晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

勉強会

2016-06-28 23:03:27 | Weblog
 わが家の近くで半夏生がその存在を示しています。意外に近いところに出会いはあるものです。
 ランチや女子会、いろんなお誘いうけますが親友から勉強会のお誘いも頂いてました。
いつもお世話になっている仏具屋さん主催の<らーふの学校>3回生になりました。受講生も大勢でした。
 今日の講師は<日本看取り士会>を設立された柴田さんです。
 孤独死をなくし、全ての人が大切にされたと感じられる最期を支えたいと看取り士の普及に努められる方。
「臨終の場で、亡くなる人は家族や友人に命のエネルギーを手渡していく、死は忌み嫌うばかりのものではないと小学校6年生のご自分のお父様の死を体験された時のことを語られました。
 悲しいけれど、死は温かい光に満ち清らかなもの・・・と語られました。
 とても深いお話を上手く伝えられない私です。
そこで嬉しいお知らせを最後に下さいました。7月26日NHKラジオ深夜便・明日への言葉にご出演されるそうです。
  < 人生の 最後を学ぶ 授業かな >   
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学ぶはまねぶ(真似ぶ)

2016-06-27 21:17:26 | Weblog
 朝のパソコンお天気チェックはまた夕方から雨との予報、今日は降らないうちにトマトの雨除けでもしましょう。
私の菜園テキストにさせていただいてる<野菜時間>さんも早朝投稿はトマトの雨除けでした。
 わが家のトマトは、あの日の<農業女子>の働きが良かったのかコンポスト堆肥のお蔭なのかすこぶる成長が良さそうです。
 先日から熟れはじめ、カラス避けにすっぽりネットで囲っていました。

 これじゃやはり通気も良くない。

 こういった作業は、背丈も小さくなってくるお年頃農婆にはたいへんな仕事です。
それでも爺の助けを借りれば爺の思いで仕事は片付いてしまうので面白くもない。ここは農婆は一人でやり遂げたいところです。試行錯誤が面白い。
しかし寄る年波、背丈よりはるかに高い作業は難儀な事です。しかも資材は有りあわせ。
ビニールハウスはこんな事してたような・・・と真似てみます。

 どうにか屋根が出来上がり。

 裾除けネットをぐるりと回します。
あら、あまりにも高い屋根にしたものだからビニールとネットの間からカラスもすいすい入れそうです。
仕方ないね。糸でも張りましょう。
 夕方には約束通りの雨。やり遂げた心地よい疲れに梅酒が美味しい。
  < 学ぶこと いくつになれど 山とあり > 


 
 
 
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楽しみは永遠に

2016-06-26 21:14:55 | Weblog
 いつも通りかかると寄り道する<備中国分寺>。今年のひまわりはどうかしら…と車を停めます。
おや~!ちょっと残念。ひまわりはまだ背丈も低く蕾も見えません。
何だか季節が違っているような…昨年の6月30日の<より道>はこんなだったのに。写真1枚撮り先を急ぎます。
 今日はいつもの仲間が久しぶりに顔合わせとなります。
中華料理とたっぷりお喋りで至福の時となるむかし乙女です。これがまた明日への活力となるわけです。
 「じゃぁ、今度は秋ね」と再会を約束してお別れした帰りの吉備路は水田に映る五重塔でした。
 
 この辺りは夕陽が沈むのを待つカメラマンが大勢並びます。自然も花も画になる吉備路。
ちょっと不思議な田が目につき近づいて見るとこんな具合。 
 
 田圃アートでしょう。田植えの途中でしょうか五重塔をかたどっているような・・・。
この辺りは<赤米>も見かけることがあります。
きっとこの田んぼは赤米が五重塔を映し出すのでは・・・と想像しながら帰路に。 
 秋、みんなと顔を合わせる頃にはどんな光景が見えるのでしょう。待たれる秋です。
  < 楽しみを 一つ残して 向かう明日 >
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素朴が良いわ (*^_^*)

2016-06-25 21:09:32 | Weblog
 今年の梅雨、こんなにも雨が多いと畑にも入れないわ。
そんな日の農婆は台所に立ったり、美容院へ行ったりこそこそと動いております。

