晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

コウナゴ

2011-04-28 22:33:30 | Weblog
 三月、瀬戸内海に春を告げるイカナゴは風物詩のように報道され、店頭に姿をみせるとまずくぎ煮を作るのです。
 四月になりずいぶん成長したイカナゴが手に入り、昨年しょうゆ漬けで保存していた山椒の実を入れてくぎ煮にいたしました。
 関西ではイカナゴ。関東ではコウナゴのようです。
 被災地・茨城県をご訪問された天皇、皇后両陛下はたいへんご心配そうに災害現場を前に黙礼される様子がテレビに映し出されておりました。
”コウナゴは入ってないのですか?”用意されたお弁当に、風評被害を心配され陛下のおっしゃられたお言葉でした。
 コウナゴもイカナゴもそれぞれ土地の呼び名で、同じもののようです。
春を運ぶイカナゴ、風評に惑わされず関東のコウナゴも被災地に春を運んでほしいものです。

  < 穏やかに 北の地にも 春よこい >

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微笑みがえし

2011-04-26 21:46:16 | Weblog
 ♪春一番が~・・・とキュートな女の子たちが歌った<微笑みがえし>がTVから聞こえ、あのスーちゃんの最期のメッセージが弱々しく振り絞るように流れていました。
 アイドルから大女優の道を歩みながらもあまりにも短い人生に儚さを感じます。
<微笑みがえし>の言葉にマッチした優しい笑顔が素敵な女性、スーちゃんでした。
ほんの少し年上のわたしにだって<春一番><微笑みがえし>なら今でも歌えそうです。
 娘達が幼いころ、我が家の母は昭和生まれの孫に歌って教えたのは<あこがれのハワイ航路>でした。平成生まれのわたしの孫にはぜひ<春一番>の歌を教えたいと思うばぁばであります。
タイトルも歌詞もメロディーも素敵な昭和の曲ですもの・・・。

  < 微笑みを 歌で教える ばぁば達 >
 
 

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コンサート

2011-04-24 21:24:05 | Weblog
 晴れ渡る青空かと思えば強風に激しい雨、すこし肌寒い晴れの国でした。
東北被災地も雨が心配されていたようですが・・・。
 地元小学校でチャリティーコンサートが行われるので畑仕事もそこそこに出かけました。プール横の急な坂道は遅咲きの桜の花吹雪です。今日ばかりは徒歩で向かいます。
 …小さなハーモニーが大きな希望となって被災地に届きますように…とパンフルートとピアノによる東日本大震災義援コンサートでした。
 澄んだパンフルートの音色が優しさや勇気・元気を運んでくれるようです。
<上を向いて歩こう><アンパンマンのマーチ><BELIEVE><勇気と祈り>・・・とってもいい曲なんだけど、共に歌えば想いもこみ上げなぜか涙がこぼれます。
 パンフルート奏者の今井さんも<さんぽ>を奏でながら子供たちと行進し、楽しく愉快な歌のおじさんと化していたのでした。
 楽しそうに歌っている子供たちの笑顔を見ていると、被災地の子供たちのことが思われます。一日も早く元気と笑顔が戻ってきますように・・・と。

  < 舞う花に 切ない思い 深くなり >   

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作るもののキモチ

2011-04-23 22:09:20 | Weblog
 おしい食事を家族に提供する主婦を引退し、おいしい野菜を生産する農婦へと昇進?した現在です。料理を作るも野菜を作るも、どちらも重要な役割であります。
 上げ膳・据え膳の農婦もたまには台所に立つこともあるんです。
 野菜を育てるものとしては、気持ちを込め一粒の種を蒔き愛情をかけ育てるのですから、間引き菜でさえ捨ててしまえなくて食卓の一品にいたします。
 日に日に大きくなるべか菜の間引き菜のおひたし。
 柔らかく瑞々しいニンジン葉の炒り菜はビタミン豊富で香もよくチリメン雑魚とゴマのトリオでご飯がすすんでしまいます。
 緑濃い春大根の葉、これも捨てられない食材、おあげさんと煮ましょうか。
 大きなレタスの外葉はベーコンと新玉ねぎをコトコト煮込んだコンソメスープにエイ!・ヤーッ!とちぎり鍋に大胆に投げ入れる。
 思い立って作る農婦の食卓は、どれもこれも捨てるものなしのもったいない料理であります。

