晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

年末特別便

2008-12-31 23:53:42 | Weblog
 今年のブログは終了したはずでした。 
 除夜の鐘もPM11時からで16番めを鳴らし早々と帰宅して熱っーいお風呂から出ましたし早く寝ようと思ったのですが・・・。つい独りTVをつけたところおやまあー紅白歌合戦がまだ放送されていました。
 母の大好きなあの氷川きよしくんが<ずんどこ節>を母親を思いながらウルウルと歌っていたのです。この曲は母もよく歌い、我が家では誰もが母と共に歌った曲でした。
 紅白歌合戦を見ながら”母にも見せたいなー”とこちらまで泣きながら見たのでありますが・・・不意に現れた娘までもが”紅白見たー?おばあさんに見せたかったよ”と同じ思いでいたらしい。
 氷川くんと同じく私までもが母を思い出しジ~ンと感動の一曲の紅白歌合戦に思わず追加ブログとなりました。

  < 大晦日 勝利はやはり 母の愛 >

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南天

2008-12-31 22:18:44 | Weblog
 2008年大晦日も残されたのは数時間になってしまいました。
 毎年、遅くまでかかってお節の用意・掃除を終えて、”やれやれ!”と私達女性はやっと新年が迎えられるのです。わが家の女性パワーも三人揃って奮闘でした。さあ!たくさんのお節でお正月はゆっくりしましょう。
 <変>の文字であらわされた今年はわが家にとっても大変な年でありました。難を転じてどうか2009年は平穏な年でありますように今年最後の画像はナンテンといたしました。
 さて、菩提寺の除夜の鐘、新春元朝祈願のお参り時間が近づきました。しっかり着込んで百八の鐘に心の垢を落としリセットいたしましょうか。
 来る年2009年もどうぞよろしく!

  < 鐘鳴らし リセットボタン押す除夜に >

 

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早朝

2008-12-30 21:38:23 | Weblog
 まだ陽の昇らないルイコとの散歩コースの池は朝もやが立ち、数羽のカモたちの姿が墨絵のように見え絶景です。
 鳥よりも早起きの前のお宅から聞こえてくる餅つきの音で今朝は目が覚めた。ぺッタン!ぺッタン!杵搗きで、まだ薄暗いうちから・・・。人の手と時間をたっぷりかけ毎年このお宅は杵つき餅のようです。
 わが家もかなり遅れてコトコトと電動餅つき機で開始したんです。全てを省力化した夫と二人での餅つきです。
そんな作業中にやはりご近所の方から電話がかかり”もうお餅ついたー?杵はないかしらぁー?”と尋ねられるが困ってしまいます。どうやらホームセンターに杵を買いに行ったが無かったらしくあわてていたようです。
わが家にも有るには有るのですが・・・30年以上使ってないので保証無しです。どんな事が起こるかわかりません。そこで”今、前のお宅終わっているはずだから行って見てー”と見事な連携で一件落着。
 見たわけでもなく音で感じた情報でした。ご近所どこのお宅も皆さん今朝はお餅つきだったようです。

  < 年の瀬に 迎春準備 我が家流 >   

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リンゴ

2008-12-29 21:49:53 | Weblog
 ”リンゴが豊作だったのでジャムにでもどうぞ!”といただいていたリンゴ。フレッシュな生が一番と毎朝ごちそうになりましたがアップルパイもいいかなーと作ってみました。年末大掃除もそっちのけで・・・。
 長女が小学生の頃、友達の沙織ちゃんにお父さんが作ってくれたのだと<さおり>と文字が入ったリンゴを見せられ、”私もあんな名まえ入りリンゴが欲しい!”とせがまれた。そしてわが家もリンゴの木を植えたのでした。もう20年以上前のことでしょうか?
 リンゴが実を付けるまでにも年数はかかり、その上、色付きを考え名前を浮き上がらせる事の試行錯誤の末、娘が20歳の誕生日に大学生活を過ごしている京都へ送ることが出来たのです。
名まえを入れるには画数が多すぎ、ささやかに<祝 二十才>と文字の浮かび上がったリンゴで小学生の頃の希望を叶えたのでした。
 こんな事から育てる楽しさも知ったのでしょう。今はリンゴの木も無いけれど、もう一度リンゴの木も植えてみたくなった。
 なつかしいリンゴ物語を思い出しながら、それなりのアップルパイが焼きあがったのです。

  < 楽しさと ヤル気をもらう 子どもから >
 
 
 
コメント (2)
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お手玉

2008-12-28 21:03:34 | Weblog
 年末の何かと忙しい毎日ですが、気分転換に時折こんな事をしております。なつかしいお手玉。
 道端で集めたジュズ玉を入れ、母のタンスにねむっていた着物の残り布で一針一針チクチク縫ったのです。四枚の布を合わせているところからシアワセお手玉なんです。
 手を使うことは脳のトレーニングにもいいのではと遊びながら老化防止に努力しております。子どもの頃にやってた事は意外に今でも出来るものです。歌にあわせたり・・・。三個投げにも挑戦!
 わが家の母など娘達が小さい頃、”チョッと貸してごらん!”と孫の遊んでいた竹馬を上手に乗りこなせビックリさせる事もありました。70歳半ばだったでしょうか。なかなかのチャレンジャー婆さんでした。
 それにしても昔の遊びは健全でよろしいなあ。