 友人に頂いたなつかしい≪はったい粉≫。幼い頃はお砂糖を加えお湯で練り上げて食べた素朴なおやつ。
あの頃はバナナだって嬉しい時代。台所の隅にあったシュガースポットの現われた孫も食べないバナナ。
 便利な時代でパソコン開けばはったい粉レシピがこんなにも…と嬉しくなります。
炊飯器でつくるバナナはったい粉ケーキ。そして、もう一品ははったい粉ビスケット。なんとも身体に良さそうなおやつが出来ました。
 
 シュガースポットのバナナは免疫力アップ。はったい粉には食物繊維が多く、ミネラル・カリウム・マグネシウム・鉄・・・なんだか有り難い食品です。
ビタミンBが多く夏バテにも・・・便利なはったい粉、便利なパソコンです。
 
 明日はふる里の親友が久しぶりに集合です。
はったい粉クッキーを小袋にいれて、そうそうトマトもトウモロコシもキュウリやズッキーニも有るかしら・・・田舎の農婆の手土産は気取らずまことに健康的でございます。
  < ありのまま 純で素朴な 友がいる > 
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茗荷への想い

2016-06-24 21:04:13 | Weblog
 愛読季刊誌<うかたま>は今季は≪おいしい郷土食≫
興味深いのはこのページの葉っぱのおやつ≪みょうがもち≫。
そら豆餡を小麦粉の生地で包んで茗荷の葉を巻いて蒸すというもの。いい香りが伝わってきそうなカラーページです。

 田植えを終えた我が郷土にもこの時季ならではの素朴な伝統のおやつ≪けんびき焼き≫があります。
このけんびき焼きにも似た≪みようがもち≫を作ろうと昨夜から準備しておりました。
 そら豆餡はないので友人に頂いた小豆を粒あんに煮て、生地も練り一夜ねかせることになります。
いよいよ≪みょうがもち≫開始の朝です。
簡単そうで意外に思いにならない小麦粉生地です。茗荷の葉もまだ小さく・・・。
「え~い!」半分は手っ取り早くお焼き風にしてしまいました。
 ≪みようがもち≫も≪けんびき焼き≫も試行錯誤ですがなかなか物になりません。
どうも心開いてくれない茗荷だけど心は惹かれるこの季節。
  < 懐かしき 初夏の香りに 想い馳せ >  

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元気の証

2016-06-23 21:39:24 | Weblog
 今年もまた広島から初夏の味覚の枇杷が届きました。夫の在職中の同僚からです。
お互い定年後の第二人生は農業と決めたの団塊世代。
 瀬戸内でみかんと枇杷を育てる彼。桃にぶどうを育てる我が家。
お互い顔を合わすこともなくなった今、手塩にかけた果物を届けることが元気で居ることの証明となります。

 しかし、夫は「おやっ?」箱に記載された生産者名が違うぞ・・・。見抜いています。
御礼の電話で一安心。どうやらカラスにやられてしまって・・・そんな会話を交わしたものの半信半疑の夫です。
 高血圧に不整脈、お互い様とやはり健康が気がかりな世代は久しぶりの長電話でした。
さぁ、来月は健康の証のわが家の桃娘を贈りませんと・・・。
  < 定年後 安否知らせる 宅幸便 >


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老いと向き合う

2016-06-21 22:00:55 | Weblog
 犬年齢を人間に換算すると我が家のエアデールテリア12歳はほぼ私と同年齢の初老犬?
しかし、大型犬はもう少し年齢も上回り70代とみられるようです。
 少しだけ若い農婆が老犬をカットに連れて行くという老々介護の始まりです。
大型クレートを組み立て積み込むも一苦労。老犬は自分で乗り込むことも出来ず「ヨイショ!」と押し上げ介助が必要です。

 老いてもお出かけは好きらしく乗り込むと「閉めておくれ!」そんな顔です。
小さな車は信号待ちの停車中もワンコの息づかいの震動が伝わり、共に懸命に生きていることを感じます。
やはりペットも家族。高齢になると長寿社会とはいえペットを飼うことも考えなければならないようです。
老いても磨きをかければまだまだ魅力的であります。カット後の爽やかさ。
取りあえずわが家のペット事情、老々介助でありますがこの役割は農婆がお引き受けしておりますワン。
  <  共に生き 共に歩んで 初老なり >
 
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元気の源

2016-06-20 22:11:36 | Weblog
 ご近所では「今日こそは・・・」と思っていたトウモロコシが一夜にして無くなっていたそうです。
ムジナかカラスのようだと嘆いていらっしゃいました。
 