  < 食卓は キモチを込めた ビタミン愛 >

 

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新しい朝・・・

2011-04-21 22:01:18 | Weblog
 ♪新しい朝が来た 希望の朝だ・・・♪健康保持にラジオ体操から一日を始めようと続けていた朝の習慣もいつの間にか消滅してしまったという根性なしです。
 日の出が早くなり体操の数分ですら朝は貴重な時間となってきました。
そんなこんなで、何とか体操を継続することができないものかと考えていたのです。ラジオ体操の効力を信じておりますから・・・。
 東北被災地では自閉症の少年がピアノの伴奏を申し出て避難所の人々が運動不足の解消にラジオ体操をされたのだと聞きます。
1・2・1・2・・・の号令では永くは続きそうもなく、やはり音楽が欲しいものです。
 朝が無理なら昼体操でも・・・とパソコンを開き You Tube からラジオ体操第一・第二をラジカセに取り込んだのでした。
昼食後、元気よく音楽に合わせラジオ体操をするばぁばの側らでは、これまた元気な孫がマネして体操おどりを楽しそうにしております。
 ラジオ体操は一人より二人だね。じぃじも仲間に入らないかぁ~い!
 
  < 青空に 新緑も映え 深呼吸 >

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姥桜

2011-04-19 21:03:26 | Weblog
 芝桜は今が満開。ソメイヨシノも葉桜へと日々成長してきているようです。
 今年も桜の下で喋っては食べ、食べてはお喋りのお花見。日常のあれこれを語り合い楽しいひと時を過ごしたのでした。
 三年間、共に学んだ同窓生というだけで、なぜか気が合い毎年恒例となったお花見です。
当時は花も盛りの女子高生だったおばさん達も、今は子育ても終え夫はそろそろ定年を迎える歳となり桜でいえば姥桜。
 姥桜とは、女盛りをすぎてもどことなく色っぽさ、艶っぽさを持ち合わせた女性だとか・・・。どの顔を見ても納得・納得。
 早朝から仕事の彼女はもう出勤したんだろうか・・・?姑さんの介護の入り口に立った彼女はデイケアーに送り出す頃かしら・・・?と仲間の暮らしぶりを思い浮かべながら今朝は少し早目のスタートでした。
 大切な友は、エネルギーの給油スタンドであります。

  < 良き友と 人生語る 花の下 >
 
 

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どの花みても・・・

2011-04-15 22:43:11 | Weblog
 あか・しろ・きいろ・みかんいろ・ももいろ・・・・花色を分かりやすくひらがなで書き記した我が家のチューリップです。
 チューリップが咲く春には孫も外歩きをするようになるだろうと、楽しみに去年の秋に植え付けておいたのでした。
健在だったころの父が何かの作業に使っていたリンゴの古い木箱。廃棄処分する前にひと働きしてもらいプランターに代用したわけです。
植木鉢だろうがプランターであろうが構わないのですが・・・、父と孫がはじめて出会えるような気がして、こんなものに植えてみたのでした。
 孫にとっては、生まれて初めて見るチューリップ。木箱を提供した父は孫にとってはひいじいちゃんでありますが、父はひまごの存在はもちろん、実の娘がばあちゃんになっていることも知らない寂しい春。

  < ほのぼのと 想い巡らす 春の花 > 

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結願

2011-04-13 21:47:07 | Weblog
 車窓の景色も西国の札所も満開の桜で彩られていました。
 西国巡礼もいよいよ結願となります。仕事と折り合いをつけながらでしたから開始より三年を経過してしまいました。
しかし、これほど時候に恵まれ満開の桜のなかをお参りしたのは満願となる今回が初めてで何ともいえない感動でした。
 巡礼の旅は一般の観光とは少し違ったあじわいがあり、車中の案内、先達先生のお話もとても真剣に聞き入っております。
 <草木国土悉皆成仏>なんだか難しい偈文をわかりやすく心に残る言葉で教えてくださいました。
 ものになれると、それはごくあたりまえのこととなり、驚きも、感激もなくなり、感謝にあふれる喜びなどなくなる・・・朝陽を迎えられること、沈む夕陽をおくり一日が無事過ごせたことも感謝ですね・・・と。
 西国巡礼も快く送り出してくれた家族のおかげで結願となったわけです。
さて次は、おかげさまのお礼参り。