  < 誇らしく 昔の技に これ見たか! >

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切干大根

2008-12-27 20:52:18 | Weblog
 大根だけは立派に育ち今年もやはり切干大根にして長期保存とします。
 朝の優しい陽射しに水分をたっぷり含んだ千切り大根は瑞々しく輝き感動もの。冷たい風さえも乾物の味方です。
 大根は育てやすいのに、どうも白菜・カブラは思い通りにならず、不出来なわが家の畑を見たご近所さんが”食べ助けです。お好きなだけどうぞー!”と手押し車に満載で届けてくださいました。カブは柚子の香りを添えて千枚漬けでいただきます。
 今日は”白菜をどうぞー!”と二度目の白菜便です。どっさり漬け込んだばかりですがありがたく・・・・家庭菜園の劣等性ですが、こうしてわが家の畑を知る人が届けてくださいます。<食べ助け>良い言葉だなといつも思うのです。かといって作らないという訳にはいかず毎年、人並みを目指しているわけですわ。

  < 豊作に 食べて助ける お手伝い > 

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冬空

2008-12-26 20:47:49 | Weblog
 冬空に枯れススキが情緒よりも寂しい年末を感じさせます。
 先ほど駅からの帰り道、正面の夜空にスーッと尾を引いて流れ星がひとつハッキリと見えたのですが、”あゎゎー・・・!”と願い事も言えないまま消えてしまったんです。残念!普段から願い事は欲張らずひとつだけ準備しておくものですかね。
 <星がひとつ消えると人が天に上ってゆく>大晦日の夜のマッチ売りの少女。このアンデルセン童話をテーマに詩がつけられた<あわれの少女>という明治唱歌が昨日の新聞に載っていた。
 1 吹き捲く風は 顔を裂き
   みるみる雪は 地にみちぬ
   あわれ すあしのおとめ子よ
   別れし母を よぼうらん
 2 つづれのきぬの やれまより
   身を刺すさむさ いかほどぞ
   あわれ ぬれゆくおとめ子よ
   世になき家を たずぬらん
 フォスターの<故郷の人々>(スワニー河)曲ということで昨日もいつもの様に歌ったのですが・・・。なんて悲しい・・・今年の年末は殊に染み入ります・・・。

  < 寒空に 願うは明日の 安らぐ日 >

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クリスマスプレゼント

2008-12-25 21:12:33 | Weblog
 子ども達が小さい頃は親の私達はサンタ役で子どもが寝付くのを待ってプレゼントを用意したものです。役割も無くなった昨夜は早寝してしまいました。もうサンタクロースとは無縁ですから・・・。
 そんな私達に今年はサンタクロースがプレゼントを運んで来てくれました。昭和のサンタさんだったようです。
 懐かしいあの容器に駄菓子がぎっしり詰まっています。
大人気取りでくわえた<ココアシガレット>、遠足のお伴だった<すこんぶ>、当たりクジ付<FELIXフーセンガム>、藤田まことの忘れられない<クラッカー>などなど、子どもの頃を思い出しながら夫と”あたり前田のクラッカー!”なんてフザケ喋りながら”ああだった。こうだった。”とあの頃の可愛かった少年・少女はコーヒーカップを片手にティータイムでした。

  < 懐かしく 115歳の 笑い声 > 


 

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サンタさん

2008-12-24 22:25:11 | Weblog
 何の賑わいも無く、今年も地味なわが家のクリスマスの演出はやはりルイコのサンタ。変わりなくクリスマスが迎えられればそれでいいのですが・・・。
 昨年のブログによると、この日は母の所へ夫と見舞っていたようでした。今年も先日、夫と面会に行くと今までになく反応が良く息子をしっかり認識することも出来て言葉も交わせたのです。
息子の姿・声によろこび涙をうかべ、声を出せばむせ返るのですがそれでも言葉を出そうとする母でした。最近この親子とてもよく似てきたようです。
 元気な頃の母は”息子に叱られてばかり・・・”とぼやいたものですがそれでも久しぶりに顔をのぞかせた息子の面会がうれしくてうれしくて・・・。良いクリスマスプレゼントになりました。

  < 喜びに あふれるほどの 贈り物 > 

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最後の紅葉

2008-12-23 20:40:18 | Weblog
 紅葉もこれが最後でしょうか。ガラス越しに差し込む日差しに収穫を終えた葡萄コールマンの紅葉が見事です。働きを終えた葡萄はこれから春まで休眠です。ご苦労様でしたー。
 おばさんブログ<晴耕雨ログ>を見て下さっている方から”農業が楽しそうですね。”と不思議がられることがあります。確かに3Kとも思える農作業ですが、今の私にとっては5Kともいえる農業です。
 大自然との<共存>、夫と共に汗する<協働>、作物が育つ過程の<感動>、労働から得られる<健康>、<感謝>多くのKで育まれる田舎の暮らしがこの歳になりよろこびと感じるんです。5Kのプラス思考で生きてますわ。