 我が家のトウモロコシも先日からどんどん食卓に登場しております。
婆はしっかりネットを張り、空から攻撃のカラスには糸を張ってますので安心。
でも、今日はこんなムジナが侵入。トウモロコシ好きのおねえちゃんが帰ってくるまでにボクが収穫です。
 
 「ほーら、なかなか立派でしょ。」なぜかボクは食べるより収穫を楽しむ人。
女の子は食べるのが大好き。こんなに孫たちが喜ぶのならと無条件で元気が出る婆の畑仕事です。
 それにしても「この草、どうにかならんかね。」ムジナが言います。
  < 農婆の 元気生み出す 孫チカラ > 
 
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コスモスさぁ~ん! (^_^)v

2016-06-19 20:54:25 | Weblog
 昨日の暑さから打って変わり今朝の晴れの国はザーザー降りの空模様。
きっと沖縄の空はどこまでも青く…どうしてもそんな光景が目に浮かんできます。
 先日の<コスモスさんのページ>には月桃の花が紹介されてました。<あの日のこんなエピソード>思い出します。
晴れの国の片田舎。無事に冬越ししたツヤツヤの月桃の葉が開いているのを先日確認していました。
農作業も一区切りしたので、さっそくこの月桃でムーチーを作ってみることに・・・。
雨の朝、長靴を履き気がかりだった月桃の葉を摘みに行ってきました。
  
 たった7枚なんとか手にした月桃の葉なので、足らない分は柏葉でまにあわせです。餅粉ときび糖をこね検索しながら沖縄模索です。
かつて岡山はイ草の産直でした。イ草があれば…なんて思いながらビニール紐で間に合わせしました。
  
蒸し器からふわ~んと独特の香りがたちあがり孫たちは待ってました~とばかりに熱々を頬ばっていました。
  
  
 これで家族の健康・長寿を願いました。
 
 晴れの国の産地直売所にはこぼれ種のコスモスさんとヒマワリが風に揺れ、皆様をお待ちしてます。
「晴れの国、早生桃が美味しいですよ~!」と呼びかけているとか・・・。
  < 遠い空 想い描いて 農休日 >
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黄昏

2016-06-18 22:12:33 | Weblog
 果樹産地では規模も大きいとは言えない農家だけど・・・やはり繁忙期はドタバタの爺婆です。
この時季は葡萄・桃の作業、その上に少しばかりの田植えもしませんと・・・目の回るような日々でした。
今日の夕刻は袋掛け作業も完了し、桃畑の上空を見上げると思わず深呼吸もしたくなるような清々しさです。
 
 ここ数日は桃畑で袋掛け作業に追われており、寄る年波、睡眠が明日への活力とばかりに早寝を決め込みご無沙汰ブログでした。
 爺婆の二人作業も日を増すごとに疲労感もあり明るく笑えることもなく、会話は時に思い出したように「あの頃は・・・」「子育ての頃は・・・」昔の思い出ばかりを語り合うことになります。共に苦労を認め合う黄昏時の爺婆でした。
 今日は、弟の助けも有り両親の遺した畑と兄弟仲の良さにあらためて感謝の思いで一日が暮れました。
  < たそがれに より深さ知る シアワセ感 >
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あちゃ~っ! (+_+)

2016-06-13 21:33:33 | Weblog
 梅雨入りしたとはいえ東の方では雨量も少なく今後の渇水を心配されているとか・・・。
西日本は梅雨に入ってからも程よく雨も降り、また晴れ間も見える6月です。そろそろ田植えシーズンとなるこの地です。
 昨夜も相当な雨量だったようですし、今日はいっせいに水が流れ田はいっきに様変わりします。
朝の目覚めと同時に婆の悲鳴「あちゃ~っ!」。自宅の側の二枚の田んぼはたっぷり水が入っています。
 一枚の田は今年は稲の植え付けはしないはずなのに・・・愕然とした婆です。
それも初めて栽培するゴマの苗をここで育てていました。全て水没です。
せめてもの助けになればと長ぐつお婆の救出劇の始まり。
だけど、貝割れの双葉にも及ばない小さな苗は順調な生育は望めそうも有りません。

