晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

コスモス畑

2008-10-31 20:13:01 | Weblog
 県北部のコスモス畑。一度は行きたいと思いながら・・・。見頃は今月末までと聞いていたので近くまで出向いたついでとは口実ですが。是非とばかり道草したのです。
 今月も今日が最終日、華やかだったろうコスモス畑もたくさんの種を蓄え来年どうぞと送って下さいましたが、方向音痴の私、とんでもない帰路を辿り危うく徘徊者と保護されるところでありました。危ない!危ない!

  < 時季外れ 勘さえ外れ さ迷う日 >

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薫炭

2008-10-30 19:30:11 | Weblog
 のどかな田舎の風景です。今年もまた深夜作業になりそうです。
野菜作りのには良い働きをするんだとか聞き籾殻を焼いて薫炭作り。世間ではきっと変わったおばさんと思われるでしょうが、昔の光景を思い出し薫炭を作りに取り掛かった。昨年、ネット検索で方法は調べたのですが一度は灰と化し涙をのみ、試行錯誤の末に再挑戦し深夜になり成功したのでした。
 昨年を教訓に早朝から点火したのですが・・・また今年も未だモミガラは炭化が進まずもの好きおばさんは深夜消火作業を余儀なくされたのです。夜空の下、散水ホースを持つのもよほど好きでないと出来ません。
 この風情を楽しむのも良いのですが、御近所様には一言おことわりもしなければならないという御時世でございます。秋の夜長、あゝ懐かしや酸味をおびた煙の香。

  < 我が仕事 理解もされぬ 風物詩 >

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どんぐり

2008-10-29 19:56:50 | Weblog
 畑脇の路上には秋風にポトポトと落ちたどんぐりが見事に並んだ。
 団塊世代の大量退職者の一人である夫は、見事な無趣味人間で退職後は農作業の他は特に出掛けて行く所も無い。そんな夫がこのところ出て行くのは年金説明会、ハローワーク。失業者らしくなければ・・と妙なこだわりコーディネートで出掛ける始末。在職中は夜のネオン街などは我が庭のような日もありましたが、あの活力は・・・全てのエネルギーは家業に充てられたようであります。
 それをいいことに妻は糸の切れた凧のごとく自由に飛んでしまう訳です。
世間の団塊世代の殿方はどの様にお暮らしかと思うものです。

  < 競うこと 並ぶことない 自由人 > 

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芋ほり

2008-10-28 22:04:56 | Weblog
 今年も待望の芋掘りの季節が来た。さつま芋を掘ったんですが、その不出来におばさんはガックリ肩をおとしたわけです。
 しかし、サツマイモより見事な芋虫が現れ代打となりカメラに収まったわけです。とても派手で存在感もあり気味悪いのですが、よくよく見れば面白く、さて頭はどっちだ?と知るにもノッソリ動きを確認しなければ分からない。良いポーズをと狙ってはみるが意外にこれが逃げ足早い。
 掘り起こした畑の虫を狙うのかヤマガラも現れる。コナラの木は秋の風に揺れどんぐりを路肩に駐車した車の屋根にコツン・ポコンと絶え間なく落とす。
収穫はともあれ、なんとも愉快な芋ほりでした。

  < 収穫は 無くともネタで 日誌書く > 

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里芋

2008-10-27 19:52:39 | Weblog
 里芋が美味しい季節になりましたが、夏の猛暑のせいでしょうか”今年はどうも優れませんナー!”と愛犬ルイコも芋堀仕事。
 若い人にはあまり好まれない小芋ですが・・・。若い頃は嫁の私も皮剥きの面倒さもあり敬遠していました。そんな時せっかく畑で育てたからでしょうか、”嫁は里芋も煮てはくれない”などとは決して口には出しませんでしたが、母は面倒な皮剥きをしておいてくれたものです。ここまで準備できていれば煮ないわけにもいきませんもの。
 結局里芋が大好きだったんですが・・・この頃、やはりこの季節になると里芋恋しくて隅っこでほんの少し剥く私なんです。やはり若者には好まれないようですが・・・。