  < 満願の 成就よろこび 花吹雪 >


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春の日

2011-04-10 17:47:12 | Weblog
 朝一番、日めくり(迷言?日めくり)をビリーッ!と一枚捲り取る。
裏面の白紙を利用して今日一日の予定をツラツラと箇条書きにして本日のスタートです。
 ●野菜苗の植え付けをすること。
 ●○○さんに電話連絡すること。
 ●地方選挙の投票…と何項目も書き並べた。
こうしてレールを敷くように自分の一日の仕事を決め、ひとつひとつ順序よく済ませて行こうというつもりでした。
 が、やはり、このところアノ桜の開花具合が気にかかります。咲いてよし、散るのもまたよし桜ですから・・・。これを見ずして今日の日は終えられません。
 現地へ急行!案の定、満開です。
予定外のお花見に幸せ気分。しかし、予定はみごと脱線です。
 めくった暦に描かれた名言(迷言)は【ぐーたら絶好調】・・・時にはぐーたらも良しだとか・・・。春のいい一日

  < 春の日の 予定狂わす 花だより >

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家族

2011-04-08 22:10:00 | Weblog
 また、昨夜は東北地方では余震と思われる大きな揺れがあったのだとか。
被災地では、どのような面持ちで夜を過ごされてることだろう・・と思われます。
 連日、新聞紙上で亡くなられた方々の氏名が判明され掲載されているのを見ながら、その氏名・年齢から家族かな?親子かな?夫婦かな?・・・となぜか家族構成を想像してしまいます。
 母の年齢、娘の年齢、孫・自分・・・と我が家の家族年齢に重ね合わせています。
 尊い命の連鎖も災害により断ち切られ家族が離れ離れとなる辛さが紙面からも伝わり重く暗い新聞に眼をむけることも気重でした。
そんな中にも、被災地から転入し、各地で新学期を迎えた子どもたちがニュースで取り上げられています。
”友達をいっぱいつくりたい””運動場を走りたい””勉強したい”・・・と抱負を語る報道になんだかホッとさせられます。

  < 空見上げ きっとしあわせ 晴れの国 >
 
 

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遊び場

2011-04-06 21:06:26 | Weblog
 先日は二日かかりで80個の土のうを積み上げた爺婆です。半端でない肉体労働でした。
 やれやれ!やっと作業を済ませたところで、心やさしい爺婆は孫に砂場を造ってやろう・・ということになったわけです。
孫のためなら疲れ知らずのふたりです。
 爺はスコップで砂利混じりの砂をすくう。婆はその砂を篩(ふるい)で受けエッサ・エッサと砂を下ろしそれはそれはきめ細かな砂場用土をつくりました。
 さて、何処に・・と考えた挙句、爺はコンクリートミキサー用の舟を勝手口に設え砂を投入したのでした。
婆はこれもいいかな?これも・あれもとまあるい石、四角い石、黒い石、大きい石、だんご石、コロッケ石・・・とおまけをゴロゴロ付けてやります。
 このままだとネコちゃんが用足しに来てはたいへんだ・・・と爺は”遊んだあとはフタをするんだよ”とお風呂用のフタをセッティングしたのでした。
 ワンコのおとなりで遊べる爺婆特製の砂場です。
外遊びが大好きで眼の離せない孫娘、ワンコも仲良く砂遊び。

  < 爺と婆 孫のためなら エッサッサー! >
 

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お花見シーズン

2011-04-05 21:10:34 | Weblog
 西日本も桜の開花が告げられ、お花見のシーズン到来です。
 東日本の被災された方々の心情を察するとのんきにお花見なんて・・・と思うのですが、気がかりな桜スポットの開花状況を知るため、畑仕事のついでに回り道しました。
現在二分咲きといったところでしょうか。
 今朝のめざましテレビでは、東北地方の造り酒屋さんがおっしゃってました。
”お花見は自粛しないで・・・大いにお酒を召し上がれ、そして東北地方の肴で・・・”と、そうでないと東北の経済は二次被害でつぶれてしまいます。そんなことを言われたかと思います。楽しんでもらうことで被災地も活気付くのでしょう。
”頑張って立ち上がってますー。”と元気な笑顔を見せてくださいました。
 仕事は生きる活力となるのですね。
人間の強さを感じ、被災地から元気をいただいたような朝でした。

  < せめてもの 協力節電 昼桜 >

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