 切り替え、切り替え・・・気持ちを切り替え、方針を替えて開店を待ちホームセンターへ猛ダッシュ。
一から出直します。先日マルチを敷き準備していた畑に直播しました。
 
 使い古しのマルチの植穴は5センチほどしかありません。これじゃうまく頭が出せないかも・・・。
思案のあげく「そうそう、大好き!野菜時間で学んでました」さっそく実践です。
 小さな穴をめがけてカセットガスバーナーの炎を当て頭の出しやすい大きな穴にしました。
各穴にゴマ粒ポロポロ蒔き、後は成長を待つばかり。
  < 一粒も たかが、されどと 迷う道 >
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二度働きの人生

2016-06-11 21:48:57 | Weblog
 多くの方のブログからたくさんの情報をいただいています。
毎朝更新される野菜作りのブログ<大好き!野菜の時間>が大好きです。そして私の野菜作りのテキストにもなっています。
もしかしたら自分にも出来るのではないかと思えてくるのが不思議です。
 
 どこかで見た光景。そう先日の<ジャガイモ畑>です。
ジャガイモはマルチ栽培だったので、掘り上げた後も草は少なく、かといってそのままで放置するには・・・。
<大好き!野菜時間>ブログに魅せられ≪金胡麻≫栽培へ初挑戦です。
 
 ジャガイモに使ったマルチをそっくりそのまま裏返して敷きもう一度働いてもらいます。
ちょっと『せこい』農婆ですが、爺婆農業だって二度働きに違いないのです。役に立てるうちは働きますよ。
  < 人生の 生き方学ぶ 定年後 >
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申年の梅 

2016-06-09 21:24:41 | Weblog
 訪問する皆さんのブログから南高梅のシーズン到来を知る。
果樹農家のわが家、桃・ぶどう以外の果樹は園主にお断りもなく農婆の判断で植えてしまいます。果樹園は良いも、悪いも植えたもの勝ち!
 その中に南高梅も1本。しかし、用途に合った熟れ具合も有ろうかと採り頃をうかがっていました。
全てもぎ取り重量測定。これだけあれば充分です。
 
 良く熟れたもの、青いものとを分けさっそく梅シロップ・砂糖漬け・梅干し用にと今夜は梅仕事でした。
申年の梅は縁起がいいのだとか・・・難も去る、申年の梅を漬けました。
  < 梅仕事 縁起かつぎの 夜なべなり >
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雨音をききながら~

2016-06-07 22:16:10 | Weblog
 ソテツに絡みついたシノブが涼やかに雨に濡れ、手入れの行き届かない庭も風情があるものです。

 昨日は、土中をあさるイノシシのように畑で収穫に勤しんだ。
その筋肉痛に今朝の雨は「今日は休みにしたら」と言ってくれているようです。

 そうもしてられません。朝、まずは包丁研ぎから・・・。そして徐に作業を開始しました。
雨音を聞きながら40年にもなりそうな昔のあの日を思い出しました。
舅・姑そして若嫁の私、三人が大きなタライを囲み車座となり手作業をしました。たった一度っきりの思い出です。
 あの日と同じ作業を今日は一人で黙々とやりました。ラッキョウの<しょうやく>です。
 <しょうやく>とは調理前の下ごしらえとでも言いましょうか・・・手間と根気の作業です。
 しっかりこの家に根付いた嫁は、ジャガイモだけではなく、ラッキョウまで育てる嫁になりましたとさ。
  < 雨の音に 過ぎしあの日を 思い出し  >
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不思議に力が・・・

2016-06-06 21:54:27 | Weblog
 葡萄の間引きも一段落。ラジオを聴きながらの作業中はイベントの情報、新作映画の情報などが忙しい農婆を誘う。
この作業が終わったら…秘かに思いながら、夫が現役時代は映画にも山にも行ったものです。
サラリーマン亭主、元気で留守がいい・・・遠いそんな日を思い出しました。

 葡萄の粒間引きを終えた今日は、梅雨の晴れ間を逃さないようにとジャガイモ堀の農婆でした。
 キタアカリ・1キロ、メークイン・2キロの種イモから得た収量は我ながら満更でもないね。
やっとひと息というところなのに何の迷いもなくジャガイモ堀をする自分が可愛くも有り。
 60を超えた中古農婆はまだまだ元気に人生の第二ステージを舞っています。
  < 土に生き 喜びを知る 人生の > 
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