  < 片隅で ほんの少しで 懐かしむ > 

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豊作

2008-10-26 19:27:12 | Weblog
 今年の新米が出来ました。おかげさまで、豊作です。
大きな冷蔵貯米庫に入りきれず・・・かといってわが家で食べるには・・・美味しい新米と言えども食べすぎは考えもの、メタボが気になる家族ですので、そこでとりあえずあふれ出た新米は小袋詰めして身近な方々に食べていただく事に、何といっても農薬散布しなかった安心米は自信作。
 栽培コスト・労力を考えれば趣味とでも思わなければやってられない米作りですが、これが私流の生き方だ!と少々誇らしく思えるのです。

  < 変わりゆく 齢と共に 価値観も >

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小菊

2008-10-25 22:45:36 | Weblog
 生垣から畑に小菊が顔をのぞかせ秋本番です。
 何処にでも顔を出す私です。本日は菩提寺で恒例となった上原まりさん琵琶ライブコンサートに出かけた。
 閑静な田舎の事、本堂では何一つ余計な音も聞こえない中で琵琶の音色にいっそう雰囲気を添えるのがお香。お寺ならではのライブです。
大きなホールでないのでオペラグラスも要らなければ対面で生の声も聞こえこの上なしの贅沢コンサートだった。どことなくやはり宝塚の香りもほんのり、女性の魅力にウットリです。

  < 千年紀 奏でる琵琶に 恋ごころ >  

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気持ち

2008-10-24 20:03:55 | Weblog
 現在、要介護5の母は、ベッドでの生活が多く移動は車椅子。歩行の為の靴は必要としなくなり足の保護、起床し移動の自覚をするための靴のように思われる。
 優れた介護用品も多くリハビリ用の靴も長く愛用していたが、その靴も介護度が進み痩せ細った足にはスレ、アタリが出来どうも不都合。そこでここ1年ほど前から室内履きのソフトカバー愛用となっている。
 新しい一足を買ったものの、まるでドブネズミのようで起き上がる楽しさも湧かないように思えた。少し刺繍を施しドレスアップしようと思ってみても実行が伴わず結局は娘が見かねて針を持ち見事に黄色・赤の刺繍糸で可愛いクツに変身した。
 孫が気持ちと夢を添えたクツを母に届けると嬉しそうに”よろしゅうに。”と普段はチグハグの多い母がはっきりと一言・・・。孫への伝言をあずかった。

  < 役割は 気持ち伝える キューピット >

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理想

2008-10-23 20:33:27 | Weblog
 高齢者と言うにはまだまだ早すぎますが、老眼鏡のお世話になるようになって今までとは違ってきたなーと感じる事。
 まず新聞読む事が面倒になってしまった。かといってテレビも見ない。多くがラジオ・パソコンに頼っているのかも・・・。
そういえばこの頃自分の身の回りがどうもスッキリ出来ずだらしなく思う、これも歳のせい?細かい所が見えにくいのはズボラな私には都合良い事ですが・・・。
人生の仕舞い支度でもないが、不必要な物を持たず、衝動買い禁止!でシンプルに暮らすのが理想ですが、捨てられない、もったいないが抜けきれず考えものです。
 あれこれマイナスばかり考えずじっくりお茶でも飲みながらリモコン片手に、さて何を見ようかと新聞の番組欄を開くくらいの余裕を持ちたいもの。

  < 描くだけ 後期に向かう 理想像 > 

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田舎暮らし

2008-10-22 20:02:41 | Weblog
 40年以上も昔の農作業を再現するように、刈り取りを終え田んぼに残された稲藁を束ねる作業を友を頼りに行った。
畑仕事を愛し、家庭菜園に精出す私たちには今もまだ記憶にある手作業。機械化された中でなかなか貴重な光景に思える。はるか昔にタイムスリップし2時間ほどの仕事を楽しみながら終え一服しましょうと縁側でティータイムとした。
 先日、施福寺にお参りし、山門の下で婆ちゃんが自家製はったい粉を商売気もなく売っていたのが妙に懐かしく買った。素朴な趣のソバ猪口に香ばしいはったい粉を入れ、母が作っていたのを思い出しながらカキ(練り)、薬味入れには手製梅干、お茶は昆布茶を・・・二人で”こんなんだったかなー?”とおしゃべりしながら質素な田舎暮らしを懐かしむ。