  < 感動が 苦も楽にする 日々となる >

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師走

2008-12-22 21:22:02 | Weblog
 主婦には慌ただしい師走です。 
日めくりカレンダーも残り枚数がわずかになりました。ピリリー!と一枚破り取ったことわざ日めくりは<師走女房に難つけな>なんて記されていました。
 十二月は忙しく、女たちは身なりに気を配る暇など無い。そのことで文句をつけるべきでないとか・・・。そうだ!そうだ!
 言われるまでも無く形振りかまわずバタバタの今日一日でした。
 そんな落ち着かない日常を知ったことかとシクラメンはピンクのフリルを優雅にまとい玄関先ですまし顔です。
 
  < 年の瀬の 走る心も 和まされ >

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カキおこ

2008-12-21 19:48:41 | Weblog
 葡萄の収穫も庭の剪定作業も一段落したところで今日はフラリ夫と出かける。
温泉好きの私の提案は却下され海産物も買う事の出来る海辺の道の駅。
夫は牡蠣入りお好み焼き<カキおこ>目当てらしい。
日本のエーゲ海牛窓を目指したものの海を臨むホテル・ヨットハーバーは無縁のものとブルーラインにUターンして庶民の市場、道の駅に直行。
 わが家の畑の白菜・キャベツとは比較にならない野菜が安い事。思わず漬物用・お好み焼き用と買い込んだのであります。
ここまで来たのだから・・と”行け!行け!”の夫。なにしろ助手席の人ですから・・何とでも言えます。とうとう、日生・五味の市まで走ったのでした。念願の<カキおこ>にありつき満足の夫。
 何処で買い物をしても夫のサイフの紐はゆるゆる。買いっぷりの良い主夫の様であります。わが家もまたお好み焼きの匂いがが漂う日が多くなる事でしょうよ。

  < 操縦は ハンドルなしの 口任せ >
 
 

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麦蒔き

2008-12-20 23:11:23 | Weblog
 最近は見かけることのない麦です。
 昨年こぼれ落ちた麦の種が芽を出しやっと数本が育っていた。大切に種を取り今年も蒔こうと保存していたわけですが・・・悩まされていたネズミすべて食べられ今年は無理と断念していました。
 しかし、季節感を楽しみ麦を蒔いている知人から”まだこれからでも大丈夫よ”と一束の麦穂をいただいた。
一粒一粒手作業で脱穀し、先日植えつけたイチゴと並列に今日は麦蒔きです。
春先には赤いイチゴのバックには爽やかな若緑の麦の列が太陽を浴びるのどかな畑でイチゴ狩りが楽しめるものと信じているのです。

  < いつか来る 春を迎える 種を蒔く >


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ヒイラギ

2008-12-19 20:33:24 | Weblog
 ”なぁーんにもないなー”と冷蔵庫を開けて、それでも一品・二品メニューが揃うのが主婦の技。
 さて何にしましょうか今日のブログ。写真も撮ってはいないけれど・・・デジカメの中には何かあるはず。あり合せ画像で済ませてしまうおばさんブロガーです。
 先日、歯科医院の庭に咲いたヒイラギの白く香る可憐な花です。
歯科の受付さん、歯科医師共に同じ年齢の子を持つ親。かつては子ども達の様子を”元気?どうしてる?”などと会話を交わしたものですが、最近はその子達も微妙な年齢ゆえその様な個人情報は禁句でございます。専ら自分のよる年波を嘆く次第です。やれ物忘れをしますわー、足が腰が痛いんですの差し障りの無い会話です。

  < お互いに 心の内は 語れなく >

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クリスマス

2008-12-18 20:53:40 | Weblog
 やはりサンタクロースでした。贈り主は。
 母のお風呂の日の今日、洗濯物の入れ替えに行くと、タンスの中に見覚えのないクツシタが一足。どなたのかしら?と名前をさがせば、ちゃんと母の名前が付いていた。
 昨日はクリスマス会だったはず。”サンタさんが来たようよー。”と職員さんが教えてくださった。うれしい事もすぐに忘れてしまう母ですから・・・。
それでも、もうすぐお正月。来年は丑年よ、子・丑・寅・卯・・・と次々に干支を連ね、♪もういくつ寝るとーお正月♪の歌も歌える。鮮明な記憶で話が伝わると子どもが新しい事を覚えた時と同じように嬉しくなる。
こうして私達が歌っていると普段は言葉も出さない隣ベッドの方もつられて歌い出す。
 会話は無くても童謡・唱歌になるとお年よりは口ずさめるもので、いつまでも忘れずにいられる素晴らしく人の記憶に残るものの様に思える。息子の存在も忘れているのに不思議。

  < 潜んでる いつも心に メロディーが >

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