもしたい、これもしたい気持ちが湧き起こります。
そうそう、明日はお彼岸もお中日。
おぼた(牡丹餅)もいいかな…と圧力鍋には白いんげん。もうひとつ、シャトル鍋には小豆を煮ます。
現代調理器具もいい仕事をしてくれます。それぞれの良さを活かしましょうかね。

 明日はお寺参りとおぼたです。

  < すり鉢や 鍋が働く 農休日 >
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やっぱり若さが・・・

2014-03-19 22:22:24 | Weblog
 比較的、冬の間が暇な果樹農家なのに、野菜作りに熱を入れたものですから遅れてしまった桃の摘蕾作業にかかります。この作業は当然のように婆の担当になってます。
 たまに軽トラが通るくらいで、ここはのどかなものです。
「こんにちは!」と声かけられ振り向けば、初老紳士が山歩きに来たんだとか・・・。
婆も若い頃は、山歩きにも出掛けたものですから話ははずみます。
 (老紳)ここに来たのは10年ぶりです。変わりましたなぁ。
 (農婆)そうですか。これから時候がよくなると歩かれる方がいらっしゃいますよ。
また花の頃にもぜひ来てください。
 (老紳)山も変わるものですから道にまよいますなぁ。桃の木も歳をとってくるだろうし…。 
 (農婆)いえいえ。歳をとるのは私たち人間で、農業をしなくなった畑があるんでしょう。

 樹園地が変わっていくのは、高齢化ではないかと思う婆です。現にお隣もここ数年は放棄地でしたから。

 そんな初老紳士との会話の後で通りかかった近くの畑へ向かう奥さん。
 私(農婆)より4つ5つ年齢が上ですので(熟婆)でしょうか・・・。
 (熟婆)また忙しくなってきますねぇ。
 (農婆)年々、歳とって仕事能率が悪いよねぇ。
 (熟婆)何いってるの。60はまだええよ。
 (農婆)大差はないわー。
 (熟婆)いやいや!もう5年もしてごらん、分かるから60に戻りたいと思うよ。
 (農婆)そうかー。でも明日より今日の方が若いから少し頑張るかな。
 
 田舎のこととて、今日であって会話したのは二人でした。
そう、今が一番若いんだ。明日より今が・・・。
 農作業は能率ももちろんあるのだけれど、作業の積算なんだと思えば今日はこれでまた明日頑張ればいいと気分は軽いものです。

  < 今日の日が 一番だねと 婆会議 >

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ごあんな~い!

2014-03-18 21:17:53 | Weblog
 「お二人さん御案内~」です。
 幼い頃はいっしょにレンゲやタンポポ摘みもした親友が神戸から来てくれました。そして、もう一人は姉。まぁ見守り隊。といったところでしょうか。

「是非見てよ…」と試行錯誤で取り組むまたまた<温室育ち>へお連れしました。私たちは田舎育ちですがね。
 何のオモテナシも出来ませんが、ちょっと面白くない・・・。還暦を過ぎて、なお子どものような好奇心で野菜を作る婆の姿はどのように映ったことでしょう。
 感歎の声を呆れ声ではなく、「頑張ってるね!。」と褒め言葉と都合よく理解する婆です。
  

  < !!歓声が 心に響き 上機嫌 >
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農での教え

2014-03-16 22:17:34 | Weblog
 今朝もやっぱり、いの一番にトマト苗の顔を見に行きます。
農電シートで一夜を過ごした苗たちは心なしか生き生きして見えます。足元から暖かい夜を過ごしたんですもの。

 小さなたたみ一畳ほどの苗作り用のビニールトンネルを作り上げるまでには、それはまぁ、いろいろありました。
 そもそも、婆は一人で考えながら何もかも自力でやってみよう・・・そんな気持ちで燃えていました。
 ところが、端々で爺が口をはさみ、手を出しアドバイスしてくださいます。爺とて、野菜作りは全くの素人です。
 「なぁんだ、爺だって楽しんでいるんじゃないの・・・」
言い出したい言葉を押さえ、爺のペースに合わせることが平穏に暮らすポイントだと永年連れ添った婆は思っています。

それにしても・・・とやりきれない気持ちを「また爺の講釈が…」と姉にメールでぼやきました。
 即刻返信があり「楽しいことは分けあうものです。かかわってもらっていると、この先何かと助かりますよ」それもそうだと納得した婆。
 
 お互い老いていく道、どう頑張っても支えあわねばならないのです。
 
 小さなビニールの小部屋が輝いて見えますよ。

  < 農で知る 二人三脚 老いの道 >
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解放感

2014-03-15 21:35:18 | Weblog
 好奇心ばかりで先走り、素人が始めた夏野菜苗作り≪1980円のぬくもり≫でしたが、ここまで来て農業の難しさをまたまた知らされました。
 小さな種が芽を出した感動、その一瞬の喜びから先への進展が望めそうもありません。。
未熟な農婦は、形だけで苗が育ってきているのだろうという勘違いがあり、室温管理ばかりにとらわれておりましたら、なんと苗作りには地温が大きく左右することを知りました。
 1980円のコンパクトストーブでは頼りなく、この危機を乗り越えるには地温を上げるための農電園芸シートなるものを奮発するしかありません。
これがまた結構なお値段で、何年分もの野菜苗が買えるほどのものでした。
 
 まあ、宝くじにお金をかけ夢を託す者もいれば、自分の明日の労働に投資し、夢を追う者がいるのも世の中です。
これがまた翌年への野菜作りの励みとなれば決して高くはなくいい買い物でしょう。
 リニューアルした苗床はセンサー管理で優れもの。

 頼もしい温度管理者が留守を守ってくれますので、チャンスとばかりにそこまで出かけました。
≪RSKバラ園≫このシーズンは梅にクリスマスローズ、水仙です。
        
 梅の見ごろもここ数日でしょうか、ワラ帽子をかぶった寒牡丹も暖かな陽気にあくびしてますか・・・。
 お目当てのロックガーデンのクリスマスローズの種類も豊富だこと。
 少し息抜きの土曜日の午後でした。

  < 青空と 花に癒され 春の午後 >


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雛あらし

2014-03-14 20:58:42 | Weblog
 岡山ではお雛様も旧暦で行います。なので、まだまだ今朝も雛遊び。
今日もたのしいひな祭り>と遊ぶ孫たち。
 大正生まれの姑が、こどもの頃のひな祭≪雛荒らし≫の楽しさを話してくれたことを思い出しました。
女の子達は、近所のお雛様を飾った家を回ってはごちそうになったり、お菓子をいただき家々を巡ったのだとか・・・。

 わが家の段飾り雛は毎朝、二人の恰好の玩具となってます。平成の孫の≪雛荒らし≫はとんでもない襲撃です。
「頭のこれはなぁに?」
「このおじぃちゃんが持ってるのはなぁに?」
「三人官女のおねえさんが持ってるこれなぁに?」
「あたし、お茶しますぅ」
 孫の現代的なケース飾りのお雛様は静かにすまし顔ですが、隣の段飾りのお雛様はもうてんでにお役目は放棄しています。
 烏帽子も持ち物もお道具も孫娘が我が物と持ち出して、なりきりお雛様を演じております。

 今年のひな祭りは「これなあに?」の質問攻めに、やたらな答えもできず婆はネット検索しながら雅なお雛様の勉強をさせてもらいました。

  < 平成の 元気が遊ぶ 雛荒らし >

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