  < 共に汗 あの日の暮らし 懐かしむ >

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世界文化遺産

2008-10-21 21:01:45 | Weblog
 幾らなんでも二日続きのバスの旅は疲れます。大和ミュージアムが組まれていたはずなのに本日は休館日に唖然!
それでも何年ぶりかの安芸の宮島・厳島神社を修学旅行の生徒に交じり参拝。これもまた良しとしよう女学生気分で・・・。
 世界文化遺産だけあって荘厳で日本文化の素晴らしさを堪能するが、周りのミニミニスカート・ズリズリズボンの現代高校生には日本の将来を頼みますよ、大丈夫ですか・・・と言いたいおばさんでした。

  < 将来に 願いをかけた 神頼み >

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おかげさま

2008-10-20 21:49:13 | Weblog
 西国第四番札所施福寺、 第五番葛井寺、第九番興福寺南円堂のお参り日。
三度目の正直、やっと晴天に恵まれ今日はお日様が同行して下さいました。施福寺は三十三番札所の難所と聞きウォーキングも山登りも中断の身で如何なることかと思っていたが…そこは畑で鍛えた体力のお蔭様で、ハーハーフーフーの参拝者をヨソ目に軽くお参り出来"日頃がものをいいますなー"と思う一日。

  < 恵まれた 今日一日に お蔭知る >

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干し柿

2008-10-19 20:08:59 | Weblog
 朝夕は少しひんやりするものの昼間の暑さに戸惑います。晴天続きを良い事にまだ早いかなーと思いながら、色付きのよさそうな渋柿を採った。
ドライアイスの渋抜き用、干し柿用とそれぞれに。
 今年は豊作、たわわに実った柿は採っても、採ってもいっこうに減らない。柿採り作業には根気が要ります。
そういえば子供の頃、猫の手代わりにかり出されたものですが、横着者の私は何度かタヌキ寝入りでボイコットいたしました。今となって苦労を知り、何と非情なことを・・・とあの世の父母にお詫びしたい想いであります。
 アッという間に80個ほどの柿を剥き上げのれん状に連ね干す。どうにも自力では紐にもしがみ付けない3個の枝無し柿は爪楊枝の助けにより日当たりの良い軒先に仲良く並び干されたのです。
 どれも可愛い柿たちです。

  < いとおしく あの手この手で 並とする > 

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吾亦紅

2008-10-18 19:47:40 | Weblog
 日暮れになりあわててシャッターを押した畑育ちの吾亦紅です。これもまた味わい深いと自画自賛。
 2時間ほど年輩の尊敬する方のお伴で出かけた。少々疲れましたが、神経の図太い私もたまには緊張も気遣いも必要でしょうか。
 わが家ではかなり自分本位で日々過ごしているものですから、時にはこの緊張感もボケ防止にもなろうかとも思え・・・。
 同行した御婦人にワレモコウありたいと思った訳です。

  < 夕空に なぜか人柄 思わされ > 

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夕焼け

2008-10-17 20:15:40 | Weblog
 夕焼けに染まる西の空を見上げ、やれやれと腰を伸ばすルイコです。
その昔の懐かしい光景を思い起こさせるセンチメンタルな秋。
今日は、晴天に恵まれ稲刈りを終えた。これで一年分の食糧の調達も完了。
稲刈りといってもハイテクマシンが一時間も動けば作業も終了で私たちはずーと見守隊でありました。
エンジン音が止まると、やったー!と働いた者以上の達成感のルイコと私。
 <秋の夕焼け鎌を砥げ・・・>のことわざも遠い昔。
明日から、稲刈りを終えた田はドッグランとして思いっきり遊べるぞー!と無邪気なルイコです。

  < ハイテクが 独り働き 技を成す >

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